tree  長者山~立石山~藤ヶ丸山~呉娑々宇山縦走
場所広島市安佐北区狩留家町~安芸郡府中町 トトロ
トトロのお見送り
広島湾
広島湾を望む
登山日/天気2009年3月26日(木) 晴れ曇り晴れ
メンバー単独
マップルート図 狩留家町~長者山~立石山~藤ヶ丸山~呉娑々宇山~水分峡
 自宅→湯坂口交差点 :10分 ※以下、歩行時間
 湯坂口→林道入口  :42分
 林道入口→主尾根取付:50分
 主尾根取付→立石山 :56分 (千畳岩で休憩) (立石山ほぼ休憩無し)
 立石山→藤ヶ丸山  :55分 (藤ヶ丸山で休憩)
 藤ヶ丸山→呉娑々宇山:36分 (展望地で休憩) (呉娑々宇山で休憩)
 呉娑々宇山→水分峡奥:55分 (バクチ岩で休憩)
 水分峡奥→管理塔  :12分
   歩行計     :5時間16分
   全工程     :6時間10分


湯坂口
家を出て白木街道を南下10分、
この先の湯坂口交差点を左折して、
湯坂川沿いの道に入る。
湯坂川
湯坂川沿いの道です。
長者山は奥の稜線の右の外です。
長者山~藤ヶ丸山~呉娑々宇山
左手に集会所、右手に神社を過ぎて、
この分岐を左に行きます。
長者山~藤ヶ丸山~呉娑々宇山
あの山陽自動車道の高架の下を潜ります。
その手前で左折すれば、湯坂峠への道です。
トトロ
途中、トトロが見送ってくれます。
林道
舗装路を詰めます。
右奥の車止めを越えてバラス林道に入ります。
林道
林道沿いには沢が流れています。
森の信号機
「森の信号機」。
ゴミの不法投棄を注意しています。
確かにこの辺りにはゴミが目立ちます。
林道
今日は寒いと思っていたら...
林道
林道詰めの手前に...
石垣で囲まれた沢から
石垣の段々を水が流れ落ちています。
昔はここに水を貯めて、
水源としていたのでしょうか?
林道
林道を詰めます。
右手の赤テープから山道に入ります。
長者山
山道に入って直後、右手に...
地面から生え、高さ10m以上ありそうですが、
終始こんな感じの幹です。枝はありません。
何でしょうか?
長者山
赤テープを頼りに、
踏み外さない様、慎重に進む。

谷筋を詰めると、右に支尾根が...
あせらず、赤テープ沿いに支尾根に取り付きます。
長者山
支尾根に取り付いて振り返る。
下りで支尾根から谷筋へ導く
長い赤テープがあります。
長者山
支尾根に取り付いて、
1分で主尾根に突き当たります。

↓そこにあるプレート。
プレート

左に行けば10分で長者山山頂ですが、
比高70mちょっと、先は長いのでパスして右へ。
縦走に入ります。
千畳岩
尾根道でアップダウンしながら南下する。
これを登りきれば555m峰。
千畳岩
555m峰。
「千畳岩」とありますが、
どう見ても十畳くらいです。
千畳岩
そこからの展望。
正面、鬼ヶ城山から白木山への稜線。
左下に木ノ宗山
千畳岩
左奥に白木山。
中央から右奥に、
高鉢山高鉢槍~749.5m峰の稜線。
555m峰
振り向いて、
みどり坂、鉾取山などが見えます。
千畳岩
その左側。
左端が長者山で、右奥が水ヶ丸山、曽場ヶ城山
の稜線でしょうか?
アセビ
アセビ。
タムシバ
タムシバ。
シキミ
樒(シキミ)。
鉄塔
千畳岩からすぐ先の鉄塔でも展望があります。
バックは藤ヶ丸山。
鉄塔
奥に鉾取山山系、
更に奥に絵下山などが見えます。
鉄塔
藤ヶ丸山とその山腹右手に森林公園が見えます。
鉄塔
中ほどに二ヶ城山から木ノ宗山の稜線。
奥に武田山など広島南アルプスの稜線。
ミノコージ峠
ミノコージ峠。

