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朝、下山口の土草峠に自転車を停め、
車で登山口の千町原に移動中...
目つきの悪いコアラ?
↓こうすれば完全にコアラ?
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千町原登山口。
正面のススキが開けた道を行きます。
右手にもう一本細い道がありますが、
惑わされない様に...
バックは臥龍山。
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左を向くと遥か遠くに掛頭山が見えます。
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ススキの原を抜けて樹林帯に入り、
しばらくすると、右手に沢が...
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しばらくはなだらかな木漏れ日の気持ちいい
ブナ林を進みます。
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沢を渡ります。
ここから幾分急登になり、
沢は左下に消えて行きます。
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ところどころ秋色です。
気が付くと右手からも沢の音が...
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ドングリがいっぱいです。
ブナ林の~も~り~の~み~ち~♪
クマさんに~で~あ~あった~♪
にならない様、今日は初めて鈴持参です。
と言っても、
ハンドベルを鈴代わりにしただけですが...
なので、カランカランで無く、チリンチリンです。
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更に行くと、ブナなどの根の階段です。
これが出だすと更に急登になります。
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高度を上げていくと巨木が目立ち始めます。
ブナです。
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これはミズナラかな?
高い所に巨木と言うのは、
雪と何か深い関係があるのでしょうか?
ここの冬はワカンが無いと登れないとか...
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巨木が目立ち始めて10分...
雪霊水です。
喉を潤し、持ち帰り様に1リットル...
ザックが1キロ増量しました。
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さて山頂までもうひとふんばり!
左が登山口、後ろが雪霊水、右が山頂です。
直進すれば山頂を巻いて、
掛頭山への縦走路に合流します。
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雪霊水から先は更に急登になりますが、
こんな道(階段)も...
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山頂到着!
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岩によじ登り、やっとこれだけの展望です。
八幡高原方面。
展望を求め、西の展望岩を目指します。
途中、急に鈴の音が消えた!?
どうやら鐘の部分が取れた模様...
数メートル引き返して鐘を発見!
ねじ式に留めてあっただけの様です。
しっかり留め直して、先に進む。
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山頂から西尾根を急ぎ足で5分...
この左手の岩場から展望を得られます。
ついでに昼時なのでここで昼食タイム!
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南側の展望。
中央右寄りが深入山。
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南西側の展望。
聖湖と、その右後ろに聖山、
その左奥に恐羅漢山、更に左に十方山。
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聖湖のアップ。
同じく聖山、恐羅漢山、その手前に砥石郷山。
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深入山右側奥をアップ。
中央一番奥に薄っすらと見えるのは
大峯山でしょうか?
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深入山左側奥をアップ。
中央一番奥は東郷山でしょうか?
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展望岩から山頂に引き返す途中。
ちょっと紅葉。
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山頂に戻って記念の1枚!
セルフタイマー(10秒)でダッシュ&岩登り。
今から掛頭山に縦走です。
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サワフタギ(沢蓋木)。
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フウリンウメモドキ(風鈴梅擬)。
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縦走開始10分で雪霊水からの巻き道が合流。
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足元にウリハダカエデ?の赤い落葉が...
見上げると鮮やかな紅葉。
ちょっと下がって、赤黄緑のコントラストを1枚!
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コマユミ(小真弓)。
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もみじの山。
もう2~3週間で、
真っ赤な山が出来上がるのでは?
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猿木峠。
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峠から北へ下る道は藪だらけ。南への道は消滅。
よく見ると北への下山路の両側が土塁状に...
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土塁の一部に石垣も...
先に進むと左手にこの土塁が延々と続いている。
更に土塁と山道の間は溝(空堀)になっている。
何なんでしょうか?
↓こんな感じです。
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リンドウ(竜胆)。
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アキノキリンソウ(秋の麒麟草)。
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ここで一旦車道に出ます。
↓その右にこの標識が...
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掛頭山方面の展望。山頂は見えない。
この奥の道が左に軽くカーブする手前の
右手から再入山します。
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振り返って臥龍山。(ちょっとズーム)
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この右から再入山。
↓藪に隠れてこの標識が...
再入山直後、超急登に...
今日一番の急登では無いでしょうか。
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足元にウリハダカエデの赤い落葉が...
先ほどと同じく...
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ヤマラッキョウ(山辣韮)。
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車道を跨ぎます。
ちょっと左手から再入山です。
↓再入山直後、この標識が...
字が浮き彫りになって、密かに手が込んでます。
ここから山頂までは藪がうるさく、
辺りを見回す余裕も無くなります。
しかし、ナラカシワを見るならこの道です。
(私は勉強不足で、どれがナラカシワやら?)
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上記から10分で掛頭山山頂です。
展望はありません。
ちょっと東(進行方向右)に下りて、
スキー場リフト乗り場から展望を得ます。
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スキー場側に20mくらい張り出した
リフト乗り場から写真を撮りたかったのですが、
立入禁止っぽい柵があり、
リフトの準備作業中で作業員が近くにいました。
が、作業員が携帯で話し始めたので、
その隙に...
北東の展望。
中央に阿佐山、左に天狗石山、中野冠山、
右端近くに、山麓のテングシデが有名な熊城山。
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東の展望。
この写真では確認出来ませんが、
中央辺りの稜線の奥に龍頭山の頭が...
↓アップ!
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南東の展望。
中央のピークが大箒山でしょうか?
ここからは山道に戻らず、
バラス車道を北上します。
結局この先で車道に山道が合流するのですが...
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( ̄д ̄;)ゲッ!
何か気持ち悪いものが生えてます。
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バラス車道終点にあるアンテナ群。
白い建物の裏から下山(山道)です。
下山途中、今度は鈴の音が急に小さく...
見ると鐘の中の振り子の先が折れてる!
ん~、ハンドベルを酷使するとこうなるのか...
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ここでもウリハダカエデが...
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急降になって来てしばらくすると、
土草峠に下山です。
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今からこれに乗って、
千町原登山口までサイクリングです。(約4km)
行程の比高は-70mで、
下りは気持ちよく走れたのですが、
途中、2箇所ほど軽い登りがあり、
足が疲労で限界! ( ̄д ̄;)
チャリ移動は登山前に。と後悔する事に...
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途中、左手に掛頭山が見える。
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こんな案内板が...
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その実物。
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千町原登山口辺りから、ススキ原と臥龍山。
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(まとめ・総評)
臥龍山は山頂近くまで車道が行っているので、今イチ登山意欲が湧かなかったのですが、
山と湿原のステータスに後押しされて、折角なので掛頭山を織り込んで登って来ました。
千町原のススキ、沢の豊かな水、美しいブナ林と十二分に自然を感じることの出来る山でした。
展望はほとんどありませんが、葉が落ちる冬から初春(しょしゅん)にかけては、
もう少しましかもしれません。時間があれば展望岩まで足を延ばすのもいいでしょう。
掛頭山は、山頂まで車道が通っていて、山頂付近もリフトや幾つものアンテナなど人工物だらけですが、
東側を中心に180度のパノラマを堪能できます。季節を選べば、ナラカシワの葉や実も堪能できる様です。
縦走路は基本的にいい道ですが、最初の車道出会いの手前辺りから、
日当たりがいいせいか藪や枝が山道に張り出してきます。
最近、湿原や希少植物などの自然保護が話題になっているせいか、平日にもかかわらず、
数台の観光バスと数人の観光者を見ました。周辺の観光地用の整備も進んでいるようです。
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