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夜明けの冠山。
朝6時過ぎです。
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国道186号線入口にある案内板。
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その先の林道入口にある案内板。
この先の林道右側のスペースに駐車しました。
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吉和冠山は太田川の源流です。
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林道終点、登山口にある橋です。
この左側に広い駐車スペースがあります。
林道は途中からダートになるので、
車高の低い私の車は舗装路の途中に停めました。
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橋の上から見下ろしただけで、
4~5種類の草花が見えます。
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しばらくはこの渓流とお付き合いとなります。
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橋を渡って左方向が国体で使われた山道です。
今は使われていない道で、通行不可です。
直進します。
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支流をまたぎます。
渓流は相変わらず左手を流れています。
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植林帯のうっそうとした道。
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一旦渓流をまたぎます。
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が、2分後にはまたぎ返します。
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ケルン。
私も1つ積みました。
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ヤマゼリ。
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渓流沿いの大岩。
高さ10m近くはあるでしょうか。
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オオタキ。
ここから渓流は右へ、山道は左へ分かれます。
ここからは支流を左に感じながら登ります。
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12分後、その支流を渡ります。
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それから5分後、クロソン岩分岐です。
左の尾根に向けて直登ですが、
ここが一番の難所です。
ここから15分、あえいで下さい。
いきなり頭上にクロソン岩がそびえ立ちます。
そこから一旦左折して、
撮影スポットのローソク岩に向います。
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ローソク岩から、
定番のクロソン岩なめの山頂の図ですが、
霧で山頂が見えません。
岩の下半分は、木(葉)が繁って隠れています。
冬の間の登頂は無理ですが、
4月頃の葉が繁る前を狙えば全体像が拝めます。
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山頂ちょっと右方面の展望。
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吉和IC方面。
中央辺りに高速道路がかすかに見えます。
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十方山方面。もちろん見えません。
右端はスキー場のある女鹿平山でしょうか。
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13分後、やっとここまで見えました。
これで一応満足して先を急ぎます。
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上記の手前の岩まで戻った時、更に晴れました。
今乗っている岩はクロソン岩とローソク岩の
間にあり、私は乗り越えましたが、
南側を迂回出来そうです。
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そのアップです。
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クロソン岩を下から見上げます。
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逆側(山頂側に廻って)から見上げます。
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「狗留孫仏岩」、
いろんな字、呼び方がある様ですが、
「クロソン岩」が正式みたいです。
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クロソン岩先のピークから比高10m程下ると
三叉路に出ます。
右(下山道)は平坦で左(山頂)は軽く登っています。
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三叉路の2方向を
1枚の標識で表すのは無理があります。
「冠山登山道→」が
右の下山道を指している様に見えます。
下の2枚の標識も、左から国体コースが合流して来て、
右が山頂の様に錯覚します。
ここで右に行きましたが、どうもおかしいと思い、
磁石で方向を確かめると、東に進んでいました。
走って戻りましたが、ここで約7分のロスです。
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こちらが山頂方向です。
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一見山頂方向に見えますが、
よく見ると「潮原温泉方面」と書いてあります。
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三叉路から10分後、最後の沢を渡ります。
この先から最後の急登が始まり、16分で山頂です。
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珊瑚樹(サンゴジュ)の実にそっくりですが、
葉の感じが違う様です。
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キノコ。
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山頂に到着です。
展望は無いので、北壁の展望所に移動します。
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展望所から正面の展望。
恐羅漢山方面のはずですが、
霧で遠方は見えません。
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右端が北になるので、右端奥のにうっすらと
高さ、方向からいって広見山?春日山かな?
だと、そのすぐ左辺りが五里山?
中央奥は大神ヶ岳。
その左、山頂が霧に隠れて赤谷山。
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中央、女鹿平山。
右奥が吉和IC辺り。
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北下の方に道の様なものが見えます。
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山頂に戻って1枚!
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フシグロセンノウ。
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蔓人参(ツルニンジン)。
十方山でも見かけました。
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下山開始20分、
クロソン岩尾根下の谷筋の道で沢をまたぎます。
濡れた岩で滑らない様に...
登りの時、
クロソン岩分岐手前でまたいだ沢でしょうか?
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帰りも渓流沿いの道を通ります。
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滝ヶ休まで帰って来ました。
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下山直前、ここで顔を洗ってさっぱりします。
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登山口付近で見られる花 |
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草紫陽花(クサアジサイ)。
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姫女苑(ヒメジョオン)。
キク科です。
そういえば野菊に似ています。
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紅花現の証拠(ベニバナゲンノショウコ)。
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金水引(キンミズヒキ)。
バラ科です。
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大傘持(オオカサモチ)。
セリ科です。
茎が太く、葉の形もセリに似てきます。
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釣船草(ツリフネソウ)。
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(まとめ・総評)
標高県下第二位の山です。
山頂は北と西に絶壁を持つ冠型で、アプローチは東の潮原か、南の松の木峠になります。
展望は北側を中心に180度に少し足りないくらいで、恐羅漢山や十方山等が見えます。
あとはローソク岩から360度の展望です。(山頂側は冠山しか見えません。)
今回も十方山に続き、8時半過ぎに山頂到着で、すぐ北壁の展望所に行きましたが、
やはり霧に覆われて展望は今一でした。
紹介した写真はまだいい方で、この後どんどん霧が深くなってきて、山頂で1時間ちょっとねばりましたが、
好転の気配がないので下山しました。
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