sack  白山(はくさん) 2,702.2m
場所石川県白山市白峰 室堂から御前峰を仰ぐ
室堂から御前峰を仰ぐ
 
御前峰で御来光!
御前峰で御来光!
登山日/天気2013年9月21日(土) 晴れ 22日(日) ほぼ晴れ
メンバー私、Sさん
マップ ルート図
コースタイム図
3Dマップ
1日目:別当出合→砂防新道→室堂→御前峰→室堂
 
 →中飯場  :45分
 →甚之助小屋:1時間32分
 →黒ボコ岩 :1時間20分
 →室堂   :24分   (室堂までの歩行計:4時間01分)
 →御前峰  :37分
 →室堂   :24分
 
2日目:室堂→御前峰→お池めぐり→室堂→観光新道→別当出合
 
 →御前峰  :40分
 →室堂   :1時間30分
 →殿ヶ池小屋:58分
 →別当出合 :1時間40分(室堂からの歩行計:2時間38分)


大津SAでカメラを忘れた事に気づく。しまった~ ( ̄□ ̄;)
車の中を探ると、昔5,800円で買ったバカチョンカメラ(死語?)があった!
これで何とかしよう! って、メモリカードが無い?! 大津SA内で探したが売ってない。

途中一般道を走る事になるが「エディオン」が...まだ開いてない! ( ̄д ̄;)
コンビニ2件目でやっと見つけた。ホッ (´_`;)
4GB SDカードが980円、安くなったものです。昔256MBを7,000円以上で買った覚えが...


何年も前から行きたい行きたいと思っていた白山!
やっと念願かなって行って来た。

午前3時にSさんに家まで来てもらい、すぐに出発!
広島東ICから、山陽道~中国道~名神~北陸道で福井北ICまで行き、市ノ瀬ビジターセンターまで8時間の予定が、
八日市IC~彦根IC間が通行止め、更に手前ひと区間が渋滞情報...
なので、高速を降りる渋滞(予想ですが)を避け、更にひと区間手前で降りる。
高速3区間分一般道を走り、結局11時40分に市ノ瀬ビジターセンター到着!

マイカーは市ノ瀬ビジターセンターまでで、別当出合まではシャトルバスです。

1日目:別当出合~砂防新道~室堂~御前峰(夕日)~室堂
市ノ瀬
12時発のシャトルバス(20分間隔)に乗る。
片道400円也。
シャトルバス
シーズンを外したせいか、空(す)いてる...
別当出合
12時15分、別当出合 到着!
別当出合
そこの案内板。
別当出合
本日は砂防新道を採る。
まずはこの吊り橋からスタート!
砂防新道
吊り橋の上から...

奥に見えるのは、
黒ボコ岩~エコーライン辺りの
弥陀ヶ原の端っこの様です。
ゲンノショウコ
フウロソウの様ですが、
葉の形から、ゲンノショウコの様です。
白いのは始めて見ました。
サラシナショウマ
サラシナショウマ。
ハクサントリカブト
色の濃いのは沢山あったが、
これは薄い色のトリカブトです。
ハクサントリカブトではないのかな?
砂防新道
初っ端から急登が続く。(^^;)
アキギリ
アキギリ。
砂防新道
砂防新道の名の通り、
右手には砂防ダムが連なっています。

中飯場
中飯場 到着!

13時を過ぎてるので、ここで昼食に...
中飯場
中飯場からの展望はこれくらい。
砂防新道
さらに進むと、砂防ダムが間近に...
ミヤマコウゾリナ
ミヤマコウゾリナ。
砂防新道
各所で階段など整備されています。
砂防新道
右端の方が進行方向かな?
砂防新道
その左、観光新道の稜線。
別当覗
別当覗から...
大きな崩落地が見えます。
別当覗
左を向いて、
復路に使う観光新道の先端辺りだが、
平らになった辺りから左折して、
別当出合に向けて、一気に下る様です。
ハクサンアザミ
ハクサンアザミ。?
砂防新道
木道だ。
砂防新道
右手の展望。
奥の稜線に霧が...
砂防新道
ここにも木道...
砂防新道
ミヤマセンキュウ。
キオン
キオン。
砂防新道
見えにくいですが、
白、黄、紫などの花が咲き乱れてる。
甚之助非難小屋
甚之助非難小屋 到着!
甚之助非難小屋
左が非難小屋、右がトイレ、
手前が水道になっています。

