tree  鬼城山(きのじょうさん) 397m、犬墓山(いぬはかやま) 443.3m
場所岡山県総社市黒尾 犬墓山より鬼ノ城を望む
犬墓山より鬼ノ城を望む
 
大岩巡りを楽しむ!
大岩巡りを楽しむ!
登山日/天気2014年5月6日(火) 晴れ
メンバー単独
マップルート図 ビジターセンター→犬墓山→岩屋→北門→鬼城山→センター
 
 センター→犬墓山  :19分
 犬墓山 →岩切観音 :22分
 岩切観音→汐差岩  :10分
 汐差岩 →岩屋休憩所:30分(各所寄り道)
 休憩所 →下山口  :14分
 
 下山口 →鬼ノ城北門:11分
 北門  →第2展望所:16分
 展望所 →東門   :10分
 東門  →南門   :19分
 南門  →西門周辺 :17分
 西門周辺→センター :16分(鍵岩寄り道)
 
    歩行計    :3時間04分
    全工程    :3時間45分


朝イチで備中松山城に行き、昼跨ぎで鬼城山まで移動して来ました。

砂川公園前に警備員がおり、「鬼ノ城 3.1km」とある所で呼び止められる。
警備員「上の駐車場は一杯で、今日はシャトルバスもありません。」
私  「どうすればいいん?」(まさか3.1kmの登りを歩けと...)
警備員「駐車場周辺もゴチャゴチャですけど、それでもよかったら...」
私  「じゃあ、とりあえず行ってみるわ。」と、車を走らせる。

途中、何台もの車とすれ違う。『これなら空いてるんじゃない?』と思いながら進む。
ビジターセンター近くなると路上駐車が増えてくる。
しかし、駐車場に着くと、警備員が「空いてますのでどうぞ!」と...
数台分、空いていた。(やっぱり!)

途中歩いている人を何人か見かけたが、下の警備員の話を真に受けて歩いてたのかな?

登山口
ビジターセンター前の登山口。
犬墓山
すぐの所に「岩屋三十三観音」の案内板。
犬墓山
最初は木陰の涼しい道ですが...
犬墓山
そのうち、木々の背が低くなり日当たりが良くなる。
犬墓山
入山8分で早くもベンチ!
まだ休まない。
犬墓山
更に4分で展望の岩場。
鬼城山
そこから鬼ノ城跡を一望!
左に北門、右に西門が見えます。
鬼ノ城
西門、角楼をアップ!
犬墓山
南側の展望。
犬墓山
アップ!
奥は四国の山並み。
犬墓山
少し左を向く。
右奥の鋭鋒が剣山かな?
犬墓山
更に左...
犬墓山
更に進むと分岐。右折。
犬墓山
山頂広場。
犬墓山
ここからも展望は良いが、
先ほどの岩場の方が視界が広い。
犬墓山
しばらく松と岩の間を下って行きます。
犬墓山
山頂から10分で分岐。

皇の墓と岩切観音を目指して右折し、
少し遠回りします。
池
小さな池の辺を通過します。
亀
亀の甲羅干し...
皇の墓
分岐から6分、皇の墓の広場に出ました。
皇の墓
説明板。
皇の墓
その「塔身の曲線」。
岩切観音
岩屋への分岐。
直進して、岩切観音を目指す。
岩切観音
馬頭観音、岩切観音の分岐を直進!
岩切観音
岩切観音到着!
岩切観音
岩切観音は、左下の大岩に刻まれています。
岩切観音
そこにある説明板ですが、
三十三観音の説明で、
特に岩切観音の説明ではありません。
岩切観音
岩切観音から引き返すと、すぐに馬頭観音への分岐。
(先ほどの分岐でなく、もう一つの分岐。)
西の池
岩切観音から5分でメインの道に合流します。
右下の方には樹間から少しだけ西の池が見えます。
方位岩
更に4分、方位岩。
汐差岩
そのすぐ隣に(向こうに)汐差岩。
汐差岩の向こう側に廻れば、難なく上に登れます。
汐差岩
汐差岩の上。
気持ちがいいのでここで休憩します。
汐差岩
展望はこんなものです。
汐差岩
少し左を向く。
汐差岩
んっ!
上記左奥に鬼ノ城西門が見えます。
馬頭観音
汐差岩から指呼の先に馬頭観音(右)。
馬頭観音
振り返ると、この案内板。
馬頭観音
張り出した岩場からは、
北から西にかけての展望が良好です。
屏風岩
すぐ先に屏風岩への分岐。
屏風岩
上記から1分で、屏風岩。
クジラの様にも見えますが...
八畳岩
八畳岩。
八畳岩
そこから北の展望。
八畳岩
何か咲いています。

バラ科の葉の様で、
アズキナシかシモツケの仲間にも見えますが、
ガマズミなどのスイカズラ科の様にも見えます。
鯉岩
鯉岩。
う~ん、何が鯉か分からない...
鬼の餅つき岩
鬼の餅つき岩入口。
鬼の餅つき岩
鬼の餅つき岩。
鬼の餅つき岩
そこから東の展望。
鬼の差し上げ岩
すぐ先で右に分岐があるので、
右折するとすぐにこの大岩。
鬼の差し上げ岩
鬼の差し上げ岩。
落石のせいでロープが張ってあり、立入禁止です。
鬼の差し上げ岩
その説明板。
岩屋寺
隣に岩屋寺。
国土地理院の地図では神社マークがあるが...
岩屋寺
岩屋寺からこの石段を下ります。
岩屋寺
新(右)旧(左)法印塔?

