tree  平治岳(ひいじだけ) 1,643.0m
場所大分県玖珠郡九重町、竹田市久住町 やっと晴れた!
やっと晴れた!
 
満開の山頂周辺!
満開の山頂周辺!
登山日/天気2019年6月5日(水) 曇り晴れ(曇多し)
メンバー単独
マップルート図 長者原→雨ヶ池越→坊ガツル→平治岳→すがもり越→長者原
 
 長者原 →坊ガツル:2時間18分
 坊ガツル→大戸越 :1時間02分
 大戸越 →南峰  :32分
 南峰  →平治岳 :15分    【歩行計 4時間07分】
 
 平治岳 →南峰  :8分
 南峰  →大戸越 :17分
 大戸越 →坊ガツル:42分
 坊ガツル→すがもり:1時間19分
 すがもり→長者原 :1時間23分 【歩行計 3時間49分】
 
   【歩行計】  : 7時間56分
   【全工程】  :10時間05分


毎年恒例のミヤマキリシマ山行も、今年で7年目。
もはや義務の様になってる感は拭えないが、四国遠征などでは感じないワクワク感は健在だ。
「くじゅう」には何か惹きつけるものがあるのか、ミヤマキリシマの方にあるのか...

-・-・-

九州南部は5/31に梅雨入りしたらしいが、北部はまだ情報は無い。(例年なら6/5頃)
ただ、梅雨前線のせいか、前日は雨で、当日も朝方まで降っていた様だ。

6/7現在、
東海、関東甲信、北陸、東北南部が先に梅雨入りし、
九州北部から中国地方、近畿にかけてはまだらしい...

-・-・-

前日夜9時半就寝、2時45分起床、3時に出発。

コンビニで朝飯をゲット、広島東ICから乗り、いつもの通り小倉東ICで降りる。
豊前市の道の駅で1度だけ休憩、中津市から耶馬溪経由で玖珠町まで南下し、
九重町からは、2年前から通り始めた『四季彩ロード』で長者原を目指す。

8時15分着、トイレを済ませ、登山口へ...

平治号
今日も平治号に挨拶をして、スタート!
登山口
まずはこの階段を上がると、
タデ原湿原
タデ原湿原。

霧だ! 展望(遠方)は殆ど無い!
タデ原湿原
...
林道
湿原を横切ると、林道歩き。
コガクウツギ
コガクウツギ。
山道入口
ここから山道(右)へ...
くじゅう
今日は湿度は高そうだが、まだ涼しい!
ベンチ
最初のベンチで休憩。
ここで休憩するのは初めてかな?

汗でお腹が冷えるので、ここで腹巻を装着!
開始30分足らずなので、いつもなら通過...
崩落地
いつもの崩落地を通過!
ヤブウツギ
そこのヤブウツギ。
展望地
展望地に到着!

あれっ!
いつものオオヤマレンゲを見逃した...

帰って確認したら、
崩落地のちょっと前にあった様だ。(^^;)
展望地
やはり展望は無い。

昼前くらいになれば晴れるかな...
サワフタギ
上記、中央手前をズーム!

サワフタギかな...
シロドウダン
展望地から1分先、
いつものシロドウダン(中央の木)だが、
今日は何故か一粒も花を付けて無い???
雨ヶ池越
あの岩場が見えてきたら、そろそろ、
雨ヶ池越
雨ヶ池越 到着!
ハルリンドウ
そこのハルリンドウ。

リンドウは、
虫の活動しない、夜や雨の日には花を閉じ、
陽が当たると花を開きます。

を念頭に置いて、以下へ...
ハルリンドウ
もう1枚撮った。
地面にピントが合って、花がピンボケしてる...
ハルリンドウ
なので、撮り直し!

