tree  由布岳(ゆふだけ)、1583.3m
場所大分県由布市湯布院町、別府市東山 由布岳
下山後に晴れた由布岳
登山日/天気2010年3月14日(日) 曇り 途中から終始霧の中
メンバー単独
マップルート図 登山口→マタエ→西峰(山頂)→マタエ→東峰→折り返し(比高805m)
 登山口→マタエ:1時間36分
 マタエ→西峰 :15分、→マタエ:9分
 マタエ→東峰 :9分、→マタエ:7分
 マタエ→登山口:1時間10分
   歩行計   :3時間26分
   全工程   :3時間49分


登山口
登山口。
霧で何処に由布岳があるか分からなかったが、
正面が1067m峰(比高290m)で、
そこにはもう霧がかかっている。
由布岳は右フレームを外れた辺りかな。
登山口
案内図。
登山口
登山口付近には雪が残っている。
一応、ストックだけは準備!
由布岳
日向岳分岐。
合野越を目指して左に行く。
由布岳
しばらくは落葉樹の森を行く。
ウリハダカエデ、ヤマボウシ、エノキ、エゴノキ、
コガクウツギ、イヌシデ、リョウブ、ネジキ、
ヤマザクラ etc...
由布岳
イヌシデの冬芽でしょうか?
芽吹きかけてます。
アセビ
標高1000mを超えてますが、アセビでしょうか?
釣鐘がまだ開いてませんが、
さっき見たやつはもう開いていました。
合野越
ケルンの広場です。
あれっ!もしかしてここが合野越???
由布岳
登山口から見た時には、落葉樹の森の
すぐ上(標高900~1000m)に霧でしたが、
今はこの(標高1100m)辺りでやっと霧です。
由布岳
標高1200m辺りで高木が無くなり、
天気が良ければ終始好展望のはずですが...

森林限界でも無し、まさかこんな所で山焼き?
アセビ
さらに幼いアセビの花。
さらに上では更に幼く赤いツブツブが目立ちます。

アセビって里山のイメージでしたが、
本当にアセビかな???
由布岳
霧を吸って水滴を蓄える枝。
マタエ
マタエに到着!
ガーン、お鉢の中も真っ白!

↓案内板。
マタエ
どちらも15分と書いてありますが、
あきらかに西峰の方がサバイバルで、
時間が掛かります。
マタエ
辛うじて見えるお鉢の内側に雪が残ってます。
西峰
まずは山頂の西峰を目指す。
いきなり、鎖が...
西峰
ここも急斜面をよじ登る。
西峰
次の岩塊が見えてきた。
西峰
最初、鎖に気が付かず、
一旦通り過ぎて引き返してきた。
西峰
この横移動は...(^^!)
私は平気(むしろ好き)だが、
足がすくんで進めない人もいるのでは?

前記で行き過ぎた時に出会った人が、
左奥で心配そうにこちらを見てる...
「大丈夫ですよ~!」(心の声)
西峰
お鉢側に奇岩。
西峰
山頂(西峰)到着!
由布岳
摂氏6度!
予想では登山口で10度、山頂で5度だったので、
ほぼピッタリ!
しかし、身体がほてって全然寒くは無い。
手は冷たいので手袋を...
由布岳
展望も無いが、お鉢の中も真っ白。
残念!
由布岳
しかたがないので、
記念の1枚だけはしっかり撮って...
次は東峰を目指すが、霧でお鉢巡りは諦め、
折り返しで行く。
マタエ
マタエまで戻って来ました。
登山道方面だが、やはり...
東峰
東峰を目指す途中、右手に奇岩...
東峰
東峰はあと一登り!
東峰
右手から回り込んで、到着!
東峰
こんなものもあるが、
この霧では空しいばかり...
東峰
とりあえずここでも1枚!
下山にかかります。
東峰
この赤は火山岩(灰)に含まれてた鉄分でしょうか?
マタエ
この岩のすぐ向こうがマタエですが、
何も見えません。
由布岳
標高1200m付近、
つづら折りの道の低木帯の最後の一辺ですが、
最後にやっとこれだけ展望が得られました。
晴れかけている様です。
正面に1067m峰です。
由布岳
その右手に湯布院温泉。
由布岳
ケルンの広場から1067m峰。
由布岳
ブナの幼木の様です。
まだ枯れ葉を落とす力も無いのかな。
おかげでブナだと判断出来ました。
由布岳
登山口付近から振り返る。
霧が大分晴れています。

この辺りは山焼き(野焼き)をした跡かな?
由布岳
由布岳のロケーションを求め車で移動、
1067m峰越しの由布岳全景。
湯布院温泉
左を向いて湯布院温泉。
由布岳
由布岳のロケーションを楽しみながら
弁当(昼食)を食べてたら...
完全に晴れた!
今更...(T_T)

標高1200m付近から上の肌色の部分は、
やはり山焼きの跡???
(まとめ・総評)
由布岳は、大分県由布市と別府市をまたぐ独立峰(火山)で、西麓には湯布院温泉を抱く。
その山容から豊後富士とも呼ばれ、くじゅう方面(南西側)から見れば、山頂のマタエのV字が独特。

夜中3時半過ぎに広島発、コンビニで朝食、昼食をゲット、高速で2度の休憩、湯布院温泉で給油、
そして、8時過ぎに登山口駐車場に到着。すぐに準備をし、登山届を書き、登山開始。
寒い事を予想し、下着+シャツ+オーバーシャツ+綿の上着でスタート、
すぐに暑くなりオーバーシャツを脱ぎ、上着の前をはだける、気温は10度くらいのはずだが...
更に上着を脱ぎ、シャツの腕まくりをするも、マタエに近付くとさすがに冷える。
上着を着、マタエに着くと軍手も着ける。(各所鎖場なので滑り止め必須!)
そのまま西峰、東峰を制覇、下りではすぐに上着を脱ぐ。せわしい気候だ!

今回は終始霧の中で、残念! しかも下山後20分で完全に晴れる。
この後、中山仙境に行く予定だが、順番を逆にしていればと思うと...(T_T)
いつかはリベンジをと心に誓う...

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 参考資料: 山と溪谷社「大分県の山」(立ち読み)、各種サイト