社員旅行自由行動2日目、
早々に朝食を済ませ、7時半くらいにホテルを出て、昨日と同じくMRT松江南京站を目指す。
本日の予定はMRT蘆洲站まで行き、バスで観音山ビジターセンターへ。
そこから山頂までストリートビューで行けるくらいの軽い登山で、観音山系最高峰の硬漢嶺へ。
後は淡水河方面に下って、八里から船で淡水へ移動し、そこで昼食。
帰りに軍艦岩を巡る軽縦走を入れて行く予定だったのですが...
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MRTの中はこんな感じ...
松江南京站では2路線が交互に来るので、
蘆洲站行きに乗る。
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蘆洲站に着き、バス停で「橘20」のバスを待つ。
他にも何人か登山者が待っている。皆、観音山でしょうか。
なかなか来ない。30分待ってやっと来た。
ホテルを出る時間も予定より少し遅れたので、ここまでで予定より1時間近く押している。
それでもここまではよかったのですが...
バスは街中を抜け、山路に入って行く。
車内の電光掲示板に「観音山」の表示... バス停の名前かな?
この時点でちょっと気を抜いていた。気を張って冷静だったら問題なかったはずなのに...
バスが停まって、登山客が何人か降りて行く。ここか? 慌てて釣られて降りてしまう。
違う! 予習していたバス停の雰囲気じゃない。そう言えばバス停の名前も「観音山遊客中心」のはず...
(後でGoogleマップで調べると、ここは観音里バス停となってました。)
どうしよう! 次のバスを待つか? また30分待ち? ん~~ ...... 強行だっ!
先に下りた登山客3人パーティーが登山準備か、ゆっくりしてる。
あのパーティーについて行くしかない!
パーティーに先行してもらう為、普段はしない準備体操などをしながら待つ。
あっ! 行った! よし、続け!
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右奥の隙間から一旦下の道へ降りる。
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登山口。
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最初は竹林を進みます。
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何か仏教関係のものでしょうか?
手前は前掛けをした地蔵にも見えますが...
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前のパーティーを抜かさないように、見え隠れする距離で、ストーカーの様に付いて行く。
時々追いつきそうになると、立ち止まって水分補給などしながら...
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急登が続き出す。
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急登が続き出すと、休憩が増え、前のパーティーに置いて行かれだす。
しかし、ずっとロープも張ってあり、まだ一本道で、他の登山者も見え始めたので、
後はその場の判断で大丈夫かな?
幸い方向感覚(山頂方向)はまだ大丈夫だ!
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また何かある...
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木の間から展望が開ける。(ちょっとズーム)
淡水河と基隆河が合流する辺りかな?
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この後、休憩所に到着!
何人か登山者が休憩してますが、例の3人パーティーが入れ替わる様に出て行きました。
予想外(予定外)の山道歩きと急登でかなり疲れてます。竹のベンチに座り込んで小休憩...
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休憩所から西側の展望。
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ズーム!
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休憩所を出るといきなりの超急登!
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少し緩やかになるとホッとする。
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先ほどの休憩所から15分で、
東屋のあるピークに...
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ここで初の案内板。
目指す「硬漢嶺 2100m」の標識も...
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ここで休憩をした時に、ザックのサイドに指していたペットボトル(水)を落してしまった様です。
コンビニでお茶を1本補給するのも忘れていて、あと純水が600mlだけです。
持つかな?
「硬漢嶺」の標識の示す方向に石段と土の道があり、迷ったので、
他の登山者に身振り手振りで聞いたのですが、結局どちらも先で合流してた様です。
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そしてすぐにまた分岐。
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ここで初めて先ほどのピークが「鷹仔尖」と言う名前だと分かる。
「←硬漢嶺」「尖山→」とあるが、
この「硬漢嶺」は一旦凌雲襌寺まで下って、硬漢嶺歩道を一から登り返す為の標識ではないかと思われます。
逆に「尖山」方向に行けば、すぐ先でまた分岐があり、また「←硬漢嶺」「尖山→」となると思うのですが...
帰国後にいろいろ調べて、自身の中では上記の様な結論に至ったのですが、どうでしょうか?
しかし、ここは「←硬漢嶺」に従って、左へ...
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大きな岩山が...
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どんどん下って行きます。
また登り返す事を考えると気が重い...( ̄д ̄;)
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ここで左に更に下って行きますが、
右に手書きの標識で「硬漢嶺→」とある。
またロープの道で、いきなり見上げる様な急登だが、
もう下りたくないので、ここは右へ...
