登山口にある案内板。
白木山山頂まで4時間とある。

陽気のせいか、
早くもアセビが花を咲かせています。

しばらくは左手に沢を見ながら登ります。

沢が二手に分かれ、間が中洲の様になっています。
中洲を通って沢の左側に渡ります。

その少し先で、沢をまたぎ返します。

分岐です。
「鬼ヶ城山↑」の案内板が割れて落ちて、
正面の木に乗せてありました。
「↑」の方向が右の道を指していたので、
右へ行きましたが．．．

今思えば、ほとんど踏まれていない右の道より、
きれいな左の道を選ぶのが普通かなと．．．

左に梅ノ木があります。

花が咲いています。

分岐から右に採って道を進むうち、
だんだん道の体を無くして来ます。

と、鬼の釜の様です。
「窯」でなく「釜」なので、湯釜かな？

広い谷筋で、もう道はありません。

と、急に左手に山道が現れ、左折して西進します。

西進途中展望が開け、木ノ宗山が見えます。

この先で、また道が無くなり、
ただの谷筋を北上中、左手前方に尾根が見える。

尾根によじ登ると、
真ん中が溝になった変な形の小さな尾根でした。
道はありません。とりあえず北上。

唐突に、キノコ！

尾根がいつの間にか谷筋になり、闇雲に北上。
しばらくして前方にまた尾根が．．．

尾根に出てみると、鞍部になっており左右に上り坂、
展望が利かず、どちらか迷った挙句、左へ．．．

しばらく急登すると、
展望が開け白木山山頂(中央)が．．．

その右下の展望。

更に急登を続けます。

やっと林道に出て、一安心。
でも、ここはどこだ？？？

左手の山塊が鬼ヶ城山と当たりを付けて、
巻いて西へ出る為、とりあえず南下。

途中、木間から小河原方面。
木ノ宗山が見える。

林道を巻いて南端。
左が正規ルートから上がって来る道。

※2009.4.25追記
これは正規ルートの１つ西の尾根ルートで、
最初に林道に出た辺りに正規ルートから
上がって来る道があったみたいです。

「←上深川、中深川」と書いてある。

ケルン。
とりあえず１つ積みます。

「鬼ヶ城山→」とある。
ちょっと寄り道をして登って行くと、
突き当たり、左手にピークが見えるので、
そちらに行ってみる。

ピークまで登って来たが、
藪だらけでとても三角点がある様には見えない。
が、かろうじて南の展望が．．．
右奥が宮島、
中央すぐそこが鬼ヶ城山山頂でしょうか？
ここより13ｍ低いはずです。

更に林道を進むと、左下に分岐。
中深川、桐原方面への下山路です。

その数分先で南側の展望が開けます。
中央が二ヶ城山、左が高尾山(岩谷観音)、
右が宗箇山、鈴が峰辺りで、
その左奥に宮島が見えます。

宮島のアップです。

桐原方面に下る谷筋です。

そして、西方面の展望。
吉和冠山、十方山、恐羅漢山が見えます。

林道、山道の分岐。
林道は桐原方面へ、
先ほどの谷の隣の谷から下っていきます。
右の山道で白木山を目指します。

その道。

山道に入ると、急にうっそうとし、
展望がなくなります。

気が付くと電柱が立ち、
電線が山頂へ向っています。

最後の幾分長い急登を登って行くと、
山頂の鉄塔が見えてきました。

山頂到着。
日の入りまで50分あります。
今日は晴れていたので、
夕日を見ようと登って来たのですが、
完全に雲ってしまいました。

今日の高鉢山、高鉢槍、安駄山。

右奥が呉娑々宇山、高尾山。

足元の我が町をアップ。

西の展望。

空は雲っていますが、こんな感じです。

西側のアップ。
中央より、左が十方山、右が恐羅漢山。

その右手のアップ。
中央奥は深入山でしょうか？

もう一度西の展望。
日没30分前。

とりあえず記念の1枚を撮っておく。

日没10分前の西の展望。
夕日も、夕焼けも見えません。
残念！(T_T)

北西の展望。
微かに夕焼けています。

タイムリミット、下山します。

七合目半の水場。
まだ目が利きます。

五合目から小河原方面。
この先からLEDライトを使用します。

やっと下山です。
完全に夜です。

鬼ヶ城山(左端のピーク)から
白木山(右端のピーク)への縦走路。
※別日撮影(2009.3.8高鉢槍より)

（まとめ・総評）
初めての鬼ヶ城山からの縦走でしたが、白木山自体は9度目の登頂です。
道を間違えて迷走してしまいましたが、城跡探訪で鍛えられた精神力と感覚で、何とか切り抜けられました。
(さすがにこの高度(比高)での迷走は不安でしたが．．．)
そのうち再チャレンジして、正規ルートと鬼ヶ城の山頂をクリアするつもりです。