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畑峠から登山道の標識に従って行くと、
10~15分で大茶臼山の山頂に着く。
ここから更に己斐峠方面に向かう。
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山頂付近から武田山(銀山城跡)を望む。
(写真中央辺りから右の町中へ裾を下ろしている山)
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展望岩。
門跡の加工が見られる。
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更にその先は急峻な登りに枡形の工夫がしてある。
ここを下って行くと観音滝方面(大手道)。
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その他、何かの加工のある岩も見られる。
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石畳跡。
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展望岩から観音方面の展望。
中央少し右下の緑地が古城跡(岩原城跡)、
同じく少し左下の緑地が己斐城跡(平原城跡)。
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少し左を向いて宗箇山。
ここからはNTTの建物が邪魔をして、
武田山方面までは見えません。
後は、五月が丘団地方面が見えるだけです。
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立石城跡(建岩城跡)全景。
(己斐城跡(平原城跡)より)
写真右端のほうが畑峠でしょうか...
山頂真下辺りが大手道でしょうか...
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(まとめ・総評)
火器の発達により高山の築城が有利となり始めた頃、己斐城(平原城)の控えとして、
いつでも城郭を築城出来るように整備されていた。
城主は不明で、己斐氏の重臣が詰めていたのではと言われている。
立石城跡は、広島市内から遠望できるNTTの大きな電波塔を抱いた大茶臼山の山頂にある。
「広島近郊の山城と史跡」では、車でNTTの電波塔まで行けるはずだったが、
今は畑峠までしか行けず、NTTの車両以外は鎖で通行止めになっている。
しかたがないので、畑峠近くの路肩に駐車スペースがあるので、ここに車を停め、
山道(車道もほぼ平行している)を歩いて大茶臼山山頂を目指す。
大茶臼山山頂を過ぎると一旦車道に出るが、すぐ右手のガードレールをまたぎ、また山道に入る。
そこから数分で展望岩に着き、門跡等の遺構が残っている。
残念ながらNTTの施設のおかげで郭跡等の遺構は残っていない。
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