↓そこにある案内板。
案内板

↓これはどう言う意味? 迷うのでやめて欲しい。
???
どんぐりは
どんぐりは秋のものと思っていましたが、
この時期にこんな色艶のものが...
長者山~藤ヶ丸山~呉娑々宇山
分岐。
「左へ 立石山・藤ヶ丸」とある。
長者山~藤ヶ丸山~呉娑々宇山
上記分岐で左へ採った直後、立石山山頂。
立石山
山頂プレートと案内標識。
「藤ヶ丸山頂へ 2200M」
「緑の相談所へ 900M」
緑の相談所は緑化センター内にあります。
長者山~藤ヶ丸山~呉娑々宇山
また分岐。
「藤ヶ丸山頂へ 1000M」
「緑の相談所へ 2300M」
「レストハウスへ 900M」
長者山~藤ヶ丸山~呉娑々宇山
上記現在地です。
左上が藤ヶ丸山、右下が立石山。
水越峠
一旦車道に出ます。
福田から瀬野(水越峠)に抜ける峠です。
水越峠
右が福田へ、後ろが瀬野へ。
この右上が立石展望台です。

この金網の左の隙間から進みます。
そして、正面奥辺りから再入山です。
立石展望台
とりあえず立石展望台に上がって森林公園方面。
右端が白木山、左端が阿武山、
中央鞍部の奥が木ノ宗山
立石展望台
その左の方をアップ。
中央左に森林公園の昆虫館、
右下に緑化センターの第5駐車場。
立石展望台
振り返って左から、
鉾取山、原山、洞所山、城山、
右奥には絵下山が見えます。
手前は蓮華寺山でしょうか。
長者山~藤ヶ丸山~呉娑々宇山
展望台を下りるとすぐ先に「藤ヶ丸山頂」
の標識があり、再入山する。
長者山~藤ヶ丸山~呉娑々宇山
そしていきなりの超急登。
階段になっていないと登れないくらいです。
長者山~藤ヶ丸山~呉娑々宇山
階段を登りきった辺りで左手の展望。
左端が先ほど下りて来た尾根、
その手前に立石展望台です。
長者山~藤ヶ丸山~呉娑々宇山
分岐です。
↓斜面に標識。

左へ「藤ヶ丸山頂へ 400M」
右へ「藤ヶ丸山頂へ 700M」
左へ行きます。
長者山~藤ヶ丸山~呉娑々宇山
分岐の現在地です。
長者山~藤ヶ丸山~呉娑々宇山
緑化センター西端からの道に合流、振り返る。
右の道から出てきて、後ろがすぐ藤ヶ丸です。
藤ヶ丸山
藤ヶ丸山山頂。
左一段上に三角点、直進で呉娑々宇山方面です。

立石山からここまでが緑化センター圏内です。
藤ヶ丸山
藤ヶ丸山山頂で記念の1枚!

今から呉娑々宇山を目指します。
長者山~藤ヶ丸山~呉娑々宇山
森林公園管理センターへの分岐。
この辺りから森林公園圏内です。
長者山~藤ヶ丸山~呉娑々宇山
藤ヶ丸山山頂では展望はありませんでしたが、
その先のピークの巻き道で展望が開けます。
呉娑々宇山の電波塔が見えます。
長者山~藤ヶ丸山~呉娑々宇山
手前が蓮華寺山日浦山、奥が鉾取山山系。
長者山~藤ヶ丸山~呉娑々宇山
左が藤ヶ丸山、右奥が鉾取山
長者山~藤ヶ丸山~呉娑々宇山
中央に松笠山、その左が牛田山、右が二ヶ城山、
その後ろに広島南アルプスの山々。
長者山~藤ヶ丸山~呉娑々宇山
管理センター分岐。
前方から来て、右(呉娑々宇山)へ行きます。
長者山~藤ヶ丸山~呉娑々宇山
ここも管理センター分岐。
直進します。
アケボノアセビ
アケボノアセビ。
呉娑々宇山
呉娑々宇山手前のピークに展望台が...
展望の無い山頂の為でしょうか?
こんな所があったなんて...
呉娑々宇山
西の展望図。

↓古い手書きのものも...

