毎年恒例の西赤石山アケボノツツジ山行。今年は嫁と2人で...
先週のちち山辺りから見た西山~西赤石山のアケボノツツジの状況を見て、本日の山行日を設定。
週間天気予報で3日前までは雨予報だったが、2日前くらいから1日ずれて金曜日が雨となった。
土曜日の晴れ予報を信じて本日決行!
朝3時過ぎ、広島を出発した時は小雨。
四国に渡った頃には止んでいたが、どんより曇っていて、前日の雨のせいか、霧で山容は見えない。
途中、コンビニ、SA、給油と寄り道し、いつものコースを辿って東平に6時40分頃到着。
トイレを済ませ、奥の登山者用臨時駐車場に移動、準備を済ませ、第三通洞のある登山口を目指します。
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駐車場から5分で到着!
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第三通洞左手からスタート!
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今年もすぐ先にある滝に寄ろうと思ったが、
昨日の雨で増水。渡渉出来ずに引き返す。
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なので、ズームで...
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しばらくはいい道をつづら折りに高度を稼ぐ。
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2つ目の木橋の辺りから緩やかに...
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分岐。
今年も馬の背方面を目指し、右へ...
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ジグの急登13分で、右手の展望。
下方は霧だ!
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上記中央辺り(東平)をズーム!
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更に12分で左手の展望。
いつもならここで西赤石山のアケボノツツジの
状況を確認できるのですが、本日はこの通り。
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馬の背に取り付くといい道が続く。
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平行道に取り付いて左折、
まずは銅山峰ヒュッテを目指します。
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ヒュッテ到着!
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ここで空ペットボトルに2.5リットル給水。先は長いがここまでちょっと楽を...
そして、引き返すように銅山越を目指します。
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途中、左手の展望が開けるが、
山頂方面は相変わらず...
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いい道もあるが、この区間は基本急登!
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ヒカゲツツジ。
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銅山越到着!
そのまま銅山峰方面(右)へ...
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途中右手にそれると、東平方面の展望が開ける。
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ツガザクラはまだ少し早い様です。
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銅山峰到着!
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ここから西山、綱繰山方面を見るが、霧がかかったり晴れたり...
西山から綱繰山のアケボノツツジを拝みたいが、ここから見る綱繰山北面にアケボノツツジの気配は無し。
綱繰山アケボノツツジ自生地は西側なので、行ってみないと分からないが...
ちょっと悩んで、とりあえず行ってみる事に。ザックを銅山峰にデポし、軽装でGo!
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緩やかに登って行って、最後に急登!
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急登の途中で振り返る。
西赤石山山頂辺りは相変わらず...
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西山山頂到着!
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前からあったかどうか定かでないが、三の森方面の案内があり、踏み跡が続いている。
それはさて置き、綱繰山の展望を目指し1分程前進する。
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無い!
↓先週、左記中央奥より遠望した綱繰山(右)。
1週間ですっかり無くなった様だ!
逆に増えるかもって期待もあったが...(^^;)
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折り返し中、新居浜市方面。
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ズーム!
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先程より幾分晴れたが、
ちょうど兜岩から上が霧の様です。
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ツガザクラは、咲いててもこれくらい。
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銅山峰付近は背の低い樹木ばかり。
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銅山峰のツガザクラは、国内南限の自生地になります。
ここは、別子銅山の銅精錬時に発生する亜硫酸ガスの影響や、精錬用の森林伐採、
それに加え、冬は強風による土壌の凍結などの悪条件から、
低山ながら高山帯の厳しい条件下で育つ植物が多く見られます。
しかし、近年、森林が回復傾向にあり、ツガザクラなどの稀少植物が保護対象となっています。
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銅山越まで戻ってきました。
ここで右から団体さんが上がって来る。
巻き込まれない様に先を急ぎます。
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銅山越から7分で右後方を見下ろす。
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上記中央をズーム!
蘭塔婆が見えます。
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西山近辺が晴れています。
本日初の日差しかな...
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東山先の鞍部を通過!
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ミツバツツジ(亜種)。
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これも...
まだアケボノツツジはしばらく先です。
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ミヤマカタバミ(コミヤマカタバミ?)。
毎年(7年目)通ってる道(山)ですが、
ここでは初めて見ました。
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銅山越から40分、最初のアケボノツツジです。
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そろそろ、霧が出てきた...
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クロモジ。
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しばらくアケボノツツジにお付き合いを...
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左手にある「のぞき」から...
今年は霧のせいでこんな感じです。
(進行方向の山肌)
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霧が深くなってきた。
いつもなら山頂が見え隠れしていたが、
今日は見えないので、残りの距離が分からない。
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ここで山頂直前のロープのある絶壁が...
感覚的にまだ20~30分あるかなって思っていたので、拍子抜けです。
霧のせいで涼しく、体力の消耗も少なく、まだまだな感じがしてました。(^^;)
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西赤石山山頂到着!
