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前回(長者山~呉娑々宇山 縦走)同様に、
今回は車の中からトトロに見送ってもらいます。
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湯坂を詰めて、車道が180度ターンする所、
ここに車を停めて、登山口とします。
大型ダンプのよく通る道で、
その回転(切り替えし)場となっているので
気を付けて駐車を...
車止め(登山口)
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←狩留家 ┃
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━━━━┛ ┗┓
←小河原 ┃車止め(下山口)
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車止めを超えて廃車道に入ると、
不法投棄の粗大ゴミが一杯です。
(ゴミはあえて写しません。)
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更に車止めがあります。
この向こう右に巡視路入口があります。
ここはパスして先に進みます。
(この奥にもう1つ車止めがあります。)
この巡視路に行きかけて、資料を見直し、
間違いに気付く。5分ロス。
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ガードレールがあるので車道だと分かるのですが、
足元は落ち葉が体積して、車道の体はありません。
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谷が車道から右に1段下がった所にあります。
谷の奥(北)側から段差無く入山出来ます。
↓右手の木にこの印があります。
廃車道は、山腹を並行にまだ先に続いてます。
この高度のまま行けば「志和トンネル」ですが、
トンネル工事用に作られた車道でしょうか???
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入山後は沢を右に左に、通れる所を通ります。
苔むした岩がゴロゴロの谷です。
150m先で谷が二分し、右谷に一歩入った所で、
巡視路の標柱が真ん中の尾根を指す。
先ほどの巡視路は尾根越えでここに合流かな?
尾根に取り付き、中電の黄色い札に沿って登る。
左下を見ると沢筋が更に二分してます。
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しばらく尾根の急登をした後、
山道は尾根を左に巻きだし、ゆったり歩いてると、
左から沢が合流して、また急登となります。
しばらく沢の左岸を歩きます。
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急登にうつむきかげんに歩いていると、
大きな落ち葉がいっぱい...
と思ったら、ホオノキがあちこちに...
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沢を詰めると広い谷になり、
例の中電の黄色い札に導かれ、
沢を左に渡り、そのまま尾根取り付き開始です。
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この尾根取り付きは超急登です。
つづら折りですが、それでも足元が危うい!
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尾根に取り付くと、視界が開け鉄塔が見えます。
鉄塔までもう少し急登が続きます。
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鉄塔下から振り返る。
中央が木ノ宗山、その左に二ヶ城山。
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右を向いて、高鉢山。
山頂(南峰)に霧がかかる。
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振り返って、中央奥が今から向かう長者山。
遥か遠くです。
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鉄塔から数分で稜線に取り付きます。
右折して縦走開始です。
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最初のピークまでは短い急登です。
ピーク右手下に削平地?があります。
何でしょうか?
この先の長者屋敷跡と何か関係有るのかな?
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ヤブツバキが一輪...
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605m峰。
左、榎ノ木峠(下山路)、右、長者山(縦走路)
の分岐になっています。
↓長者屋敷跡とあります。何???
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最初のピークからは難所もなく、
気持ちのいい尾根道が続きます。
霧が出ている様です。
木間越しの視界は、左右とも真っ白です。
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612.7m峰。
本コース最高峰で、三等三角点があります。
展望はありません。
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やはり、気持ちのいい尾根道が続きます。
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アカガシ。
樹皮に特徴がありますが、
尾根道では結構多く、
わりと大きいものが目に付きます。
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それを見上げる。
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見事なアカガシ。
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560m峰から下りかけると、一瞬視界が開け、
長者山が見えます。結構な登り返しに見えます。
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気持ちのいい尾根道が更に続きます。
先ほどからの霧も晴れかけている様です。
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鞍部からの登り返しで覚悟してたら、
難なく頂上です。
後で地形図を見直すと、なだらかな登りでした。
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志和方面の展望。
中央奥右に虚空蔵山、左奥に微かに生城山。
右端の水平の稜線が八世以山でしょうか。
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水ヶ丸山方面の展望。
水ヶ丸山山頂は霧の中。
右端奥に霞む稜線は野呂山でしょうか。
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鉾取山方面の展望。
鉾取山山頂は霧の中。
眼下はみどり坂。
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みどり坂をアップ! スカイレールが見えます。
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北西の展望。
こちらは木間越しに木ノ宗山と鬼ヶ城山(霧の中)
が見える程度です。
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北の展望。
右に高鉢山の裾野が見えます。
霧がなければ中央に白木山が見えるはずです。
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記念の1枚!
