寒風山~笹ヶ峰 縦走(よしだっちの登山日記)寒風山登山口~林道
 
tree  寒風山(かんぷうざん) 1,763m、笹ヶ峰(ささがみね) 1,859.5m
場所愛媛県西条市藤之石丁、高知県吾川郡いの町桑瀬 笹ヶ峰へ延びる稜線
笹ヶ峰へ延びる稜線
登山日/天気2011年4月2日(土) 曇り 時々 晴れ
メンバー単独
マップルート図 寒風山登山口→桑瀬峠→寒風山→笹ヶ峰→林道→登山口
  登山口→桑瀬峠 :44分(登山口からの比高 330m)
  桑瀬峠→寒風山 :57分(登山口からの比高 640m)
  寒風山→中間標識:51分(←寒風山35分 50分笹ヶ峰→)
 中間標識→笹ヶ峰 :56分(登山口からの比高 740m)
  笹ヶ峰→林道出会:63分(比高 730m)
 林道出会→登山口 :53分
    歩行計    :5時間24分
    全工程    :6時間10分


朝7時半、河原津海岸(愛媛県西条市河原津)より...
全景
登山口
8時半、寒風山登山口からスタートです。
まだ瓶ヶ森林道は閉鎖されている様です。
登山口
登山口の標識。
バックには雪が...

先程、年配の女性に話しかけられ、
女性「今日は簡易アイゼンで大丈夫ですかね?」
私「どうでしょう?私は何も無しですが…」
女性「ピッケルも無しですか?」
私「はい、そうです。」
山を舐めてるって思われたでしょうか?

実際、もしかしたら雪があるかもしれないが、
大丈夫だろう。と軽く考えていました。
とりあえず、北西面だけ気を付ければ。と...
寒風山
スタート直後からいきなり急登です。
寒風山
堰堤がある沢筋に雪が溜まってます。
寒風山
先程から稜線が見え隠れしていますが、
気のせいかなかなか近付いてきません。
リョウブの冬芽
リョウブの冬芽。
アセビの蕾
アセビの蕾。

里山では、通常2月頃には咲き始め、
3月には最盛の様ですが、
今年の寒さと標高の為、まだまだの様です。
冬芽
何の冬芽でしょうか?
色々調べましたが、結局特定出来ませんでした。
桑瀬峠
桑瀬峠に着きました。
右奥が次に目指す寒風山です。
桑瀬峠
左を向くと西黒森が見えます。
寒風山
縦走路で振り返って桑瀬峠を見下ろす。
右奥の凸凹の稜線の左端が伊予富士です。
バッコヤナギの冬芽
この冬芽は、
バッコヤナギ(ヤマネコヤナギ)?
ヤマヤナギ?
寒風山
寒風山が近付いて来ました。
寒風山
ここは少し緊張します。
寒風山
雪道が続きます。
バッコヤナギの冬芽
この冬芽も先ほどのヤナギ科のものでしょうか?
近道
ここが近道(ハシゴあり)の分岐です。
もちろん近道へ...
ハシゴ
ハシゴを登る。
この後もいくつかあります。
寒風山
また振り返ります。
寒風山
ここを下る。
日陰で雪が凍ってツルツルです。
ロープが無ければどうにもこうにもなりません。
寒風山
ここもツルツルですが、ロープをたどって、
奥からここまで下って来ました。
寒風山
所々雪の下が空洞になっていて緊張します。
寒風山
寒風山から南の尾根先は岩が切り立ってます。
氷柱
上記中央辺りをアップ!
いつもは水が出ているのでしょうか?
寒風山
左端に先ほどの尾根先が見えます。
冠山
行く手に冠山が見えます。左がちち山です。
赤石山系
ちち山の右に赤石山系。
権現山、エビラ山、二ツ岳辺りでしょうか。
寒風山
左上の峰(尾根)を巻いて稜線に乗り、
中央の岩を左に巻いて、右奥に寒風山です。
寒風山トンネル東口
寒風山トンネルの東口辺りを見下ろします。
寒風山トンネル西口
こちらはトンネル西口辺りです。
寒風山
寒風山到着!
伊予富士
右に南の尾根先とその向こうに伊予富士。
南の尾根先から切り落ちた稜線は、
下から見上げるとよく目立ちます。
寒風山トンネル東口~伊予富士~西黒森(後ろにちょっと瓶ヶ森)のパノラマ。
パノラマ
寒風山
西条市の平野部方面が霞んで見えます。(ズーム)
新居浜市街地(霞んで見えない)~笹ヶ峰・ちち山~冠山のパノラマ。
パノラマ
笹ヶ峰
今から笹ヶ峰に向けてスタートです。
笹ヶ峰
いきなり雪道の急降で緊張でした。
笹ヶ峰
ここは左寄りに歩く。
巻き道
北西面の巻き道はしばらく続く。
道が見えず、足跡だけが頼りです。