んっ!
先ほどの蕾が開いてる!
わずか20秒の間の出来事でした。

こんなに早く開くんだ。と感動した。(^_^)

それにしても、またピンボケだ。
このカメラ... ( ̄д ̄;)
雨ヶ池越
木道途中にあるテラス。
案内板
そこの案内板。

木道が浸かってる写真だけど、
どれくらい降ったら、こんなになるんだろう?
雨ヶ池越
雨ヶ池越の奥に、木道が延長されてる...
雨ヶ池越
この辺りは平らなせいか、
陽の当たり難い所はこんな感じ。
展望地
雨ヶ池越から15分先の展望地。
坊ガツル
右奥が坊ガツル。
平治岳、北大船山、大船山は霧の中...
橋
ここは崩落したか、橋が出来てる。
くじゅう
そろそろ、下り始めた。
ガマズミ
ガマズミ。
くじゅう
日が差し始めた。(^_^)/
階段
階段を下る...
落葉樹帯
落葉樹帯なのに何故か暗い道。
また日が陰ったかな?
石畳
石畳が見えるとそろそろ...
坊ガツル
坊ガツル。

バックは平治岳(左)と北大船山(右)。
坊ガツル
上記から右(進行方向)を向いて、右奥にテント場。
左奥の大船山は霧の中。
平治岳
おっ!
平治岳がちょっと晴れてきた。
平治岳
ズーム!
昨年ほどではないが、今年もいい感じかな...
渡渉
渡渉。
三俣山
三俣山。
中岳方面
中岳方面。
平治岳
平治岳が完全に晴れた。
大船山
大船山(中央右奥)も姿を現した。
坊ガツル
坊ガツルの中央を突っ切る。
坊ガツル
坊ガツル一面を覆う植物だが、
今年はちょっと背が低い。

野焼きの時期が遅かったのかな?
炊事場
キャンプ場の炊事場に到着!

ここで水の補給。
昼食、コーヒー用に800ml。
三俣山
三俣山方面も晴れてきた。
平治岳
平治岳も更に晴れた。
さあ、向かうぞ!
分岐
平治岳、大船山分岐。

左奥に平治岳が見える。
左へ...
坊ガツル
これで坊ガツルともしばらくお別れ。
中央の鞍部が、帰路で通る北千里ヶ浜。
木道
上記から10分ちょっと。

ちょっと開けて木道。
ここ以外は大戸越までずっと樹林帯です。
平治岳
ここで左手に平治岳。
平治岳
ズーム!
南峰の南面がいい感じ! (^o^)/
平治岳
この区間が一番泥道に悩まされる... (´_`;)
大戸越
坊ガツルから1時間、先の木道から45分、
大戸越 到着!
坊ガツルを出てちょっと先から、普段使わないストックを使ってみた。
大戸越→南峰と、法華院温泉→すがもり越の登りの区間で使ってみようと思ったが、
坊ガツル→大戸越でも使ってみた。

バランスを取る為で無く、腕の力で足を補助する為だったが、
足の筋肉疲労は確実に抑えられた感はあるが、スタミナ的にはもしかしたら余計に浪費したかも...

大戸越
南峰を見上げる。

ちょっと休憩して、すぐにスタート!
大戸越
上記から7分で大戸越を振り返る。
坊ガツル
坊ガツルも見えだした。
坊ガツル
更に9分後の坊ガツル。
大戸越
先の大戸越を振り返ってから13分後。
大戸越
更に5分後、全然進んでない様に見える。

確かに、終盤でしんどくて、
何度も立ち止まってるが...
高塚山
高塚山方面。
南峰
やっと南峰に着いた。
イワカガミ
南峰の西端の岩場下に、イワカガミ。
イワカガミ
...
ミヤマキリシマ
その辺りからの定番ショット!
本峰の南面。
西の肩
本峰に移動中、本峰西の肩方面。
平治岳
山頂(本峰)を見上げる。
ベニドウダン
ベニドウダンのはずですが、
今から赤くなってくるのかな?
高塚山
右手(東側)の展望。
右端が高塚山、天狗岩。
ミヤマキリシマ
右手のピンクのミヤマキリシマが多い様ですが、
濃いの淡いの色々混じってます。
この区間は距離が短く、道幅も狭いので、ストックを収めてしまったが、
途端に、腿筋が悲鳴を上げだした。 ( ̄д ̄;)

平治岳
山頂到着!

