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今日の白木山登山は、
初の地元の狩留家からの入山です。
登山口まで歩いて5分。
途中、上西橋から白木山(中央奥)を仰ぐ。
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奥の石垣の塀の所で左に採り、沢筋に入ります。
その沢は、右奥の青い吊り橋の袂に
小さな滝となって三篠川に注ぎ込みます。
(追記)
2018年7月の豪雨の際、
吊り橋は流され、小さな滝も今はありません。
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何の案内もありませんが、
ここを登山口とします。
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上記から数分で分岐です。
舗装路(落ち葉で舗装は見えません)はここで
左にカーブしますが、直進の山道へ入ります。
※右下の直進道は違います。
左上の直進道へ入り、道なりに進んで下さい。
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猪返しの石積。
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おほたつ橋跡。
正面の案内板は壊れていて、
「…つ橋跡」の字しか確認できない。
ここで沢を右に渡ります。
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沢はこんないい所ばかりです。
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沢筋の山道は昔の生活道なのでしょうか?
終始山道脇にこんな石積みがあります。
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石積みを横から...
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ちょっとした滝が見えます。
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ここにも...
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上記、右の滝をアップ。
これが「九度瀬の滝」かな?
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登山道は結構石がゴロゴロしてます。
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こんな案内板があります。
この岩穴のことでしょうか?
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何かの釜の跡?湯釜?
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岩の上を這う様に小滝。
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いい道ですが、沢に分断されています。
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廻り込んで、沢を左に渡ります。
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左に渡るとすぐこの滝があり...
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その上ですぐ右へ渡り返します。
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「精進元」とありますが、地名でしょうか?
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とあり、矢印の方を見ますが、
これと言ったものは何もありません。
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一瞬、樹林帯を抜け、落葉樹が目立ちます。
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ここでも道が沢に分断され、
廻り込んで、左に渡ります。
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右へ渡り返します。
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上記、渡る前に左を見ると、
こんないい所も...
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ここでも道が沢に分断され、
やはり廻り込んで、左に渡ります。
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渡ると植林帯に入り、伐採跡が目立ちます。
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の案内板で左を見上げるが、???って感じです。
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葉を落とし終えたウリハダカエデが
立ちはだかります。
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沢は右を流れていますが、
左から別の沢が合流して来て、
道を分断してます。
ここで初めて「白木山→」の案内板(左端)
に出会います。まだ新しいものの様です。
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大きな杉が...
携帯と比較してみて下さい。
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「岩屋」?
これも地名でしょうか?
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ここで石積み道も終わりです。
右の沢はいつの間にか伏流に...
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ここで谷が分岐しますが、
「白木山→」の案内板とロープに導かれ、
右の浅い谷に入ります。
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上記からすぐに谷の体も無くし、
踏み跡すら無い斜面を右方向に登る。
ロープが途切れると正面に大木が現れる。
幹の太い所で、直径1.5mくらいあるでしょうか。
ここから慎重に赤テープを探し、大木の左を行く。
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途中、幾度かロープが途切れるので、
その度に慎重に赤テープを探しながら登ると、
右の支尾根に取り付く。
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すると案内板が...
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主尾根を目指しますが、
しばらくは急登が続きます。
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主尾根に突き当たりました。
ここにも「白木山→」の案内板。
ここを右折すると、
すぐ尾根を右に外れて下りだしますが、
少し先でまた尾根に乗ります。
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山道の左は植林(ヒノキ)、右は自然林です。
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ブナ。
根元はこんなになってます。
幹の直径は80cmくらいあるでしょうか。
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何ヶ所か山道が二筋に分かれては合流しますが、
最後の登りでは長い並行道です。
日当たりの良い右側を通ります。
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振り返ると、中尾山、鬼ヶ城山が頭を出します。
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ウリハダカエデの冬芽。
↓幹は瓜の様な模様です。
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山頂到着!
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南の展望。
中央に長者山~藤ヶ丸山~呉娑々宇山の稜線、
長者山の真後ろに鉾取山、
鉾取山の右奥が灰ヶ峰、左奥が野呂山。
眼下に狩留家の町と椎村山、中山などが見える。
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南東の展望。
手前に安駄山~高鉢槍~高鉢山の稜線、
高鉢山の奥に曽場ヶ城山~水丸山の稜線、
安駄山の奥に虚空蔵山。
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西の展望。
左の方に武田山、阿武山、荒谷山、
眼下に螺山、高松山、福王寺山などが見える。
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上記、奥の稜線をアップ。
左が十方山、右が恐羅漢山。
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右に移動して、奥の雪山が深入山。
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北西の展望。
中央が堂床山、右に可部冠山、備前坊山。
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東北東の展望。
中央がカンノ木山、鷹ノ巣山、
その左に大土山、その手前に神ノ倉山、
中央右の方に落葉樹の枝とかぶって板鍋山。
その他、写真には写りませんでしたが、
微かに大山や三瓶山も遠望できました。
今から白木山駅に向けて下山です。
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ブナ。
家から徒歩でブナに出会えるなんて、
白木山はいい山です。
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七合目半にある水場です。
バックはブナに似ていますがホオノキの様です。
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ブナ。
左奥はカシ。
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ブナとカシの枝ぶり。
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下山口から南へ5分、
JRの線路を渡った所から白木山を振り返る。
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(まとめ・総評)
今回で10回目の登頂ですが、初めて狩留家の登山口から入りました。
「広島市の山を歩く 下巻」を参考に登りましたが、肝心の稜線取り付きの方法が本と違ったみたいです。
(左から沢が合流して来て登山道を分断する所から、左の尾根に取り付くのが本の通りかも...)
沢沿いの道が気持ちよかったのと、自然林を堪能しながらと、足元が幾分悪かったのが重なったりで、
予定より30分は時間オーバーしてしまいましたが、沢沿いの道は“山登り”を充分堪能出来て◎です。
天気も良く、山頂からの展望も良好で、白木山から大山や三瓶山が見えるとは初めて知りました。
私は13時半くらいの登頂でしたが、早い時間にはもっとはっきり見えたみたいです。
やはり冬の早朝の空気の済んだ時でないと見れないのでしょうか。
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