siro  門山城跡(かどやまじょう)、比高約240m
場所広島県廿日市市大野町
訪問日2006年12月11日(月)
備考厳島合戦前に元就(元春)により落城、破棄された城
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登山口付近にも駐車スペースはあるが、
折角なので妹背の滝下の駐車場に車を停めて歩く。

妹背の滝、雌滝。
高いが水量は少ない。
妹背の滝、雄滝。
低いが水量は多い。
雄滝を上から...
振り向いて...
登山途中、多分大野権現山(先日登った)。
途中の岩場から広島湾方面。
右端は宮島。

途中に展望の岩場が3箇所くらいあった。
尾根道を横切る様に堀切。
途中、左手に窪みのある岩。
左手が浅く、右手が深い四角い窪み。
用途は不明。
城跡のある急峻な丘陵地を望む。
丘陵地の下は堀切状の道になっている。
T字路を突き当たって右折する。
山頂近くの岩場から大野IC方面。
その岩場の左端に四角い柱穴。
右端には丸い柱穴。
見張り台の足場だったのでしょうか?
山頂、門山城跡。
すぐ横に案内板。
山頂の岩に四角い柱穴。
更に丸い柱穴。
少し奥に行くと、刀掛け。
5~6段はあるかな?...

ここに行くには背丈ほどの岩場をロープを伝って
垂直に降りなければならない。
回避したければその手前の藪を左に突っ切れば、
7連穴の岩(下記)の所に出る。
すぐ近くに直線状に7連穴の岩。
写真では丸い穴が5つ見えるが、
更に向こうに2つある。
更に奥に行く。
この岩場の間を通ると左に「馬のたらい」。
馬のたらい(前記の写真の左の岩)。
大きさの比較に靴を置いてみた。

用途は不明、馬とは無関係か?
この岩には馬が登れそうも無い。

ここから引き返す。
展望の良さそうな岩を発見。
危険を冒し、かなり苦労して登ってみた。
眺望抜群。
宮島方面。
宮島には宮尾城跡があります。
大竹方面。
経小屋山方面。
左手岩の側面に縦長丸の穴を発見。
何だろう?...

この後、山頂に戻り、下山。
門山城(城山)全景。(東側より)
(まとめ・総評)
大内方の城。
安芸遠征時の陸の拠点だが、厳島合戦の前に毛利元就の命で吉川元春により落城、廃棄された。
これにより、陶晴賢の元就討伐で海路を選択させて、厳島で陶晴賢を討ったとの説もある。

大野ICを出て右折(北西へ)、大頭神社前の路肩に駐車するか、正面の駐車場に停めます。
(正面の駐車場は停めていいのか不明ですが、停めさせていただきました。)
歩いて大頭神社右を通過し、雌滝を右に見て、雄滝手前で右に上がります。
車道に出てしばらく行くと左に折れる道があります。(左へ行く(※1))
この右の方にも駐車出来るスペースはあります。

上記(※1)で左折して、橋を渡ると正面上に休憩所があり、トイレ左手から入山します。
全般的にかなり狭い道です。多くはシダに覆われていて、掻き分けながら進みます。
なので、暑い時期の登山はお勧め出来ません。(蝮、蜂、蜘蛛の為...)
途中、眺望のいい場所がいくつかあります。
最期の急峻な丘陵地手前でT字路に突き当たるので、右折してしばらく行くと山頂です。

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 参考資料: H・L・C「広島近郊の山城と史跡」