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ロープが無いとどうにもならない程の超急登です。
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ここも...
ちょっと進んで止まっての繰り返しです。
手持ちの水分もどんどん減っていく...
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ここで左に緩やかに下って行く道、
右に超急登の岩場、の分岐に出くわします。
右の木には「上 占山 →」と彫ってあります。
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ここでザックを下ろし、座り込んで悩む...
「占山」と言っても、この時点では「尖山」の別名(別表記)だとは知るよしもない。
判断材料が無いので、とりあえず高い所に行けば展望が開け、情報が得られるかも...
と言う事で、右上の超急登へ...
幸いにもすぐにピークがあり、T字路で左右に道が分かれ、そのすぐ右手で展望が開ける。
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この展望!
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ズーム!
背後の陽明山系は雲(霧)の中。
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写真を撮り忘れましたが、上記展望の右手に、こんもりとしたピークがあり、
登山者がわらわらと下って来ているのが見えます。
だいたいの位置が分かったので、引き返すように先ほどのT字路に戻り、左側の道で下りに入ります。
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すぐに左後方から道が合流してきます。
先ほど悩んだ分岐の、
左に下っていった道でしょうか?
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今日イチの急登かも...
ロープが無ければ滑落の危険性もあります。
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上記の途中で立ち止まって...
ロープを手放すと怖い!
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ズーム!
今日も山頂では霧の可能性が高いので、
展望のある所ではチェックを忘れない。
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急登後、左手を見下ろす。
手前のオレンジ色の屋根が、
凌雲寺(凌雲襌寺ではない)の様です。
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これを右に下って行きますが、
左に行くと建物があり、何か匂いが漂ってきます。
茶屋かな?
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また下って行く...
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やっと下りきってホッとする。
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ここで硬漢嶺歩道に合流します。
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「遊客中心 1200m」とあるが、
ここまで登山口から2時間10分、
1時間半くらいは余分に掛かった様です。
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硬漢嶺を仰ぐ。
微妙に霧が掛かってる...
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アジサイ。
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案内板。
現在地が微妙に違う様ですが...
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硬漢嶺歩道はずっとこんな感じの道です。
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沿道に観音様が...
何かよく分かりませんが...
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ここが山頂の基点になります。
この周辺に広場や東屋、展望台がいくつかあります。
右上が硬漢嶺ですが、
とりあえず、正面左奥の展望台へ向かいます。
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霧が...
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幽かに淡水河が見えます。
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ズーム!
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少し休憩して、硬漢嶺へ移動して来ました。
まずこの門を潜り...
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硬漢嶺山頂到着!
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んっ! 予想外に展望が効く。 (^_^)/
淡水方面。
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台北市街地方面。
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ズーム!
台北101が幽かに見えます。
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尖山方面ですが、どれが尖山かな?
多分、中央の凸凹の稜線のうち、
右端が先程のT字路のピーク、
次がそこから見えたこんもりしたピーク、
その左が尖山ではないかと思われます。
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更に晴れてきた感じが...
淡水河と基隆河の合流地点です。
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淡水河河口付近の展望図。
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河口付近はまだ霧の中...
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しかし、時間と共に晴れてきました。
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淡水の中心方面も晴れてきた。
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MRT淡水站をズーム!
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昨日登った七星山は雲の中...
これは雨が降ってるかな?
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下山は先程の基点から北東に向けて下って行く予定でしたが、ここ硬漢嶺に直接上がってくる土の道がある。
基点まで戻らなくてもこの道から下山出来ないかなと思い、この道を登って来たパーティーの一人に尋ねる。
展望図に載ってる「八里渡船頭」を指差し、この道でOKか?身振り手振りで聞く。
その男性は「バリ(八里)... バリ...」と考え、仲間の人に相談して、別の方が英語と身振り手振りで教えてくれた。
基点の方向を指で示し、「Right... Down...」、年配の女性だったが、私と同じくらいの英語力かな... (^^;)
やはり予定通りのコースでないといけないみたいだ。下山にかかる...
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硬漢嶺を離れる前に、南西側の展望。
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硬漢嶺から基点まで石段を下り、
北東に向けてここから下山開始です。
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分岐。
標識に従い右へ...
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途中、一瞬展望が開ける。
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ひたすら石段の急降が続く。
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トンボ。
あれっ! 昨日と全く同じ構図の様な...
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硬漢嶺から25分で車道に出る。
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すぐ先に何かある!
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狛犬だ!
日本統治時代の名残りかな?