呉娑々宇山
中ほどに二ヶ城山から木ノ宗山の稜線。
その向こう左が阿武山、右が鬼ヶ城山、白木山。
中央奥は堂床山。
呉娑々宇山
武田山荒谷山二ヶ城山阿武山
などが見える。
呉娑々宇山
東の展望図。
呉娑々宇山
日浦山絵下山などが見える。
呉娑々宇山
前記展望地から呉娑々宇山山頂までは、
ずっと右手の展望が開けています。
呉娑々宇山
呉娑々宇山山頂。
呉娑々宇山
藤ヶ丸山からここまでが森林公園の圏内です。
呉娑々宇山
山頂からの展望はここ(阿武山白木山)と、
呉娑々宇山
ここ(日浦山絵下山方面)くらいです。
後は木間越しに鉾取山山系が見えるくらいです。
呉娑々宇山
あんな所に美美さんのプレートが...
178cmの私が手を伸ばしても遥か届きません。
美美さん、登ったのか?...
美美さんの謎は深まるばかり。
呉娑々宇山
山頂で1枚!
藤ヶ丸では初夏の格好でしたが、
ここでは冬の格好になっています。
寒い...

ここから水分峡目指して下ります。
長者山~藤ヶ丸山~呉娑々宇山
休憩広場分岐。
直進(右)します。
バクチ岩
バクチ岩。
ここで昼食にします。
バクチ岩
バクチ岩から絵下山方面。
バクチ岩
宮島方面。
バクチ岩
武田山方面。
バクチ岩
バクチ岩を横から。
バクチ岩の下は展望を得る為、
木が伐採してあります。
長者山~藤ヶ丸山~呉娑々宇山
岩谷観音(右)分岐。
直進します。
長者山~藤ヶ丸山~呉娑々宇山
水谷峡(左)分岐。
直進します。
長者山~藤ヶ丸山~呉娑々宇山
尾根上には大岩がゴロゴロしています。
長者山~藤ヶ丸山~呉娑々宇山
こんな大岩も...
長者山~藤ヶ丸山~呉娑々宇山
水分峡(右)分岐。
右折します。

これから尾根上を水分峡まで下りますが、
途中、車道を4回横切ります。
長者山~藤ヶ丸山~呉娑々宇山
右手の一番向こうの尾根に
岩谷観音岩峰、高尾山が見えます。
長者山~藤ヶ丸山~呉娑々宇山
車道を4回横切った直後、展望台があります。
展望台
展望台から宮島方面。
水分峡
車道です。
水分峡に下りて来ました。
ヤマザクラ
植樹でしょうが、ヤマザクラです。
ヤマザクラ
アップ。
(まとめ・総評)
「広島市の山を歩く」は今まで敬遠して買っていなかったのですが、3日前に何故か衝動的に下巻を買い、
これまた衝動的に、長者山、藤ヶ丸山、呉娑々宇山の地図と概要を組み合わせて、
狩留家から水分峡までの長距離縦走を計画しました。

途中、展望地も多く(似たり寄ったりの展望ですが)、アップダウンもあり、変化に富んだ縦走でした。
呉娑々宇山は水分峡基点と水谷峡基点では登りましたが、山頂の先に展望地があるとは新しい発見でした。





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 参考資料: 田部戒自「広島市の山を歩く 下巻」(53.長者山、52.藤ヶ丸山、51-A.呉娑々宇山)