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県道41号線を北に逸れて登って行くと、
正面に案内板がある。
この左が駐車場で、右が登山口方面。
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駐車場から3分で西ルート登山口。
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尾根道ですがこんな道が続きます。
雪による侵食でしょうか?
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ここには何故か石垣跡も...
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山頂近くに展望の岩場が...
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そこから南側の展望。
奥に宮島(弥山)、その右手前高所が極楽寺山、
右下に魚切ダム。
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魚切ダムをアップ。
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主尾根に取り付く。
山頂を目指して右折する。
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この間を抜ければ山頂です。
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山頂到着!
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山頂からの展望。
右奥が宮島(弥山)です。
山頂からは南(海側)を中心とした展望のみです。
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山頂で記念の1枚!
これから東峰へ移動。
東峰へは65m(比高)下って、55m登り返します。
下りも登りも急坂です。
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移動開始直後、首無し地蔵。
「祈願成就」とあります。
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すぐ下に「おんな岩」
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そこからの展望。
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山頂と東峰の鞍部です。
キレット(窓)部分です。
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鞍部にある奇岩群。
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登り返しの途中の展望。
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大きな岩が...
この上から展望を取りたかったのですが、
登れませんでした。
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東峰に到着かな?
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東峰ではありませんでしたが、
山頂並みの展望と、木陰の涼しい岩場だったので、
ここで昼食を採りました。
そこから南東方向の展望。
中央の小さな丘陵地は黄金山(仁保島城跡)です。
奥に絵下山(矢野城跡)、その左に鉾取山山系、
左端に呉娑々宇山が見えます。
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東方向の展望。
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そのアップ。
左から、高鉢山、木ノ宗山(木ノ宗山城跡)、
二ヶ城山(二ツ城跡)、松笠山、呉娑々宇山。
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そこから東峰へ移動。5分です。
ここでも記念の1枚!
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極度の高所恐怖症のIさん。
これ以上前に進めません。
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北西方向の展望。
中央が阿弥陀山、左の尖った峰が大峯山。
↓阿弥陀山右のアップ写真
左が吉和冠山。
右が恐羅漢山???
※「(旧)広島県の山」で恐羅漢山が見えるとの事
だったので、方向的に多分そうだと...
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山頂を振り返る。
左の斜面が登山道になります。
かなりの急登です。
右奥に大峯山。
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先ほどから何度も見ている登山口方面です。
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気持ちのいい空です。
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東ルート(右方向)目指して下山開始です。
これが悲劇の始まりでした...
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途中、北東の展望。
奥が荒谷山です。
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分岐。
左が憩いの森方面、
右が魚切登山口方面(東岳ルート)。
標識に導かれるまま右へ行きます。
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ひたすら急坂の尾根道を下ると、
しばらくして右手下に滝が見えます。
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その先で尾根が途切れ、沢(谷筋)に出ます。
ここで顔を洗ってさっぱり!
下山間近とみて、
車内に置いて来たお茶を当てにして、
水分は摂りきりました。
これが...
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山道に導かれるまま沢を渡るとすぐ藪道、
抜けると険しい道に、そのまま単なる斜面になり、
道が無くなる...
周りや、少し戻って別道を探すが見当たらず、
色々考えましたが、最終判断として一番の安全策
「来た道を戻る」事になりました。
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Iさんの僅かに残った水分を1口分けてもらい、
比高400mの終始急登を東峰まで戻る。
一息つきます。
既に16時を過ぎています。
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東峰から急降、急登で20分、山頂まで戻りました。
ここでも一息つき、16時45分下山開始です。
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やっと出口(登山口)が見えて来ました。
下りもかなりきつかったです。
現在17時50分、全工程7時間20分、
累積比高は1,040mでした。
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窓ヶ山山頂と東峰。(登山口付近(南東側)より)
中央のキレット(窓)がはっきり分かります。
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(まとめ・総評)
尾根の深く切れ込んだ部分を「キレット」と言い(主に岩峰)、キレットより幅の広いものを「まど」と言う。
窓ヶ山は山名に「まど」となっているが、山頂と東峰の鞍部は一般に「キレット」と呼ばれている。
「キレット」と「まど」には厳密な違いはないのではないでしょうか。
今回は登山初挑戦のIさんと登りました。
西ルートは終始尾根道ですが、後半ひたすら続く急登(比高300m分)をよく付いて来てくれました。
山頂から東峰へも急坂を65m(比高)降り、55mの急登です。初心者にはちょっときつかったかもしれません。
ただ、山道はほとんど木陰で、山頂、東峰、その他各所の岩場からの眺望は抜群の上、木陰も多く、
風も吹いて、かなり気持ちのいい登山でした。(ここまでは...)
問題は下山時に起こりました。
他のHPで「東ルートは通行止め」とあったのですが、2002年5月とかなり昔の事で、
案内板にも、西ルート登山口にも何も書いてなかったので、東ルートは使えると思い込み、下山ルートとしました。
下山時の分岐の案内板にも普通にルート案内してあり、何も疑っていなかったのですが、
これが大きな間違いでした。
憩いの森分岐から、東ルートを採り、尾根道を、左右に谷を感じながらかなりの急坂を400m(比高)下った時点で、
急に尾根が途切れ、主道と思われる道に導かれながら沢を渡ると、藪→急坂→単なる斜面となり、
実質上道が無くなりました。
進めそうも無いので、戻りながら別の道を探しましたが、見つからず、最終判断として、
一番確実な「来た道を戻る」を選択し、本日2度目の登山の開始です。
下山間近と信じていたので水分も飲みきり、ほとんど給水無しで、登り返しました。
私はまだ体力的な余裕はあったのですが、初心者のIさんは、登り返しはもちろん、
山頂から終始急坂の下山もかなり効いたみたいです。
Iさん、初登山でこんな目に合わせてすみませんでした。m(_ _)m
思い込みでルート選択した事に反省です。/(T_T)
2008.9.29追記
「山歩きと山野草のページ」と言うサイトを開設している方から書き込みをいただきました。
私が迷ったのは自分のサイトのせいではないかと心配されて、わざわざ確認の為にもう一度登られたそうです。
実際にはルートは存在し、迷ったのは私の自己責任でしたが、そのおかげで真相が分かりました。
ありがとうございました。m(_ _)m
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