前回の続き...
山頂から兜岩に下りる道、超超急降の上、足を置くことも出来そうもないくらいのドロドロ(多分雪解け水)!
私は行く気満々だが、S君はむちゃくちゃく拒否る。と言うか、完全拒絶!
前回山行(9日前)で懲りたにも関わらず、まだ靴底ツルツルのスニーカーを履いてる。
しかし、「絶対行かない」と言うS君を何とか説得(強制とも言うw)して、一緒に下る事に...
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木やロープを頼りに、何とか下って行く。
が、S君は正規ルートは諦めて、
右の藪の中を木伝いに下ったが、
湿った落ち葉と緩い地面で苦労してる...
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S君より一足先に最大難所をクリア!
そこで、私達が下りるのを下で待ってた女の子達に、上の方の状況を伝えたりして、S君を待つ。
そして、その子達も意を決して上がって行った。
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あそこまで上がって行ったが、
そこからが一番の難所だ。
ガンバレ!
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そして、S君はココ!
見ての通り、斜度40度くらいはあるかな...
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最大の難所はクリアしたが、
まだまだ急降は続く...
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アケボノツツジは申し訳程度... (^^;)
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やっと下まで下って来た。左へ...
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そして、これを登る。
写真で見るほど難所では無いが、
むちゃくちゃ疲れる!
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とりあえず登り切って、
息も整わないうちに、1枚!
やっぱり、ほとんど咲いてない...
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ズーム!
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右手の展望。
こっちの方が咲いてるみたい...
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振り返って、新居浜市と四国中央市の境辺り。
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今から、後方のあの最上部辺りまで移動します。
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で、移動して、振り返る。
左の岩場が、先ほどの撮影スポット!
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本日のお昼は「3種のチーズリゾット」。
気圧の関係で、パンパンになってる...
食後は、もちろんコーヒー。
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食後に、更に後方の最上部(?)に移動して、
新居浜市街地を見下ろす! (^^)
拡大!
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左手をズーム!
中央に今治市の先端(北端)、
そこから右にしまなみが延びる。
来島海峡は見えるが、
残念ながら、来島大橋は確認出来ない。
そして、中央奥の高峰が野呂山(呉市)みたいだ!
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振り返って、左の黄色(スタッフバッグ)が
見える辺りが先程の場所だ。
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下山前に、毎度の3連写!
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もう一丁!
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が、今日はおとなし目のS君。
高所恐怖症のS君、岩場が怖かったみたい... (^^;)
岩場(兜岩)の戻り道の心配をしている様だ。
えっ! そんなに? って思うような場所なんだが...
先程の超急降で、テンション下がって、弱気になってるのかな... (^^;)
なので、ゆっくり戻るだろうS君に先行してもらい、その間にお昼やコーヒーの後片づけをした。
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後片づけを終えて、私も後を追う!
S君はあそこ(中央)まで戻ってる。
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兜岩麓まで戻って、
最後にもう一度、山頂を見上げる。
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そして、下る...
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この区間が、一番アケボノツツジを見たかな。
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ちょっと離れた所にオオカメノキ。
下半分が黄色っぽくなってるのは、
シロモジが被ってる...
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オオカメノキと某ミツバツツジ。
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オオカメノキをアップ!
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左手に往路で歩いた稜線が見えた。
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...
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倒木で、健気に咲いてるアケボノツツジ。
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岩海(岩沢?)の所に来た。
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そこから、左手にそこそこのアケボノツツジ。
1450mくらいの高度だが、
この辺りで最盛の様です。
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某ミツバツツジ(左)とアケボノツツジ(右)。
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これが、本日の最盛かな!
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アップで...
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いい道もあるが、悪路もそこそこある。
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気持ちのいい尾根道だ。と進もうと思ったら、
後ろからS君に声を掛けられた!
右に巻く道があり、そちらが正解! (^^;)
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やっと、上部鉄道跡まで下りて来た。
いつもの倍くらい時間が掛かった。
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基本、尾根道なのだが、
緩やかにジグザグ道にしてあるせいで、各所で右や左が急斜面になっている所が多々あった。
テンションがおかしくなってるS君は、これが怖かったらしく、遅々とした足取りで、
(私が)進んでは待ち、進んでは待ち、の繰り返しだった。(^^;)
それは置いといても、登山シューズは早く買って欲しい。 (´_`;)
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軌道敷跡をてくてく歩く。
ここではS君は元気を取り戻したが、
今度は私の足が痛くてペースが上がらない。(^^;)
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橋を渡る。
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この橋は渡れないので迂回。
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立派な橋台がある。
上部鉄道は、山腹を走っているが、
谷筋を跨ぐ各所で、大小の橋がある。
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切り通し。
大きな石が剥がれ落ちてる...