ここで水を補給!
今回は、中飯場、甚之助非難小屋、室堂で、
水が補給出来るので、携帯分は控えています。
甚之助非難小屋
そこから右手の展望。
甚之助非難小屋
そして、左手の展望。
砂防新道
甚之助非難小屋から15分、右手の展望。
霧が...
南竜分岐
南竜分岐。
南竜分岐
そこの案内板。
現在地から山頂辺りまでが載ってます。
南竜分岐
右を向くとやはり霧が気になる...
ダケカンバ
ダケカンバ。
高山植物で、樹皮に特徴がある。
砂防新道
あちこちで湿地を見ます。
砂防新道
黒ボコ岩(稜線)までは、まだまだ先...
砂防新道
左手の方にも霧が上がって来ています。
砂防新道
振り返る。
砂防新道
この辺りは既に秋の足音が...
砂防新道
谷から霧がどんどん上がってきますが、
上の方はどうだろう?
砂防新道
黒ボコ岩が見えてきました。
霧も気になる...
砂防新道
水場です。

ここから十二曲の急登が始まります。
延命水
その途中、延命水。
ちょっと一口。
十二曲
上記から2分先、十二曲を見下ろす。

延命水の所で出会った親子5人パーティーが見える。
子どもたちは、なんと6歳、5歳、3歳だとか...
びっくりです。
黒ボコ岩
黒ボコ岩 到着!
黒ボコ岩
上記左の岩の上から...
黒ボコ岩
見下ろすとやはり霧ですが、
ここまでは上がって来ない様です。
黒ボコ岩
山頂(御前峰)方面。
山頂右下の辺りが室堂の様だ。
黒ボコ岩
山頂をアップ!
左にポツンと見えるのは、
千蛇ヶ池上の御宝庫の様です。
弥陀ヶ原
黒ボコ岩から一歩踏み出すと弥陀ヶ原。
ヤマハハコ
ヤマハハコ。
五葉坂
最後の五葉坂。
ここで、本日は山頂(御前峰)まで行かないと言うSさんにチェックインを頼み、
私は夕日のロケーションを求め、一人先行します。

五葉坂
何か白い実がたくさん生ってます。
シラタマノキの様です。
五葉坂
途中で振り返ると、弥陀ヶ原が広がる。
室堂
室堂センター 到着!
約4時間半かかった。
室堂
室堂センターにザックをデポして、
センターの横手に出る。
すばらしい山容にワクワクが抑えられない。
ヽ(*´▽`)/
室堂
この鳥居を潜って御前峰を目指す。
本日の最終目的は山頂から夕日を見る事です。
もちろん明日の御来光も必須!
イワギキョウ
イワギキョウ。
御前峰
御前峰まではずっと整備された道だ。
イワカガミ
あちこちでイワカガミが群生。
花の時期でないのが悔やまれる...
御前峰
室堂平を振り返る。
先ほどの霧が雲になって、いい感じ! (^o^)/
御前峰
更に高度を上げて...
御前峰
上記左奥をアップ!
御前峰
赤い実もいっぱい生っています。
コケモモかな...
御嶽山
右手に見えるは御嶽山。(ズーム)
乗鞍岳
その少し左、乗鞍岳。(ズーム)
高天ヶ原
神様の遊び場といわれる高天ヶ原。
「山頂 500m →」
「← 620m 室堂」
イワツメクサ
イワツメクサ。
御前峰
山頂直前で振り返る。
白山奥宮
白山奥宮 到着!
御前峰
そのすぐ先に御前峰山頂碑。
御前峰
東の展望。
剱岳、立山、槍ヶ岳、穂高連峰、乗鞍岳
などが一望出来ます。

テレビや書籍でしか見たことのない山々が
眼前に... (^O^)/
剱岳
剱岳方面をズーム!

更にズーム! 左の鋭鋒が剱岳、右の高峰が立山。
剱岳
槍ヶ岳
中央の山塊の左端の高峰が槍ヶ岳、
大キレットを挟んで右の峰々が穂高連峰。(ズーム)
剣ヶ峰
剣ヶ峰を見下ろす。
大汝峰
こちらは大汝峰。
夕日
日没時刻の4分前ですが、

標高が高いせいか、まだ沈みそうにない。
御前峰
ちょっと西へ移動して、山頂碑と白山奥宮。
翠ヶ池
油ヶ池(左)と紺屋ヶ池(右)。
翠ヶ池は紺屋ヶ池の向こうに隠れてます。
影御前
「影御前」とでも言えばいいのかな?
剣ヶ峰
剣ヶ峰をアップ!