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余談だが、
富士山が日本一高い山でない時があった。台湾の日本統治時代(1895~1945年)だ。
日清戦争終結から第二次世界大戦終結までの間だが、この間は、台湾の玉山(3,952m)が日本最高峰だった。
と言い切っていいのかな???
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後は舗装路歩きだが、
これも結構急降で足に堪える。
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これが牛寮埔無極宮かな?
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果樹園。実は袋の中です。
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中身はこれかな?
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気になる建物が...
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こちらはお寺の様です。
上のプレートの裏に「阿弥陀仏」とある。
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傍らに何かキレイな花がいっぱい咲いてる。
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龍米路二段まで降りてきた。
この向こうが淡水河護岸になります。
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実は舗装路歩き早々に水分を切らしてました。
護岸に出ず、龍米路二段沿いに自販機でも無いかと少し歩くが、気配すら無いので、すぐ護岸の方へ移動!
最終的に学習した事だが、こちらには自販機なるものが殆ど無い。
今回4日間で空港と陽明山ビジターセンターで見ただけ...
飲み物を求め、渡船場へ...
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護岸から淡水方面。
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同じく陽明山方面。
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渡船場に着き、まず飲み物を探す。飲み物が山積みにされてる店が...
スポーツ飲料があったので、30元で購入。しかし、凍ってる!
暑い中、親切で凍らせあるのでしょう。ゴクゴク飲みたかったが、しかたなくチビチビ飲む。
そして、その足で渡船場の列に並ぶ。
結構な人出で、1回待って2度目で乗ったが、回転率がいいので5分くらい待っただけ...
ここでも悠遊カードで「ピッ」。
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さあ、淡水に向けて出航!
こちらは上流方向。
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八里よ、さよ~なら~!
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んっ! 淡水方向でなくて河口方向に進んでる...
もしかして渡船でなくて観光船に乗ってしまった?
ん~~
違ってたら、また乗り直せばいいし、
まっ どっちでもいっか!
と思いながら、ちょっとドキドキ!
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フェリーの中はこんな感じ...
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まだ河口方向に進んでる...
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河の真ん中に何か浮かんでる(建ってる?)...
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やっと方向転換して淡水方面に向かい出した。
ホッ! (´_`;)
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淡水に到着!
フェリーはこちらからの客を乗せて戻って行きます。
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んっ! 対岸方面をズーム!
河の上に人がいる!
あの下に何かあるのか? 浅瀬なのか?
フェリーはあれを迂回して遠回りしたのかな?
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淡水側でフェリーを待つ人の列。
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実は、大幅に予定が狂ったせいで、山頂でお昼を迎えた。空腹だったが、淡水で昼食の予定だったので何も無い。
14時過ぎにやっと淡水までやって来たが、喉の渇きと疲れと、多少船に酔ったか?食欲が無い...
先程のスポーツ飲料はやっと融けて飲みきったが、一度水分切れを起こしたせいか、まだ喉が渇く!
ラムネを売ってたので買う。4~5種類あったが「檸檬」と言う字が読めたのでそれにした。
飲み物だけで満足して、帰途に着く...
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この賑やかな波止場を、
MRT淡水站方面にトボトボと歩く。
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観音山。
この構図だと海に浮かぶ島の様だ!
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淡水河上流方向。
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こんなアイスも売ってます。
昨日だれかが買って、
手をベトベトにしながら食べたってやつだ!
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淡水站近くになるとこんな感じで、
憩いの場になっています。
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既に14時半過ぎ。予定していた軍艦岩を巡る軽縦走は、時間的にも体力的にも無理そうです。
しかも、MRTに乗って帰る途中に小雨が振り出す。
昨日降りた劍潭を過ぎ、民權西路で乗り換え、松江南京站で降りる。
そのまま小雨の中、早めにホテルに着きます。
余談ですが、
雑貨屋に行くべく雨が止むのを待ったがなかなか止まず、しかたがないので傘をさして20時過ぎにホテルを出る。
何かみやげ物になるものがないかと2km程歩いて買い物に出かけた。小物や食料品などを買い込み、帰途に着く。
帰りに悠遊カードを返却(解約)しておこうとMRT松江南京站に寄る。
窓口で返却するのだが、悠遊カードを差し出し「リターン」と言ってみる。
何か返答があったが、分からないので、「リターン」で押し通す。通じたみたいだ。
残額と20元の手数料、手数料を差し引いた返却額がパネルに表示される。
駅員「OK?」、私「OK!」、返金された!
後は、明日最終日の団体行動だけなので、これで「終わった~!」って感じです... (´_`;)
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