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長者原登山口にて、ガイド犬「平治(へいじ)号」。
平治号 秋田犬 は昭和四十八年ころ
このくじゅうに住みつきました 以来
登山者とともに山歩きを楽しみながら
くじゅうの登山コースを全て覚え 登
山者をガイドしてきました 山中で迷
ったり 濃霧や吹雪に遭い 立ち往生し
た登山者を誘導して 無事に下山させた
ことも数多く 平治号の活躍は多くの人
々から賞賛されました
登山者たちに愛され かわいがられた
平治号も 老衰のため 昭和六十三年六
月にガイド犬を引退 同年八月三日静か
に永眠しました
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正面から。
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まずタデ原湿原を横切ります。
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右を向くと、硫黄山、星生山が見えます。
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タデ原湿原の説明板。
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湿原を横切ると林道に入りますが、
5分程で山道に入ります。
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コガクウツギ。
前のカメラは白とび防止機能が付いてたのですが、
今のカメラはいちいち露出調節しないと、
白い花はすぐ白とびしてしまいます。(^^;)
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しばらくは気持ちのいい樹林帯を進みます。
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ここで崩落地を横切ります。
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ヤブウツギの様ですが、
自生地からいくと、ツクシヤブウツギかな...
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ベンチのある展望地に到着!
中央奥が涌蓋山で、
左が黒岩山~泉水山の稜線かな。
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そこの説明板。
坊ガツルまで半分来ました。
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雨ヶ池越手前でミヤマキリシマ。
これが私とミヤマキリシマの初対面です。(^_^)/
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何かいっぱい生っています。
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アップ!
シロドウダンです。
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振り返ると三俣山。
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雨ヶ池の木道。
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木道途中のテラスにある説明板。
雨季には、周辺が池になる様です。
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この辺りのミヤマキリシマは点々としてます。
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ハルリンドウ。
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雨ヶ池のすぐ先で平治岳が...
右は大船山です。
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平治岳をアップ!
左が本峰、右が南峰。
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坊ガツルが見えて来ました。
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右奥をアップ!
色とりどりのテントです。
まずあそこを目指します。
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この石畳の道を抜けると...
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坊ガツルです。
バックは大船山。
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平治岳を仰ぐ。
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山頂をアップ!
本峰西の肩の辺りでしょうか。
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坊ガツルって木道のイメージでしたが、
ほとんどこんな道です。
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川も流れています。
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中央左が中岳で、その左が白口岳かな?
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キャンプ場に到着!
非難小屋やトイレもあり、
各方面への基点になっています。
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小休憩後、平治岳を目指して出発です。
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すぐに大船山分岐です。
平治岳目指して左へ...
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キャンプ場を振り返ります。
右奥が三俣山、左へ下って、
諏蛾守越に続く北千里ヶ浜入口です。
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坊ガツル~大戸越間は泥状の道が多く、
各所で非常に歩き難くなってます。
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この道もかなりの泥ですが、
この先は更に酷く、道を外れて
樹林帯の中を迂回しないといけない程です。
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この石積みは何でしょうか?
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大戸越(おおとごし/うとんごし)到着!
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休憩もそこそこに南峰を目指し、急登開始!
この道は登り専用で、
左の方に下り専用が見えます。
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大渋滞で、
ちょっと進んで止まっての繰り返しです。
停止中に大戸越を見下ろします。
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あそこのロープの所でつかえてるのかな?
って思ってたら、そんな所は通らなかった。???
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南峰到着!
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本峰から西の肩(左)への稜線。
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少し進んで、角度を変えて...
南峰~本峰間も、1本道なので各所で渋滞です。
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ベニドウダンとミヤマキリシマ。
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本峰到着!
山頂碑も拝めないほど渋滞ですが、
下り待ちの人も20~30人は並んでたかな...
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遠くに由布岳が...
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お弁当ポイントを探して西の肩を下って行きます。
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ミヤマキリシマ越しに大船山。
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坊ガツル方面。
拡大!
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お弁当ポイントは沢山ありますが、
どこも人人人で、なかなかいい所がありません。
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途中で振り返る。
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とうとう西の肩の先の方まで来ました。
拡大!