疲れた~ (´_`;)
西の肩
西の肩を見下ろして、早速下り始める。
大船山
途中、南峰なめの大船山。
西の肩先のいつもの岩場まで来た。今年も先客が...

もう13時だし、そろそろ空くかなと待つ...

坊ガツル
坊ガツルを入れた定番ショット!
平治岳
左手後方を振り返る。
などと写真を撮って待ってたら、10分ほどで空いた。

早速座って、一息つく。 (´o`)

カレーメシ&とん汁
前回同様、今回もカレーメシ&とん汁。

カレーメシはシーフード、
とん汁は「YAMAP」だとか...
裏面に「登山アウトドアアプリ№1」とある。

登山アプリは使った事が無いが...
そもそもLINEすら使って無い。 (^^;)
ホオジロ
目の前の岩の左下をズームすると...
ホオジロ
窪みに水が溜まっていて、
ホオジロが水浴びしてる。
雨ヶ池越方面
雨ヶ池越方面。
奥に涌蓋山が霞む...
飯田高原
飯田高原。
1時間の滞在で、下山にかかります。

まずは、山頂まで戻る。

ミヤマキリシマ
山頂を仰ぐ。
ミヤマキリシマ
本峰と南峰の鞍部方面。
ミヤマキリシマ
...
ミヤマキリシマ
山頂に戻って、もう一度西の肩を見下ろす。
平治岳
記念の1枚!
平治岳
鞍部辺りから山頂を振り返る。
岩場
ずっと左の方をズーム!
お昼にした岩場です。
ミヤマキリシマ
下山前にもう一度南峰から本峰南面を望む。
下り専用路
ここ(下り専用路)から下山開始!
坊ガツル
...
南峰
途中、見上げる。
白いツツジ
いつもの白い某ツツジ。
白いツツジ
アップ!
大戸越
大戸越まで降りてきました。
大戸越
もう一度見上げて、平治岳を後にする。
木道
先から28分で、木道まで帰って来た。
避難小屋
更に11分で避難小屋の前。
避難小屋
ちょっと覗いてみる。

坊ガツル9度目にして、初めて寄ってみた。
炊事場
そしてすぐ先、炊事場まで戻って来た。

ここで、帰り用に、
水500ml(スポーツ飲料パウダー用)を補給。
平治岳
平治岳にお別れして、
北千里ヶ浜
法華院温泉方面、北千里ヶ浜を目指す。
玖珠川源流
大船山方面から流れる、玖珠川源流を渡る。
玖珠川
隣のもう1本は法華院温泉方面から...
木道
ちょっとだけ木道。
リンドウ
リンドウがちょっと群生。
坊ガツル
坊ガツルでは、
玖珠川以外に初めて水の手を見たかも...
サワオグルマ
右手にサワオグルマ。
キンポウゲ
左手にキンポウゲ。かな?
葦
葦の群生がちょっといい感じ!
坊ガツル
法華院温泉前まで来て、坊ガツルを振り返る。
平治岳
平治岳山頂付近をズーム!
脚下照顧
脚下照顧。
3年前からこの石シューズがある。

前からこれをやりたかったのが、やっと叶った。
ここで初めてトイレを借りた。先ほどキャンプ場で行きそびれたので...

で、再度ストックを準備。急登に備える...