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この橋も迂回。
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ここも立派な橋台。
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角度を変えて...
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長い直線!
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窯跡。だと思う...
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一本松駅跡に到着!
ここから東平に向けて、最後の下りに入る。
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この区間、割と急降な所が多い。
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社宅跡を左手に見下ろしながら通過。
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鉄塔横を通過。
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あのレンガの建造物を通過したら、
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2分で、変電所跡。
私は過去に入ったことがある上、
結構疲れているので、S君だけに勧めて、
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私は、あの奥のベンチで一休み。
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変電所の説明板と右奥に変電所。
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第三通洞からインクライン前に続く、
軌道敷(電車)のトンネルです。
(ここは入れない。)
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資料館前の駐車場まで戻って、
倉庫跡や、索道跡を見下ろす。
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今からインクライン跡を下ります。
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インクライン途中から、上の段に寄る。
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背後に貯蔵庫。
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これは下の段の索道に向けて、
鉱物を下す施設の様だが、
何がどうなってるのか、よく分からない。
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...
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下の段に降りて、索道跡(手前)。
背後は先ほどの施設だが、下の方に、
鉱物を取り出すだろうと思われる穴がある。
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もう一段下に社宅跡が見える。(ズーム!)
壁の一部とかまどが現存してます。
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さて、比高40mを登り返す。
しんどい! ( ̄д ̄;)
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「マイントピア別子東平案内図」
[P]の所が現在地、
中央ちょっと左に登山者用駐車場、
左端が第三通洞や変電所がある広場。
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西赤石山を望む。
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上記中央をズーム!
右奥が西赤石山、左が兜岩。
(真ん中は、手前の尾根先。)
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資料館横のトンネル。
こちらは、色々展示してあって、通行出来ます。
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索道バケット。
1基のバケットで鉱物を下し、
その重みで下のバケットを上に上げるとか...
その際、生活物資も一緒に上げるみたいです。
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先程の索道等の遺構を横から...
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「むかしの東平」
左が第三通洞や変電所、
中央右下にインクラインや索道跡。
拡大!
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東平では一通り堪能したので、これで東平を後にする。
ちなみに、東平の資料館、マイントピア別子(下の方)の全館、別子銅山記念館は、新型コロナの影響で閉鎖中です。
で、別子銅山記念館には入れないが、館外の展示物を見に寄る事に...
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別子銅山記念館の屋外展示。
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蒸気機関車。
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「鉱山専用鉄道用蒸気機関車」
鉱山専用って、上部鉄道だけの事かな?
下部鉄道でも使われてたのかな?
どちらにしても、第一通洞時代のものです。
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電車。
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「かご電車」
稜線の向こうの日浦から、
第三通洞を通って東平まで走ってたみたいです。
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ディーゼル車的なフォルムをしてますが、
電車です。パンタグラムも付いてます。
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館内には入れないが、外観がユニークだ!
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最後に見上げて、お別れ...
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別子銅山記念館近くのコンビニに寄って、ちょっと買い物、そのまま往路を辿る。
往路と同じく来島海峡SAで休憩し、そのまましまなみを渡って、
そこからは、尾道バイパス~三原バイパス~一般道~西条バイパスを経て、八本松駅でS君とお別れした。
今年のゴールデンウィークは、高速の休日割引が無いのと、
尾道バイパスと三原バイパスが繋がったとかで、下道を通ってみたかった。
結局、もう暗くなってたので、どこからどこまでが新しい道かよく分からなかったが... (^^;)
で、帰宅したのが、21時半過ぎだったかな...
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今年も、昨年に続いて、時期(アケボノツツジ)を見誤った。
もう1週後くらいで、例年通りくらいが丁度よかったかな... (´_`;)
年に2回は行く気にならないので、また、来年に期待!
その前に、来月のミヤマキリシマの日付設定が、また難しいな~ (´_`)
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余談だが、
水樹奈々(アニソン歌手)が新居浜市の観光大使と言う事で、帰路、S君に水樹奈々を(スマホで)かけてもらったが、
知った曲が殆ど無く、その後S君から「鮎川麻弥」のワードが出たので、そこから懐かしのアニソン談議になった。
28歳年下のS君だが、何故か話が合う。
ちなみに鮎川麻弥は、36年前にΖガンダム等で流行ったアニソン(?)歌手だ。
懐かしすぎて、本サイト執筆中に、鮎川麻弥のCDを、amazonでポチっとしてしまった... (^^;)
オタクな話でした...
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