全方向霧です。
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山頂(三角点側)の狭いスペースに10人以上はいたでしょうか...
落ち着けないので、早々に西側のスペースに移動します。
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こちらには誰もいませんでした。
昨年まで山頂(三角点側)にあった銅版が
こちらに移動してます。
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上記バックが一面アケボノツツジのはずですが、
今はまだこれだけ...
この辺りは、まだ少し早い様です。
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ここで記念の1枚を撮って、
早々に兜岩に移動します。
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まずはロープを伝って超急降!
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急降中にもアケボノツツジがあちこちに...
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オオカメノキ。
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アップ!
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鞍部まで下ったら、兜岩に向けて超急登!
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兜岩最前列のビューポイントより...
眼下のアケボノツツジが霞んで見えるくらい。
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この岩場を慎重にコース選択しながら、
昼食ポイントを求めて後方に移動する。
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平らで眺めのいい岩で落ち着きます。
しかし、霧は相変わらず...
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今日もカップ麺。気圧の関係でパンパン!
ちょっと風があるので、バーナーは木陰に...
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ちょっと晴れてきたかな~
もうちょっと待てば更に晴れるかな~
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と言う事で、更に奥の岩場の最上部?へ...
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そこから見下ろす。
最初のビューポイントの岩場(中央奥)が霞む。
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北側はこれだけ晴れただけ。
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ちょっとだけ前に移動して...
少し晴れてきたかな。
左下のザックがある岩場が先ほどの昼食ポイント。
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ズーム!
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と、写真を撮っている岩場。
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おっ!
更に晴れてきたか...
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もう少し!
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晴れた~! ヽ(*´▽`)/
兜岩到着1時間10分後の事。
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ちょっとズーム!
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右手眼下に色とりどりのツツジ。
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おっ、遠くに東平も見える。(ズーム!)
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ヒカゲツツジがひっそりと...
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何の鳥かな?
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最後にもう一度兜岩の最前列に寄り...
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もう一枚!
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右を向いて...
先週登ったちち山、笹ヶ峰は最後まで顔を出さず!
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下り始めて、最後の1枚!
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オオカメノキとミツバツツジのコラボ。
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岩海を横切る。
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そこから最後の展望。
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展望の無い樹林帯をひたすら下って、
兜岩から46分で上部鉄道に合流。
今年は三連橋をもう一度拝むため、左へ!
ヒュッテ経由のちょっと遠回りです。
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真っ直ぐな道(上部鉄道跡)。
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長いつり橋を渡る。
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三連橋が見えてきた。
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ここは渡れません。
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迂回しながら...
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これは更に5分先にある橋台。
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ここは下を通ると行き止まりになるので、
石垣の上の道を通ります。
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右手を振り返って、千人塚。
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...
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こんな橋をいくつも渡る。
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よく見ると、
それぞれにしっかりした橋台が残っている。
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橋台に掛かった橋が崩れ落ち、
迂回路が作ってある。
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ここの橋脚は倒れてます。
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「←西赤石・東赤石」とあるが、
東山東側のガレ場の分岐に続くのかな?
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柳谷からの道に合流ですが、
ロープが張ってあります。
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一昨年には無かったな~
住友林業のよくある注意書きですが、
要は、通行するなら「自己責任で」
と言う事ではないでしょうか?
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ここは、一旦1分ほど先のヒュッテの東端まで寄り道します。
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そこに咲いているシコクカッコウソウ。
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これも...
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これから、引き返すように柳谷経由で下山します。
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右手に滝。
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いくつか橋を渡りますが、
これが柳谷コース最後の橋。
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そこから見下ろすと、滝になってます。
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柳谷・馬の背分岐まで帰ってきました。
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上記から14分、登山口の第三通洞前に到着!
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駐車場までとぼとぼと歩き、お疲れ~!
最後に資料館前の駐車場に移動して遺構群を見て帰ります。
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遺構群を見下ろす。(東洋のマチュピチュ)
下までは降りません。
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見上げると、
西赤石山(右)と兜岩(左)が望めます。(ズーム!)
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西赤石山を更にズーム!
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先週突発的に登ってきた、ちち山、笹ヶ峰のおかげで、最盛のアケボノツツジを拝めた。 (^o^)/
しかし、三度目の正直の綱繰山アケボノツツジは、またもや見れなかった。
西赤石山と綱繰山のアケボノツツジは時期が合わないのか? 今年はたまたまなのか?
ともあれ、霧も晴れて兜岩からアケボノツツジが見れてよかった! (^_^)
下山後は、資料館や遺構群を下まで降りて見ようかと思ったが、
朝3時から子供たちをほったらかして来たので、急いで帰ろうと言う事に...
16時に東平を出発し、19時半には帰宅した。
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