ここが一番の難所で、
手掛かりが無いと滑落しそうで怖い!
手掛かりを探しながらあちこちと歩く。(!^^)
ロープ
今ここを下りて来ました。
ロープが雪の下で凍って役に立ちません。
止
振り返ると、有名な場所です。
岩の右側へ行きます。
ロープ
ここもロープが雪の下で凍っていて、
非常に登り難いです。
笹ヶ峰
南東面の日当たりの良い所に出て来ました。
やっと落ち着く。(^_^)/
奥は笹ヶ峰です。
笹ヶ峰
と安心していたら、思いっきり雪を踏み抜く。
60cmは沈んだでしょうか。(^^;)
笹ヶ峰
この風景を見れば、
後は雪で緊張する所は無いかな。とホッとする。
寒風山からここまで、
難所続きで3倍くらいは疲れたかな...(´_`;)
標識
そこにこの標識。
雪のせいで寒風山からここまで51分、
笹ヶ峰までも難所は無いものの56分かかりました。
瓶ヶ森
展望のいい所で縦走路を振り返る。
角度が変わってきたせいで、
右奥の西黒森の右にしっかり瓶ヶ森が見えます。
更にその右に石鎚山の三角点峰も見え始めました。
笹ヶ峰
行く手の笹ヶ峰も、
やっと手が届きそうな所まで来ました。

今日はなかなか顔を出してくれない青空も、
私の到着を待ってくれてるみたいです。(^o^)/
ウラジロモミ
右下を見ると、
笹と雪とウラジロモミがいい感じです。(ズーム)
寒風山
寒風山を振り返る。(ズーム)
あの雪で埋まる北西斜面には苦労させられました。

途中耐えかねて、
(向かって)左の尾根に乗りかけましたが、
結局尾根先からの急降に苦労しました。
瓶ヶ森
瓶ヶ森に向かって...
この“懐の深い”感じが好きです。
石鎚山も弥山と天狗岳が望めます。
(南尖峰はまだです。)
笹ヶ峰
笹ヶ峰までもうワンピッチです。
笹ヶ峰
山頂近くの笹原で振り返る。
石鎚山
上記をズームすると、瓶ヶ森の右に、
石鎚山の南尖峰~天狗岳~弥山が顔を出してます。
笹ヶ峰
山頂近くで一旦左(北西面)に巻きますが、
雪が残っていて足跡がないと
どこを通っていいのか分かりません。
丸山荘分岐
左から丸山荘からの道が合流し、
山頂に向けて右に採ります。
笹ヶ峰
笹ヶ峰山頂到着!
西黒森、瓶ヶ森、石鎚山
山頂から南西方向。
左に西黒森、瓶ヶ森石鎚山
西黒森、瓶ヶ森、石鎚山
西黒森、瓶ヶ森石鎚山をアップ!
寒風山、伊予富士
ちょっと左。
中央右に寒風山、その奥に伊予富士
寒風山
寒風山の山頂をアップ!
パノラマにするとこんな感じ...
パノラマ
冠山
冠山(東側)方面。
ちち山
赤石山系の展望を求め、
ちち山への縦走路に2~300m程進む。
赤石山系
ちち山の左に赤石山系が顔を出します。(ズーム)
中央が西赤石山で、
右端の団子峰が東赤石山でしょうか。
ちち山、冠山
ちち山から冠山への稜線。
笹ヶ峰
下山前に記念の1枚!
笹ヶ峰
今日はピストンのつもりでしたが、
あの雪道はもう通りたくないので、
南尾根を直降する事に...
手持ちの書籍には載ってない道ですが、
昔、山野草さんのサイトを見ていて良かった!