この左に集会所の様な建物があり、
国土地理院の地図ではこちらに寺マークが...
先の石段を下りきった辺りを左折でここ(上記)に来れた様ですが、
更に坂を下りきって左折、また別の石段を上ってここに出ました。
なので、これから引き返すよう様に、先へ進みます。

岩屋
正面の道が直線的でメインの道の様に見えますが、
岩屋休憩所の案内に従い、右へ...
岩屋
左手に民家があり、
白とピンクのハナミズキが植えて?あります。
岩屋寺から12分で岩屋休憩所に到着!
ここには車道が通っていて、駐車場もあり、トイレ、東屋もあります。
パンフレット(地図)もありましたが、簡素過ぎて、手持ちの資料の方が詳しかったので持ち帰りませんでした。

岩屋休憩所
そこの案内板。
岩屋休憩所
これも...
岩屋休憩所
駐車場から道路を挟んで、ここから下山です。

ここを入るとすぐ分岐で、
右に「棚田」とあったので右に行ってみます。
棚田
その棚田。
ヤマツツジ
ヤマツツジ。
岩屋
この辺りは棚田から続く民家のエリアで、
開けた空間が続きます。
岩屋
この沢も棚田からの延長でしょうか?
岩屋
そして、山道と言うよりは里道...
岩屋
下山しました。
(下山後、右に採ります。)
鬼城山
しかし、まだ終わりではありません。

下山後、すぐにここ(左)から再入山、
ウォーキングコースの分岐などがありますが、
案内に従い、鬼ノ城北門を目指します。

ちなみに、
この舗装路を直進すれば登山口に戻ります。
コバノミツバツツジ
まだ頑張っている、コバノミツバツツジが居ます。
北門
再入山から9分で、北門が見えてきました。
北門
北門をくぐって左折、振り返ります。
鬼城山
事前調査では舗装路の写真ばかりだったのですが、
予想に反して山道の様です。
鬼城山
城域北側の辺りは、
展望の外側の道と木陰の内側の道が平行しています。
鬼城山
途中の張り出した岩場。
鬼城山
そこから東側の展望。
眼下に鬼ノ城GCのクラブハウスが見えます。
鬼城山
ここにも張り出した岩場。
温羅遺跡
「温羅舊跡」。

温羅遺跡の石碑なのでしょうが、
「舊」は古いと言う意味と読みを持つ様です。
コバノガマズミ
コバノガマズミ。かな?
第2展望台
何か石碑が見えてきた。
展望が良さそうです。
屏風折の石垣
第2展望台(屏風折の石垣)です。
屏風折の石垣
そこから南東の展望。
屏風折の石垣
少し横に移動して、屏風折の石垣。
鬼城山
東門へ移動中、いい道が続きます。
鬼城山
東門手前の案内図。
鬼城山
ここへ上がってくる登山道がある様です。
東門
東門。
十一面千手千眼
その先、十一面千手千眼のある高石垣の広場です。
十一面千手千眼
その十一面千手千眼。
東門
そこから東門が見えます。
屏風折の石垣
その左上の方をアップ!
先ほどの屏風折の石垣です。
南門
南門。
高石垣
その先の高石垣の上。

ずっと左手の展望はいいのですが、
こういう所があると立ち止まって、
改まって展望を楽しんでしまいます。
第2水門
第2水門。
手前右上に排水溝が見えます。
第1水門
第2水門石垣から土塁続きに、第1水門。
西門
やがて、西門の櫓が見えてきます。
敷石
上記階段を上がって振り返る。
見事な敷石です。
西門
西門到着!
西門
門を潜って表側から仰ぐ。
角楼
西門の隣に角楼。
鬼城山
角楼、西門の後方にある東屋。
鬼城山
その隣の展望図。
国土地理院の地図では、この30m奥(北東側)に「鬼城山 397」とありますが、
三角点もある訳でなし、ここが山頂でいいんじゃないでしょうか。

鬼城山
と言う訳で、山頂からの展望。
木が邪魔して、足元の辺りは見えません。
角楼
下山しながら角楼を見上げる。

ここからはずっと舗装路歩きになります。
鍵岩(学習広場)
鍵岩(学習広場)への分岐。
左へ...
鍵岩(学習広場)
すぐに鍵岩(学習広場)。
鍵岩(学習広場)
角楼、西門周辺の展望場になっています。
鍵岩(学習広場)
角楼、西門を少しアップ!
鍵岩(学習広場)
西門を更にアップ!
鬼城山
舗装路を下りていきますが、
何故か左に九十九折りの道も付いています。
ここだけバリアフリーでしょうか?
ビジターセンター
ビジターセンター到着!
一周廻って来ました。
ビジターセンター
そこの案内板。
ビジターセンター
こちらは鬼ノ城の案内板。
ビジターセンター
こちらは中国自然歩道...
鬼ノ城には前から行って見たかったのですが、折角なので鬼ノ城を展望する犬墓山と、
周辺の奇岩、大岩巡りを取り入れて、山歩きをしました。

各所で展望も良く、周辺の山情報や土地勘があればもっと楽しめたかも知れません。
それでも、岩好き、城跡好きにはテンションの上がる山行でした。





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 参考資料:各種サイト