一番の絶景ポイントの岩場に先客が...
隣が一人分空いていたので、
「おとなり、失礼しま~す。」と腰を下ろす。
お隣さんは久留米から来られた方で、
20代から山登りを始めて既に60歳だとか...
平治岳も毎年来られているそうです。
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ホオジロ。
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目の前のミヤマキリシマが見事!
拡大!
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大船山の右奥をアップ!
微かに見える山影は祖母山系でしょうか...
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その反対側。
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雨ヶ池越方面。
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雨ヶ池越をアップ!
通って来た木道が見えます。
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更に木道をアップ!
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坊ガツルをアップ!
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結局お隣さんと1時間半以上も話し込んでました。
記念の1枚のシャッターを押してもらい、
これから山頂まで戻り、下山開始です。
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南峰越しに大船山。
今日は本当は大船山まで行く予定でしたが、
平治岳まで予定より時間が掛かってしまったので、
諦めて、ここでゆっくりしてしまいました。
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...
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色とりどりのミヤマキリシマです。
ピンクの濃い薄いはもちろん...
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紫っぽいの...
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赤っぽいの...
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これは少し黄色味があったと思ったのですが、
写真には写りません。
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上記、少し引いてみる。
この一角だけ際立った色だったのですが、
やっぱり写真では分からない...(^^;)
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山頂を見上げる。
本峰到着から2時間近く経っているので、
だいぶ人が減っています。
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山頂近くまで戻って来ました。
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ベニドウダン。
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アップ!
ツクシドウダンも見たかったのですが、
何処かにあったのかな?
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奥は大船山、手前の尾根は北大船山ですが、
こちらもそこそこ咲いている様です。
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南峰から下り専用道を、
軽く渋滞しながら下っています。
途中、坊ガツルのキャンプ場をアップ!
テントの数が増えている様な...
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ミヤマキリシマの白発見!
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大戸越が見えて来ました。
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大戸越からもう一度南峰を見上げて、
再度坊ガツルを目指します。
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上記から45分ほどで坊ガツルが見えて来ました。
大戸越~坊ガツル間は、数珠繋ぎ状態でしたが、
処々で立ち止まりながらも、いいペースでした。
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坊ガツルキャンプ場到着!
ここでは三俣山が一番存在感があります。
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法華院温泉をアップ!
諏蛾守越経由で帰る為、まずはここを目指します。
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玖珠川源流。
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坊ガツル南側の原っぱで、
向かう側に、くじゅう南側の連山。
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振り返って、平治岳。
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左手に、大船山。
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右手に、三俣山。
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木道があります。
周りは黄色い花でいっぱいです。
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イワカガミ。(コイワカガミかな?)
若いカップルの女の子が道端で何かを接写!
横目で見ると、イワカガミが...
これは見過ごせないと、後ろで順番待ち。
女の子「これ、何の花ですか?」
私「これはイワカガミですね。」
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こちらは珍しく上を向いています。
そして歩き出すと、今度は別の花を指して、
女の子「この花は何か分かりますか?」
私「ん~、多分コケモモですね。」
私も始めて見たので「多分」と濁してしまった。
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そのコケモモ。
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法華院温泉到着!
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そこから坊ガツル、平治岳を振り返る。
そして法華院温泉を横目に通過です。
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しばらくコンクリート道を急登して山道に入ります。
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右手を見ると巨大な岩壁が...
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振り返って坊ガツル、平治岳にお別れです。
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最後にキャンプ場をアップ!
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そして平治岳山頂をアップ!
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更に本峰をアップ!
あの左端の方で1時間半以上もまったりしました。
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一旦樹林帯の急登を経て、
北千里ヶ浜が近くなるとガレ場になります。
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北千里ヶ浜の東端に到着!
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少し進んで振り返る。
大船山ともお別れです。
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くの字型になっている北千里ヶ浜の南側です。
中央奥が久住山でしょうか。
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諏蛾守越を見上げる。
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諏蛾守越手前から見下ろす。
右端が、久住山、
中央辺りが、中岳、天狗ヶ城の様です。
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奇岩が見えます。
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諏蛾守越(すがもりごえ)到着!