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上記山名プレートが掛かっている木、
コナラの冬芽と葉根。
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その隣の、
コバノミツバツツジの冬芽と葉根。
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右奥に、
ヒサカキの蕾。
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下山にかかります。
いきなりの急降で、ロープが張ってあります。
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リョウブ。かな?
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急降を終えて、小コブを越えると、狩留家分岐。
右折し、支尾根に入る。
↓右の木にこのプレートが...
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支尾根に入るとすぐこの赤テープがあり、
谷筋(右)に下りる。
谷筋に降り、ちょっと先で、
谷底ちょっと左の斜面の山道を行く。
(斜面なので道は少々悪いが、問題無し。)
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すると、少し先で山道が左に巻いて行くが、
沢筋に沿って右下に行く。(写真)
後は踏み跡も怪しい広い谷を行くが、
沢沿いか谷の中央辺りを行くと間違いない。
時々、踏み外して藪に突入しそうになるが、
迷う様な事はありません。
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一旦沢を右に渡り、左に渡り返す。
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するとすぐ先で林道に出ます。
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林道に出てすぐ先の鉄板の橋で沢を右に渡る所で、
左後ろから別の沢が合流して来る。
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サルトリイバラの実。かな?
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林道の沢沿いはいい所が多い。
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あれに見えるは高鉢山かな。
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ここもいい所。
ただ、写真には写らない様にしているが、
ゴミが多いのはいただけない。(T_T)
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下山。
最近、植物観察に時間をかけてしまい、
予定より、30分、1時間は
かるくオーバーしてしまします。
(その割にはあまり詳しくなってないが...)
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長者山全景。(白木山より)
手前の稜線の中央右が長者山、
中央左の最高峰が612.7m峰。
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(まとめ・総評)
今日は天気が悪いので何も考えていなかったのですが、10時半頃に日が差す。
「んっ」って思い、急に金明山に行こうと思い立つ、支度が済んで家を出ようとした時、
金明山城跡探訪用の資料を作ってない事に気が付いた。(この山は登山と城跡探訪を兼ねるつもり...)
時間もあまり無いので、急きょ近所の長者山に切り替えました。
2008年7月21日にも資料不足で金明山を諦めて、槍ガ峰に登っています。余程縁が無いのか...
車で登山口まで移動中、「トトロ」の所でカメラを忘れた事に気付いて引き返す。15分のロス。
11時20分登山開始、突然思い立ってやって来たので、時間的な計画は何もしてませんでした。
軽い気持ちで登ったのですが、下山が3時過ぎ、これから帰って昼食です。
今回は縦走を取り入れましたが、手軽に今回の下山路を往復でもいいかもしれません。
登山口までのアプローチ、最短コースはコチラを参照!(長者山~呉娑々宇山 縦走)
後で調べたのですが、「長者屋敷跡」って中世の山城跡の様です。
確かに近辺に郭や堀切らしい跡がいくつか見られました。
「長者屋敷跡」の存在は知って登ったのですが、名前からして山城跡とは思わず、
周辺の遺構の写真を撮り損ねてしまいました。残念!(T_T)
※上記「長者屋敷跡」リンクについて、
・ページ内に「東広島市志和町奥屋、広島市東区・安芸区」とあるが、「東区」は「安佐北区」の間違い。
・「ひろしま昔探検ネット」の該当地図からリンクが無い。何故でしょうか?
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