毎年、南稜ベースに東赤石山から西赤石山へ縦走し、アケボノツツジを楽しむのですが、
今年はちょっと趣向を変え、北稜の遠登志から入り、銅山峰ヒュッテをベースに、
1日目に別子銅山上部鉄道を探訪し、ヒュッテ横の広場でテント泊...
2日目に西赤石山のアケボノツツジを目指します。
ここでは、1日目の工程を紹介します。
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遠登志登山口にある赤石山系の案内板。
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同じく遠登志渓谷遊歩道案内図。
今イチ当てにならない地図です。
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仙雲橋の上から...
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手持ちの書籍では、
遠登志登山口からの道は崩落しているとの事で、
遠登志南登山口に廻ってみる。
遠登志登山口に注意書き等は無かったが、
もう直っているのかな?
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しばらくはつづら折りの急登が続く。
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展望台分岐。
展望は無さそうだったので、
パスして先を急ぎます。
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ノリウツギ。
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ちょっと萎れたシャガ。
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石段が続きます。
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直線は枝を積んで通行止めの体なので、
左に採ります。
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分岐。
「←近道」「まわり道→」
近道を採ります。
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急登が続く。
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水路跡?
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ここへ急下って来て、前記の水路へ???
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山道左下に何かあります。
索道の中継点でしょうか?
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石垣(右)の道が続きます。
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排水溝?
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廊下状の渓谷。
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タニギキョウ。
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東平・第三通洞分岐。
第三通洞方向(左)へ...
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そしてこの橋を渡る。
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ヘビイチゴ。かな?
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イチリンソウ、ニリンソウ、サンリンソウ
辺りに似ているが...?
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沢がいい感じ...
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東平の遺跡が見えました。(ちょっとズーム!)
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石垣に支えられた橋を渡ります。
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コンロンソウ。
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東平(第三通洞付近の広場)に到着!
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あれっ!
変電所の奥(上)から出てくるはずが、
変電所の手前(下)から出てきた。
国土地理院の地図と少し違いますが...
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ここの遺構は帰りに見る予定でしたが、
フライングして、火薬庫だけ覗いてみます。
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その中。何故か曇っています。
冷気のせいでレンズが曇ったか?
何かが漂っているのか...
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その案内板。
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変電所に上がる道です。
登山口の案内もこちらに向かっています。
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ここの広場からヒュッテ方向に
向かう所にある案内図。
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そして、ここから山歩き再開!
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上記からすぐの所に広い河原があり、奥に滝が見えてきました。
テント泊の重い荷物を背負っているので、私は寄る気が無かったのですが、
何故かAさんのテンションが上がって、寄ると言い出し、滝に向けて駆けていく。
仕方が無いので、私も手前にある階段から河原に下りてみる。
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河原に降りてみると、線路が...
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これがその滝。
確かにいい感じ...
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滝の横からちょっとの急登で山道に戻れますが、
先ほどの階段辺りにザックをデポしていた私だけは、少し引き返す様に山道に戻る。
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しばらくこんな道が続きます。
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急傾斜の大きな空堀(水路)を、
つづら折りで何度か跨ぎます。
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分岐です。
急登の馬の背コースと比較的緩やかな柳谷コース。
Aさんの甘言に誘われて馬の背コースへ...
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馬の背コースは、いきなりつづら折りが続き、高度は稼いでいる様ですが、
なかなか前進している気がしません。しかもしんどい! ( ̄д ̄;)
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分岐から20分、
尾根道だけあって、処々で展望が得られます。
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んっ!
上記中央をアップ!
東平がもうあんな下に見えます。
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馬の背の呼び名に相応しい感じです。
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今度は、先程と反対(左手)方向。
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上記をアップ!
アケボノツツジがいっぱい!
西赤石山です。
こちらは明日登る予定です。
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そのちょっと右方向。
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登り切ってT字路。
銅山峰ヒュッテを目指して、左へ...
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ここからヒュッテまでは平行道です。
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銅山峰(銅山越)分岐。
明日は、こちらから西赤石山を目指します。
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銅山峰ヒュッテ到着!
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ここでヒュッテの管理人さんに声を掛け、記帳して、テントを張らせていただきます。
公認のテント場ではないので無料ですが、ルールはちゃんと守って下さいとの事...