鐘があります。
何か分かりませんが、とりあえず鳴らす。
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ここで休憩が出来ます。
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ミヤマオダマキ。
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諏蛾守越にある、三俣山登山口の案内板。
今から長者原を目指し、
やっと本当の下山開始です。
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また、ホオジロ。
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黄色の印を頼りに道無きガレ場を行きます。
黄色の印やケルンは霧対策の様ですが、
普段でも目印になってます。
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林道が見えて来ました。
まずあそこを目指します。
硫黄山に硫黄を取りに行く道だとか...
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硫黄山。
北千里ヶ浜からこの辺りまで、
緑が異様に少ないのはこれのせいなのかな?
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林道にて、右手の三俣山を見上げる。
硫黄山のせいか、崩落のせいか、ガレが目立ちます。
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林道を300mも歩くと舗装路に変わります。
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長者原方面を見下ろします。
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登山口をアップ!
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ここから林道を逸れて山道に入ります。
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この辺りはコケモモが群生しています。
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アップ!
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土石流の跡?に平行して粘土質の道が続きます。
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いつの間にか三俣山に霧が...
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舗装路に出て来ました。
後はひたすら舗装路歩きです。
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ゲートを越えれば、後15分!
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ノイバラ。
この辺りにはこれが目立ちます。
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下山。
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そこにある案内板。
本日のコースを確認して終了!
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おまけに、山頂からのパノラマ。

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(まとめ・総評)
前日夜9時就寝、当日3時前に起床、3時に広島発。
コンビニで朝食、昼食をゲットして、広島東ICへ...
山陽自動車道、中国自動車道を経て、高速代とガソリン代をケチって小倉東ICで降りる。(九重ICまでだと70km長い)
国道10号線(途中椎田道路)~国道212号線~国道500号線~本耶馬渓耶馬溪道路~県道28号線~国道387号線~
国道210号線~県道40号線~県道621号線を経て、8時に長者原へ到着! ナビがあって良かった。(^_^)
登山口手前500mの所に駐車場広場があったので、どうせ登山口前はいっぱいだろうと、はなからそこに停める。
登山準備をしていると、案の定、登山口方面からぞくぞくと車がやって来る。
登山口まで移動し、トイレを済ませ、8時15分には登山開始!
まずタデ原湿原を横切り入山、雨ヶ池越までは緩やかに涼しい道が続きます。
坊ガツルは湿地のつもりでいたのですが、木道はごく一部だけで、後は普通の道と乾いた原っぱでした。
坊ガツル以外は全体的に粘土質の道で、特に坊ガツルから大戸越までは、一部湿って酷い泥状です。
坊ガツル~大戸越間の分岐で、左から来た20人のパーティーに巻き込まれましたが、
皆さん年配の方たちでしたが、処々で停止はしたものの、いいペースで進んで、あまりロスは無かった様です。
大戸越からはいきなりの急登ですが、渋滞でちょっと進んで止まっての繰り返しなので、逆に楽だったかな...
南峰はあまりゆっくり出来そうな所ではないので、そのまま通過し本峰へ向かいますが、
この区間は一本道で、一部狭い所もあり、短いながら渋滞します。
本峰では西の肩に下がりながら、十分にミヤマキリシマと展望が堪能出来ます。ヽ(*´▽`)/
ミヤマキリシマは、今(6月8日)が最盛で、蕾もいくらかは見えますが、枯れかけが目立つ様です。
今年は、例年より早い様で、最盛時期は6月半ばくらいまででは、との事です。(山頂でのお隣さん談)
復路は、坊ガツルまで戻り、諏蛾守越を採りましたが、法華院温泉前から北千里ヶ浜までは急登続きです。
北千里ヶ浜周辺の荒涼とした風景は、個人的にはいい感じで好きです。
最後の方で舗装路歩きがあるので、往路を引き返す事も考えましたが、諏蛾守越コースで正解でした。(^o^)/
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