siro  丸谷城跡(まるやじょう) 比高45m
場所広島県呉市下蒲刈町下島 海に突出した天神鼻
海に突出した天神鼻
訪問日2020年10月3日(土)
備考 蒲刈多賀谷氏の寄る、海賊城

県調査資料郭図



七国見山登山で蒲刈にやってきたついでに、丸谷城跡にも寄ってみた。

最高所の主郭から、北の天神鼻に伸びる南北に長い城域だが、今回は主郭のみの探訪となった。

帯郭
主郭下の帯郭から主郭を見上げる。
主郭
主郭。
石碑
そこにある石碑。
西側より丸谷城全景。主郭は右端の丘陵地。見難いので、ここをクリックしてみて!
丸谷城
南側から主郭に取り付き、尾根伝いに天神鼻先端まで行けると思っていたが、藪に阻まれ身動き取れなかった。
天神鼻へは、主郭下の隘路を東に巻いて、どんづまり辺りから尾根に取り付く様だ。(多分...)

今回、時間の都合で、天神鼻方面に行けなかったので、城跡仲間のAさんのサイトを参照。


下記おまけ...

長雁木
上記主郭下から、東方へ道なりに850mで、
この雁木がある。
福島雁木
福島正則が作った、別名「福島雁木」とか...
丸屋城とも。

南北朝期(14世紀半ば)、多賀谷景茂(蒲刈多賀谷氏)の築城との説もあるが、定かではない。
本城は、東方の小早川氏の勢力に備えたものと思われる。

蒲刈多賀谷氏は、伊予国周桑郡北条郷の地頭だったが、下蒲刈島に所領を得て、移り、築城した。





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 参考資料:広島県中世城館遺跡総合調査報告書、広島・岡山の城郭