山頂碑らしきものは見えますが、
登山道は見当たらない。

いつか、白山三座を制するぞ~ (^_^)/
室堂センター
室堂センターをアップ!
今夜は右手の小さな棟に泊まります。

日没時刻を4分過ぎました。
まだ日は沈んでいませんが、
ライトも持って来ていないので、下山します。
室堂~御前峰間では、途中で何人かにすれ違うが、山頂には人っ子ひとりいなかった。(日没15分前)
下山間際、入れ替わりに男性が一人登ってきた。

夕日
下山中、沈み始めたかな...
夕日
霞んでて分からないが、
水平線に沈んでいるのかな?
夕日
引いて見る。
夕日
そろそろお別れです。(・_・)/
御前峰
夕日と反対側も少し焼けてます。
夕日
あとちょっと!
夕日
完全に沈みました。
さあ、急いで下山です。
夕日
途中、この紅葉しているのは何でしょう?
室堂
室堂に帰って来ました。
夕食は、素泊まりの人は屋内(1階テーブル)で火気を使って調理できますが、混雑してたので屋外へ...
先日購入した簡易コンロを使ってインスタントラーメンを作って食べる。
最後に、持参したご飯+ラーメンの残りスープでおじやを...(o´▽`o)

室堂
寝床は二階になります。
20時には強制消灯です。

おやすみなさい...
2日目:室堂~御前峰(御来光)~お池めぐり~室堂~観光新道~別当出合
翌朝4時起床!
支度を済ませ、早速御前峰を目指す。

寝起きのせいか?標高のせいか?息が切れる。
ダイソーで買ったLEDライトが十分に役立つが、月明かりのおかげで途中からライト無しで登る。

御前峰
途中、振り返るとライトの列が...
5時頃(日の出40分前)御前峰に着くと、既に日の出方向は結構な人で埋まっている。
が、5mくらい下方は特等席の様に空いている。皆そんなに少しでも高い位置から見たいのかな?

後は寒さに耐えてひたすら待つ。気温は5度くらいかな?

御前峰
中央に乗鞍岳、右が御嶽山、
左が槍ヶ岳~穂高連峰の稜線。
御来光
穂高連峰と乗鞍岳の間が、
だんだん明るくなり始めました。
御来光
アップ!
御来光
引く。
御来光
待つ...
御来光
キタ~! (^O^)/

しばらくは、
しつこい程の御来光ショーにお付き合いを...
御来光
また引く。
御来光
またアップ!
御来光
穂高と朝日。
御来光
乗鞍と朝日。
御来光
中央で...
御来光
引く。
御来光
雲が多いですが、逆にいい感じです。
御来光
朝日のちょっと右側、御嶽山。
御来光
完全に朝日が顔を出しました。
御嶽山
御嶽山をアップ!
剱岳
左側の鋭鋒が剱岳。
槍ヶ岳
槍ヶ岳~穂高連峰の稜線。

更にズーム! 穂高連峰(右)の4峰は、
左から北穂高岳、涸沢岳、奥穂高岳、前穂高岳。
槍ヶ岳~穂高連峰
御前峰
最後に...
御前峰
振り返る。
日の出側に近い最高所の方は人人人ですが、
ちょっと下がったここは、人の少ない特等席です。
御前峰
朝日をバックに記念の1枚!
御前峰
皆ぞろぞろと西側(向こう側)に移動してるのは、
お池めぐりに向かうのでしょうか?
影御前
今朝は昨夕と反対側に、影御前...
室堂平
早朝の室堂平。
左は別山。
御前峰
上記左奥をアップ!
御前峰
左から大汝峰、紺屋ヶ池、剣ヶ峰。
昨夕とはまた違う顔が...
御前峰
御前峰越しの朝日。
お池めぐり
私たちもお池めぐりへ...
お池めぐり
あの先から右下へ降りて行きます。
お池めぐり
西側の展望。
奥は水平線か?単に霧(雲)の切れ目か?
お池めぐり
月が...
お池めぐり
東側...
イワヒバリ
鳥が飛んでいます。
岩の上にも一羽、他にも何羽か...
イワヒバリでしょうか?
お池めぐり
剣ヶ峰と御前峰の鞍部越しに...
槍ヶ岳
上記から5分後、
槍ヶ岳、穂高連峰、乗鞍岳が霧に霞む。
紺屋ヶ池
紺屋ヶ池に向けて続々と下る。
油ヶ池
油ヶ池。
紺屋ヶ池
紺屋ヶ池の横を掠めます。
御前峰
御前峰(左)を振り返る。
御前峰
その右側。
紺屋ヶ池
剣ヶ峰をバックに紺屋ヶ池。
翠ヶ池
翠ヶ池が見えて来ました。
雪渓が...
御前峰
油ヶ池越しに御前峰(左奥)を振り返る。
翠ヶ池
西側遠くに血の池が見える。
後で寄ります。
翠ヶ池
山道から逸れて、翠ヶ池の辺まで降りて来ました。
雪渓越しに...
翠ヶ池
定番のショット!
翠ヶ池
角度を変えて...
翠ヶ池
剣ヶ峰と翠ヶ池。
中央右奥のなだらかな稜線辺りが御前峰。
御前峰
剣ヶ峰と翠ヶ池のバックに、
乗鞍岳、御嶽山を望む。
乗鞍岳
乗鞍岳をアップ!
御前峰
山道近くまで登り返して振り返る。
御前峰
そして西側の展望。
大汝峰
大汝峰を仰ぐ。
あそこまで行きたかったのですが、
ここから望むと行く気を無くしました。
血の池
血の池。
何も赤くありませんが、語源は何でしょうか?
五色池
百姓池(左)、五色池(右)。
千蛇ヶ池
千蛇ヶ池。
この万年雪で千匹の蛇を閉じ込めてあるとか...
万一雪が溶けた時は、上の御宝庫(岩)が崩れ落ちて池を塞ぐとされてます。

