国道261号線沿いにある案内板。

駐車場すぐ先、
常仙寺跡(吉川興経墓所)下にある案内板。
※常仙寺跡は前回探訪を参照。

上記案内板から25分、米蔵段への分岐。
右(米蔵段)へ採ります。

米蔵段へ上がる道の左側は石垣が連なります。

これも．．．

これも．．．

米蔵段。
奥に大土塁が見える。
大土塁の向こう側が中城口になります。

大土塁の左手に続く土塁。

米蔵段を囲む(南から東側)様に土塁。

中城口奥から振り返って、奥に大土塁。
米蔵段と中城口を遮断する様に盛り上がってます。

中城口の北西面に走る土塁。

↑と思ったら石塁の様です。

これも．．．

大土塁北端から通路状になっており、
米蔵段の端を通って中城に通じています。
「中城口」の所以でしょうか？

中城。

中城の東端に土塁(櫓台)。

米蔵段から登城路に戻らず、
直接来るとこの裏に出ます。

北面には石塁跡。

左右土塁状の道。

次の郭の北面に大きな土塁。
2ｍくらいはあるでしょうか？

上記土塁と南面の通路の間に小さな土塁。

ここから「←本丸」の標識で、
尾根の左を巻きながら大門の原へ．．．

前回はここから尾根上を歩き、
姫路丸経由で大門の原へ向かいました。
(「←本丸」の道は藪の中だったのかな？)

大門の原が近付くと左右高台になる。
尾根上でなく、こちらが正式な登城路の様です。

大門の原。

振り返って、大門。
石も使ってある様です。

大門の原北東に姫路丸。

大門の原奥から振り返って、奥の高台が姫路丸。

前回は姫路丸経由で大門の原に行きましたが、
姫路丸から大門の原を見下ろしたら、
一面笹で、どこを通れば？と、
唖然とした記憶があります。

上記から左(北)を向くと竪堀。

この20ｍ下に、
「一升水」と呼ばれる貴重な水源があった様です。

大門の原から土塁を挟んで．．．

大広間の段(池の段)。

岩(石)が散乱してます。
何かの跡でしょうか？

大広間の段は、左右が郭の高台で、
奥が一面土塁になっています。

前回は大門の原からここまで、
一面笹に覆いつくされてました。

上記土塁に乗ると、分岐。
二の丸は帰りに寄ります。

上記右に採るとすぐ先左手に石垣(布積)跡。

その横に．．．
排水口かな？

石垣横から登った所の郭。

虎口。
石積みも見える。

上記虎口から上ると、土塁(郭？)が見える。

その上から、中の丸(下り丸)。

ここにも岩(石)が散乱してます。

中の丸から上へ．．．

ここはつづら折りで石積みも見える。

途中の小郭。

その右側に石塁。

そして石積み。

本丸直前で三の丸分岐。
まず右(三の丸)に採ります。

すぐに小郭。

そこに井戸跡があります。

その先の郭。

そして三の丸。

三の丸奥にもう１つ郭がありますが、
見下ろすだけでパスします。

南西側から三の丸に上がる通路がありますが、
その通路の外側に石垣跡。

これも．．．

本丸到着です。

前回は一面ススキで何も見えませんでしたが、
今回はよく刈ってあります。

本丸から北側の展望。

本丸東下の郭。

同じく南下の郭。

上記の郭と繋がっている様ですが、
藪で遮断されてます。

本丸から西側に2段下の郭。
郭図を見ると三の丸と繋がっている様です。

出丸。

そこにある土塁。

出丸から南側(千代田IC方面)の展望。

大広間の段西の土塁の道を通って二の丸へ．．．

二の丸。

かなり広い郭ですが、藪で見渡せないのが残念！

二の丸から南側(千代田IC方面)の展望。

少し右を向きます。
見えませんが吉川元春館跡方面です。

二の丸の奥の方です。相変わらず藪。

ここから大門のある所に向かって、
ほぼ崖の斜面を下ります。

大門から姫路丸に上がり、
姫路が岸方面を見下ろす。

ここもほぼ崖の斜面で、
比高15ｍくらいはあるでしょうか。
行くかどうか迷ったが、結局行く事に．．．

上記下りた所の郭。

その先の郭。

そして姫路が岸。

そこに石積み跡。

姫路が岸の奥に櫓台？

そこから北東側の展望。

後は下山するだけです。

小倉山城跡(北側)から日山城跡全景。

（まとめ・総評）
1550年、吉川元春入城。(吉川元春築城説や昔から砦程度の城跡があった説がある。)
1591年、元春三男、吉川広家が月山富田城に移り、吉川氏の本拠としての役目を終える。

他の説明や場所は、前回探訪分を参照して下さい。

5年5ヶ月前に一度登城しているのですが、今回は前回に比べてよく整備されていて、
手持ちの資料も充実していたり、自らの見識も増していたりしていたのに加え、
私よりベテランの三原のＭさんも同行していたので、存分に探訪出来たと満足です。(^o^)/