3か月半振りの登山、当山は2年と5か月振り... 久し振りにMさんと連絡を取って、一緒に登る事にした。 Mさんと会うのは、多分5年振りくらいか... 一緒に山に登るのは11年半振りだ。 元々、15年前にMさんとの飲みの席で、Mさんが「広島県の山(山と渓谷社)」を持ってきて、登山を始めるとの事... 「じゃあ、私もやります。」と言う事で一緒に始めた。 過去12度ほど一緒に登ったが、結局私だけがハマって今に至る...(^^;) -・-・- 朝、8:20の集合目指して家を出る。 高陽浄水場入口交差点(フジグランの下)を左折する所で、前にワンボックスカーが... 浄水場を過ぎて山際の隘路に入るも、まだ前を走る。 とうとう登山口まで一緒だった。 ここで、Mさんと合流。 そのワンボックスカーは、Mさんの知り合いのYさんで、私の地元の方だった。 何か見覚えのある顔だったが、ここでは...??? 私とMさんは男岩展望所を通る通常ルート、Yさんは別ルートでスタート!
登山口。
ここに前回来た時は、豪雨災害の3か月前。 こんなに(本谷川)なったのは初めて見た。
砂防ダムの上部の土砂は、既に撤去済み。 この空間が、丸々土砂で埋まっていたとか...
Mさんは、雨で無い日は、ほぼ毎日二ヶ城山に登っているとか... なので、本日はMさんが色々と説明をしてくれます。 本日の周回コース(下山コース)も、Mさんの案内になります。 -・-・- この後、林道を逸れて、地獄谷川沿いの山道に入る。
ここの砂防ダムは重機が入れないせいか、 まだ土砂で埋まったままです。
この後、右に鋭角に折れて、鉄塔に向けて直登する。 この鉄塔までの区間が、超々急登で非常に危険です。 過去に、ここで滑落して行動不能になってた人を、 Mさんの知り合いが見つけて、登山口まで1時間以上かけて背負って下山したとか... (救急隊は上まで来てくれないらしい。) なので、ここの脇に安全なジグザグ道を作ろうと計画中だとか... -・-・- 鉄塔でちょっと休憩後、先に進む。 Mさんは、いつもは休憩無しで山頂を目指すみたいだが、本日は私に付き合ってもらってます。
この右下の岩は、割れて剥がれて落ちてる... 剥がれる前はこちら。
鉄塔から5分で右手に男岩展望所(男天狗)。 正面に阿武山。 右端奥に可部冠山。 左端は荒谷山。
「胸突き八丁」の超急登。 Yさんの命名みたいです。
千畳敷。 右奥から展望岩に向かう。
そこから南西方面の展望。 右端の武田山から左へ広島南アルプスの稜線。 左奥には、宮島。
ちょっと左を向く。 左に岩谷観音。 その奥に絵下山。
千畳敷からちょっと下った鞍部に、壊れた石標。 木々(伐採林)が薪として貴重だった時代、 点在するこの石標をつなぐラインが、 岩上村と中調子村の領有のラインだったとか... その争いのせいで、 この石標は壊れたとか、どうとか...
上記から、程なく山頂到着!
機を同じくして、反対からYさんが登って来た。 一時期、私が地元の土手をジョギングしてたのを見かけたのを、思い出したとか... 私も、何となくジョギング中に見かけた様な気が... で、Yさんは程なく下山していった。後から1人、2人と登って来たが、皆Mさんの知り合いの様だ。 二ヶ城山仲間が、20人くらいはいる様だ。そういえば、林道でも3人ほどとMさんの知り合いに会った。 -・-・- ちょっと、山頂で休憩後、北尾根の展望所に移動して、コーヒータイムにした。 いつもは5分ほどの滞在で下山するMさんに、コーヒーを御馳走して、まったりに付き合ってもらった。
ここからの展望はいつの間にか木が茂ってる... 5年前の展望はこちら。
山頂に戻って、海田、坂方面。
振り返って、木ノ宗山方面だが、見えない! 5年前の展望はこちら。
下山は、Mさんの案内で東廻りで周回します。 40分の滞在でした。
何か分岐がありますが、 「←三田ヶ峠、木ノ宗山」の表示で左へ...
最初の鉄塔で右の展望。
そして左の展望。
三田ヶ峠 ↑ ├→登石バス停 ↓ 二ヶ城山山頂 とある。 登石バス停を調べてみたら、 ウォンツ馬木店の前だった。
分岐に「三田ヶ峠、木ノ宗山→」とあるが、 どちらもちょっと先で合流するだけで、 実際の三田ヶ峠、木ノ宗山分岐は、もう少し先だ。
次の鉄塔から、右手の展望。 中央に三本木山。 その左奥に長者山も見える。
ここで右上に向けて「木ノ宗山→」とある。 これが、本当の木ノ宗山分岐です。 しかし直進!
左手に林道の終点に下りる道がある。 ここもパスして、直進!
この後、3本目の鉄塔が見えるが、目前で右に採る。 どちらに行っても先で合流するが、鉄塔経由は、その向こう側で超急降になるので、右がオススメ!
この綿毛はタンポポかな?
中電の電線下が伐採してあって、 展望が良くなってます。
周回して、林道に戻ってくると、程なく下山。
この後、Mさんとお別れして、帰途に就く。 往路を引き返したが、考え事をしていて、浄水場の所で何故か道を間違えて、 民家の点在する隘路を、くねくねと下って行くはめに... 12時過ぎに帰宅。久々の午前中登山でした。 -・-・- 山行中、あちこちでYさんが作った山道、整備した道を教えてもらった。 Mさんも整備を手伝ったりしたみたいです。 この山では、地元の人達(ちょっと離れた所からも)のコミュニティーが出来上がって、 その人達の頑張りで、いろんな道が整備、開拓されている様です。 私より9つも年上のMさんですが、その中では若手の立ち位置で頑張っている様です。 私も10年後、仕事を引退した時、こんな事が出来るだけの体力が残ってるかな...