ここでまさかのデジカメ電池切れ!
電池って暖めたり時間を置けば少し復活するので、後はお粗末な携帯カメラと併用で何とか乗り切る。

千蛇ヶ池
千蛇ヶ池全容。

お池めぐりもこれが最後。
後は室堂まで展望を楽しみながら散策です。
大汝峰
名残惜しく、大汝峰を仰ぐ。
お池めぐり
西側の展望。
お池めぐり
南側の展望。
お池めぐり
室堂センターが見えて来ました。
白山奥宮
左上には白山奥宮の石垣が...(ズーム)
室堂センター
宿舎に帰って、下山の準備です。
1階はこんな感じ...
室堂センター
2階はこんな感じ...
室堂
さあ、室堂ともお別れです。
弥陀ヶ原
弥陀ヶ原を見下ろし、下山開始!
観光新道
黒ボコ岩から右の観光新道を採ると、
すぐに左下に甚之助非難小屋が見る。(ズーム)
ムカゴトラノオ
ムカゴトラノオが群生。
シモツケソウ
シモツケソウ。
観光新道
観光新道の稜線。
かなり下った所に殿ヶ池非難小屋の広場が見る。
タカネマツムシソウ
タカネマツムシソウ。
ミヤマキンポウゲ
ミヤマキンポウゲ。
殿ヶ池非難小屋
殿ヶ池非難小屋 到着!
ここでコーヒータイムにします。
殿ヶ池非難小屋
コーヒーを飲みながら、左手の展望。
殿ヶ池非難小屋
右手の展望。
殿ヶ池非難小屋
正面の展望。

さあもうひと分張りです。
ミヤマリンドウ
ミヤマリンドウ。

砂防新道では見なかったが、
観光新道ではあちこちで見ます。
観光新道
各所で展望を楽しむ。
観光新道
振り返る。
仙人窟
仙人窟(せんにんいわや)。
室堂~別当出合の中間点です。
ノリウツギ
ユキノシタ科の様ですが、ノリウツギかな?
別当坂分岐直下で、休憩をしたいSさんと、早く降りて水分補給したい私。(そこで水切れ)
一人、先行します。

観光新道
別当坂分岐を左折すると、
後はひたすら超急降の連続です。(´_`;)
別当出合
別当出合 到着! /(^^;)
最後の超急降もさることながら、途中も結構な急降を織り交ぜながら3時間弱で下山!
程なくSさんも下山し、5分後のシャトルバスで市之瀬へ...

市ノ瀬ビジターセンター前にある永井旅館の温泉(600円)に浸かって汗を流し、帰途に着く。

全景写真を撮り損ねたので、カシミール3Dで... 中央の高峰、左が大汝峰、右が御前峰。(福井県勝山市より)
白山
最後に...
楽しみにしていた御前峰からの御来光!
北アルプスの稜線の向こう側は霞んでたので、日の出は雲間からかな?と思ってたら、
キレイに稜線から顔を出し、ちょー感動でした。 (^o^)/

おまけの「ひこにゃん」!
ひこにゃんが目当てではないが、現存十二天守、彦根城に寄って帰る。
ひこにゃん効果か?すごい人出。天守閣の入場は30分待ち、もちろん入らない。
しかし、城跡の遺構は十分に堪能する。

時間切れで、予定してた安土城はパスしたが、実に充実した二日間でした。ヽ(*´▽`)/


2017.9.29の白山登山はコチラ!
ついでに、その帰りでの安土城探訪はコチラ




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 参考資料: 山と渓谷社「全国ベストトレイル 下」 「日本百名山 登山ガイド(下)」 「花の百名山 登山ガイド(下)」、 るるぶ「花の百名山 山歩きガイド(下)」