まず南東を向くと奥に赤いテープ(フラッグ)が
見えるので、それを目指して雪をザクザク進む。
笹で道は殆ど見えないので、
赤いテープを頼りに進んで行きます。
笹ヶ峰
笹道はこんな感じ...
足元が見えないので注意!
笹ヶ峰
しばらくすると尾根が見渡せ、
笹も短くなり、足元も確かになります。
寒風山
右を向くと寒風山からの稜線が望めます。
笹ヶ峰
振り返るとこんな急降ですが、
道は九十九折りになっておらず、直降してます。
ウラジロモミ
対照的なウラジロモミが2本...
ちち山
左を向くとちち山辺りの稜線です。
ブナ
気が付くと周りに大きなブナが点々としてます。
ブナの冬芽
ブナの冬芽。
ダケカンバとリョウブ
ダケカンバとリョウブの森。

↓どちらも幹に特徴があります。
ダケカンバとリョウブ
笹ヶ峰
笹が膝、腰、胸と段々高くなり、
最終的には背丈を越える笹を掻き分けていると、
急に植生が変わる所があり、ホッとします。
林道
やっと林道に出て、急降から開放されました。
寒風山
林道に出ると正面に寒風山が望めます。
滝
いい滝が...
奥から1本と右から2本流れてきます。
滝
角度を変えて...
滝
ここにも滝...
笹ヶ峰
左上の笹ヶ峰から、
右下に向けて下って来た尾根です。
滝
ここにも滝...
滝
ここにも滝...
寒風山と笹ヶ峰
林道沿いに寒風山と笹ヶ峰が
同時に見渡せるポイントがあります。
フキノトウ
フキの花(フキノトウ)。
林道は日当たりがいいのであちこちに...
舗装林道
寒風山トンネル東口から寒風山登山口に向かう
舗装林道に出ました。
登山口
上記から5分で登山口に戻って来ました。
疲れた~( ̄д ̄;)
(まとめ・総評)
朝6時頃に世羅町(旧甲山町)の嫁の実家を出る。
尾道自動車道の世羅IC(甲山)~尾道JCTまでの無料区間と休日割引の恩恵を受けて、福山西ICまで150円で行く。
福山西IC~尾道バイパス~しまなみ街道~今治街道(国道196号線)~産業道路バイパスを経て、
加茂川橋交差点から国道194号線に入り南下、寒風山トンネルを抜け、引き返す様に林道を走り、
8時半頃に寒風山登山口の駐車場に着く。所要時間2時間半弱、高速代占めて1,150円。

来る途中に見た、石鎚山~瓶ヶ森~寒風山辺りの北面は雪が結構残っている。
しかし、寒風山トンネルを抜けた後に見える寒風山南面辺りは殆ど雪は無し。装備無しで行けると踏んだ。

早々に準備をして登山スタート。いきなりの急登で早くも汗がジワリ...
急登が終わる頃には低木帯になり、展望を楽しみながら桑瀬峠まで登ります。
そこから寒風山までは、雪で幾分緊張する場面があったが、全体的に徐々に高度を稼ぐので、
要所々々の急登を除いては、比較的楽な道程ではないでしょうか。
笹ヶ峰までは、更にゆっくり高度を稼ぐので一番楽な道程のはずでしたが、
寒風山直後の急降や北西面の巻き道など、中間辺りまでは雪の為に緊張を強いられる事となり、
体力の消耗も激しく、最後の山頂直下の直登は厳しいものがありました。

下山路は、笹もうるさく、ひたすら急降が続き、消化気分での工程となりました。
コンディションさえ良ければ、変化と展望と開放感を味わえるピストンが良いかと思われます。


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 参考資料: 山と溪谷社「伯耆大山・石鎚山・剣山」