2016/11/03 WebLog
~ 弘法大師の足跡 ~
弘法大師とは、言わずと知れた真言宗の開祖である空海の諡号(しごう、おくりな)である。
空海は讃岐佐伯氏の出で、多度郡屏風浦(香川県善通寺市)、すなわち現在の善通寺の境内で生まれる。
地元の功績として、決壊を繰り返していた満濃池(仲多度郡まんのう町)の改修、修復等がある。
目を見張るのは、満濃池の堰堤を決壊し難い丈夫なアーチ状にした事であろうか。
それはさて置き、ここでは身近に見られる弘法大師の足跡として、
「よしだっちの登山日記」で出会った「弘法大師」を紹介します。
▼▼▼ 岩谷観音山麓にて ▼▼▼
弘法大師が創建した「薬王寺(現 道隆寺)」
その説明板。
▼▼▼ 木ノ宗山憩の森にて ▼▼▼
わくぐり岩の伝説。
そのわくぐり岩。
▼▼▼ 感応山登山道にて ▼▼▼
「弘法大師」
この地と弘法大師の関係は分からないが、
『感応:人に対する仏の働きかけと、それを受け止める人の心。』
と何か関係があるのかな...
▼▼▼ 蓮華寺山にて ▼▼▼
「白髭稲荷大明神」
高野山奥の院の白髭稲荷より分霊、
本尊弘法大師の働きを助けるために勧請。
弘法大師堂跡地の石碑。
中心広場(弘法大師堂跡地)。
山頂には、弘法大師開基の八葉山名峰院蓮華寺があった。
▼▼▼ 毘沙門天(緑井権現山)にて ▼▼▼
正式には、真言宗権現山毘沙門堂。
「弘法大師堂」
境内にある弘法大師像。
▼▼▼ 弘法寺山(野呂山)にて ▼▼▼
この山の岩屋に籠もり修行。帰唐後、再びこの山に登った。
「弘法寺」
弘法大師を祀る為、大師堂を建てたのが始まり。
▼▼▼ 福王寺山にて ▼▼▼
「福王寺」
弘法大師が立木に不道明王を刻み本尊として開基。
▼▼▼ 中山仙境にて ▼▼▼
山頂にて弘法大師像。
隠洞穴にも弘法大師像。
▼▼▼ 文珠山登山口にて ▼▼▼
「文珠堂」
弘法大師による建立、日本三大文珠の一つ。
▼▼▼ 三瓶山山頂直下にて ▼▼▼
「銀明水」
弘法大師が発見したとか...
▼▼▼ 宮島弥山にて ▼▼▼
朝日観音コース途中にある「朝日観音(弘法大師)」
「大日堂」
弘法大師が真言宗の修行道場として最初に建てお堂。
「霊火堂」
806年に弘法大師が修法を行った際の霊火が、
1200年たった今も「きえずの火」として燃え続けている。
先日、司馬遼太郎の「空海の風景」(1978.1.10初版)と言う本を読んだ。
小説のつもりで読み始めたが、著者の紀行や空海の説明を延々としてあり、
恥ずかしながら途中で断念してしまった... (^^;)
その時思ったのだが、登山中に意外に弘法大師の足跡に巡り合ったなと...
と言う事で、自らのサイトを探してみたら、これだけあった。
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