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先ほど由布岳から下山して、ここまで1時間半、
駐車場(河川プール登山口)に到着!
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そこにある案内板。
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河川プール登山口。
中央の堰を渡って入山、
すぐ右折して右手の谷を目指します。
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谷は左端の階段を登って行きます。
谷に入るとすぐ右手に石積みの段々があります。
昔の畑跡でしょうか。
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いきなり階段が無くなり、行き止まりに...
いつもの癖で谷の通れる所を適当に進むが、
こんな有名どころで登山道が無いなずはない。
と気が付き、引き返す。
階段が無くなった所で谷を対岸に横切り、
西の支尾根経由で稜線に取り付く道がありました。
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稜線に取り付きました。
左折して山頂を目指します。
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コスミレ(小菫)。
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分岐です。
山頂は直進ですが、右後方に採り、
展望地に寄り道します。(1~2分)
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展望地から189m峰。
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その左の尾根先です。
もっと展望はありますが、寄り道終了!
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稜線の途中で山頂方向です。(ズーム)
今から左の尾根を通って、
山頂直前で、中央に見える谷を越えて行きます。
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←だそうです。
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左手の展望が開けました。
支尾根上にも奇岩が点在しますが、
対岸の山も奇岩群となってます。
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これも...
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この鎖場を登りきると...
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この奇岩があります。
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そこから通って来た道を振り返る。
先ほどの展望地も見えます。
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その展望地をアップ。
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ヤブツバキ。
珍しくもないので、蕾を撮ってみました。
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大きな岩塊の左を巻いて、
引き返す様にその岩塊によじ登って展望を得る。
先ほどの奇岩が見えます。
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振り返ると、右奥に山頂、
左の峰辺りが無明橋かな...
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各所でこんな感じで尾根が切ってあったり、
峰と峰との間が深くえぐって(?)あったりと、
城跡を連想させられます。
山頂も「高城」と呼ばれたり、
西を向くと、周防灘も見渡せます。
城跡であれば、広い郭跡らしいものは無いので、
見張り台か狼煙台的な機能が考えられます。
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これを登りきると...
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展望が開ける。
超鋭鋒が天を突く。(ズーム)
右端辺りが登山口。
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右を向いて...
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そしてすぐ足元に「無明橋」。
右手に巻き道が見えます。
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しかし、左は断崖絶壁です。
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次の峰から山頂を望む。
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左手の展望。
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上記中央をアップ。
土筆型の奇岩です。
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この細尾根の左右は断崖絶壁です。
右奥は山頂、すぐ先で一旦谷に下ります。
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谷の底は石橋で渡してある。
山頂は遥か見上げる様です。
ここから右折して山頂の峰を右に巻きながら、
峰の向こう側から取り付きます。
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その取り付き。
この上が山頂です。
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山頂到着!
標柱に「夷耶馬(えびすやば) 316.9m」とある。
登山口の案内図では「高城」となっています。
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左奥から右手前が今通って来た尾根です。
この峰(山頂)との間が、
深い谷になっているのが分かります。
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対岸(北側)の山塊。
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西の展望。
奥の稜線の向こうは周防灘です。
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東の展望。
右端が次に目指す峰です。
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下山前に記念の1枚!
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次の峰から山頂を振り返る。
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その先の峰に続く細尾根。
左右は断崖絶壁。
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ここにも土筆型の奇岩。
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最後の峰に向けて細尾根が続く。
やはり左右は断崖絶壁。
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尾根先の展望地から東の展望。
ここからちょっと引き返して、
北に向けて稜線とお別れ...
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上記の後途中から絶壁沿いの並行道を行く。
左上も右下もほぼ90度の絶壁!
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「隠洞穴」。
登山口の案内板には「隠れウト」とある。
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その中。
この先から谷に降り、
下山口まで谷筋を進みます。
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アオキ(青木)。
青い実の凸凹は虫こぶでしょうか?
赤い実の形もちょっと怪しい...
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マンリョウ(万両)。
余談ですが、フロリダの方では、
日本から持ち込まれたと思われるマンリョウが、
広域に繁殖、帰化有害植物に指定されているとか。
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大きな杉が2本、門の如く立ってます。
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沢と思ったらこれが道の様です。
この右に踏み跡があるが、つられない様に。
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下山口。
これから車道を歩いて10分、
駐車場(登山口)に向かいます。
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登山口の辺り。
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そこから少し左を向く。
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車で少し東に移動すると、
山頂の見えるポイントが...
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東端の北の支尾根。
左から2つめの平たい峰が、
先ほどの最後の展望地です。
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(まとめ・総評)
瀬戸内海国立公園内、夷谷にある奇岩奇峰が連なるこの山塊全体を「中山仙境」と呼ぶ。
古の修験者の修行の場であり、現在も石仏が多く、各所が礼所となっている。
この中山仙境の山頂を、夷耶馬(えびすやば)、または高城と呼ぶ。
豊後高田市の国道213号線と県道654号線のT字路(中真玉)から東進し、道なりに進む。
真玉温泉、夷谷温泉を経由し、T字路から約13.5kmで中山仙境の駐車場に着く。
駐車場の南西の谷から入山、途中から谷の西の支尾根経由で稜線に取り付く。
稜線は終始左右が断崖絶壁の石稜で、稜線上や展望(特に左手)でも奇岩が多く目立ちます。
地形図では、稜線取り付きから山頂まで緩やかに登って見えますが、
実際はアップダウンが激しく、途中の峰々は急登、急降で、鎖場もいくつか存在します。
稜線に取り付いて、すぐの分岐で右後方に行ってみて下さい。展望地から早くも山頂が拝めます。
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