もう2時前ですが、とりあえず先にテントを張って、遅い昼食にします。
実は、登山を始めて8年半にして、初めてのテント泊です。ヽ(*´▽`)/
ヒュッテエリアの両端の2箇所に水場があり、東側より西側の方が水量は多い様です。
これを目当てにしていたので、これから明日の下山までは、これを頼りにします。
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Aさんのどん兵衛が、
気圧の関係でパンパンになってます。
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昼食が終わって3時前...
早々に上部鉄道の探訪に出かけます。
ちなみに、ここヒュッテの建つ所が、
上部鉄道始発駅の角石原駅跡です。
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上部鉄道は右へ...
左へ行くと柳谷経由で下山します。
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ミツバツツジ(亜種)。
この辺りで見るミツバツツジは、
ダイセンミツバツツジでしょうか?
ツルギミツバツツジでしょうか?
又はトサノミツバツツジか?
これに答えを出してくれる人はいるのでしょうか?
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橋脚が倒れています。
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ここは橋脚はありませんが、
両端の土台は石垣とレンガがしっかり残ってます。
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ヒュッテから18分、
谷を挟んで遠くにヒュッテを望みます。
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鉄道の足元はほぼ石垣で補強されています。
反対の山手側も処々で石垣になっています。
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千人塚。
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真っ直ぐないい道です。
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本日のメインディッシュ!
三連橋の二つの橋脚です。
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長い吊り橋。
相変わらず高所恐怖症のAさんはこんな感じです。
当時はこの長い距離を、
どうやって渡していたのでしょうか?
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兜岩分岐。
明日の西赤石山(兜岩)からは、
ここへ下りて来ます。
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ここはこの橋を渡ります。
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ここは橋が枯れているので、下を迂回します。
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こんないい道を見ると、往時を回想させられます。
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一本松駅。
ここから直接東平に下れますが、
明日はヒュッテをベースに
軽装備で西赤石山まで行くので、
先ほどの兜岩分岐からはこちらに来ず、
一旦ヒュッテまで戻ります。
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ここは迂回。
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ここは渡る。
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ここも迂回。
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ここも...
谷を渡る毎に橋があり、
しっかりした台座や橋脚が残っています。
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おっ!
遠くに東平が見えたが、
手前の山で遺構までは見えません。
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紫石。
思ってたより大きい!
6m(高さ)くらいはあるでしょうか?
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炭窯跡かな?
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ここも迂回。
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ここはしっかりした木橋が...
ここは深い谷で迂回路は作れなかった様です。
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また東平が...
今度は索道場跡が見えます。
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両脇が石垣の狭い道が続きますが、
ここに鉄道が通っていたんですね!
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切り通し。
と言うからには、この見上げるような岩を削って、
鉄道を敷いたのでしょうか?
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ここは迂回して、梯子を登ります。
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索道場跡到着!
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そのすぐ隣に、終点石ヶ山丈駅跡。
この段差がプラットホームだった様です。
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象???
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ここから端出場(マイントピア別子)に
索道で鉱物を下ろしていた様です。
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ここまで、ヒュッテから2時間近くかかりました。
既に17時です。日が沈むまでにヒュッテに帰り、夕食は済ませたい。
いそいでヒュッテに戻ります。
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行きでは気が付かなかった、給水タンク跡。
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これも気が付かなかった、保線小屋跡。
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三連橋まで戻って来ました。
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これも往路では気が付きませんでしたが、
千人塚の奥には石碑がありました。
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ヒュッテ前の橋の手前左手に...
シコクカッコウソウ。
見たとおりのサクラソウ科です。
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ヒュッテに帰って来ました。
手前がAさんのツェルト、
その向こうが私のテント。
他にテントが3張りあります。
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ヒュッテ前にアカモノ。
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この時点で19時前...
登山口から比高860mをテント装備を担いで登ってくたくたの所、
平行道(実際は比高260m)とは言え、3時間半の上部鉄道探訪でへとへと...
早々に夕食を終わらせ、19時半にはテントに潜り込み、20時には消灯です。
明日は、6時には出発して西赤石山のアケボノツツジを目指します。
お休みなさ~い!
※上部鉄道の詳細はコチラ!
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