堰堤
法華院温泉の裏手から、
まずは奥に見える堰堤を目指す。
階段
この階段がきつい!
法華院温泉
先程の堰堤まで来て、法華院温泉を見下ろす。
いつも、階段+階段後の急登で疲れて、早くも休憩となる。

ストックを最大限に使用するが、腕の方が疲れて限界になる... ( ̄д ̄;)

北千里ヶ浜
そして、進む先を見上げる。
急登
この区間(北千里ヶ浜まで)は、終始急登が続く。
坊ガツル
途中、疲れて休憩。坊ガツルを振り返る。
ヘリ
ヘリがずっと段原とどこかを往復してる。

左のプレハブらしき建物の所が段原で、
その右の方に荷物を降ろしてる感じです。

他のブログを拝見すると、
2017年に古い避難小屋が取り壊され、
それの再建中だとか...
スガモリ
「スガモリ→」とある。
そろそろ...
北千里ヶ浜
北千里ヶ浜 到着!
北千里ヶ浜
少し進んで振り返る。
猿岩
そして、毎度の「猿岩」をズーム!
すがもり越
すがもり越を見上げる所まで来た。
すがもり越
登りの途中で振り返る。

本日の登り区間はあとちょっとで終わり。
すがもり越
すがもり越 到着!

早速、鐘を鳴らす。
2016年の熊本地震で崩れかけ、
昨年修繕中だったので、久しぶり!
北千里ヶ浜
北千里ヶ浜を見下ろす。

右手の岩の上から、
「カッコウ!カッコウ!」って聞こえる。
カッコウ
ズーム!
カッコウです。
三俣山
三俣山を見上げて、最後の下りに入ります。

足の裏が異常に痛いので、
ストックは続けて使う事に...
進入禁止
硫黄山方面は、進入禁止!
すがもり越
こちらから下山。
すがもり越
硫黄山道路まで、5本の黄色い標柱があるが、
最初の標柱まで来ると、
硫黄山道路への取り付きまでが見える。
硫黄山道路
すがもり越から19分で、硫黄山道路に取り付いた。
ここで一旦ほっとする。 (´_`;)
すがもり越
そして、すがもり越を振り返る。
長者原
少し進んで、長者原を見下ろす。
再入山
ここから再入山。
サワフタギ
いつもの所のサワフタギだが、
虫がいっぱい付いて、葉が食い荒らされてる。
コケモモ
コケモモ。
コケモモ
前にも触れたが、これくらい小さな花です。
くじゅう
この区間、
ストックを着く隙間もない程の狭い道だが、
ここだけ一旦広くなって、ほっとする。
硫黄山道路
道が急降になってしばらくすると、
再度、硫黄山道路に合流する。
沢の水
ここはいつも沢の水が道の上を流れる。
水路は作らないのかな?
ゲート
先の合流から12分、ゲートを越える。
トンネル
この木々のトンネルが見えたら、もう少し!
平治岳
道端の沢の水が赤い。鉄分かな?
ちょっと硫黄っぽい臭いもする。
下山口
ゲートから17分、下山しました。
足湯
今年は温泉に寄って帰る予定だが、
とりあえずここの足湯で疲れた足を癒す。 (´o`)
湯の森くす
長者原から40分、玖珠ICちょっと先にある、
「湯の森くす」に寄る。
入湯料500円、貴重品ロッカーは無料。
前回、湯船、洗い場ともに露天だったが、今回は室内。男湯、女湯が日毎に入れ替えだとか...
もう一方は、相変わらず露天なのかな?

そして、昨年寄った小倉東ICちょっと手前の「すき家」で晩飯にする予定。

その前に、中津のイオンモールに寄って、すき家までの繋ぎにお菓子とジュースを買う。

途中で給油し、すき家に到着!
何情報だったか、6月から店舗毎に順次「豚丼」の発売を中止するとか...
なので、これで食べ収めか、「おろしポン酢豚丼」を頼んだ。

食後、同駐車場敷地内にあるコンビニで、眠気覚まし用に100円コーヒーとジュースを買い、
小倉東ICから高速に乗る。

店を出たのが22時くらいだったか、高速では休憩無しで走り、翌1時頃に帰宅した。

毎度の事、溜まったカープの試合(ビデオ)を見たかったが、
まず当日分を見る。その時、早寝して見れなかった前日分の結果が分かった。
いい結果だったら、またどこかで見ようと思っていたが、延長12回にさよなら負けを喫したとか... ( ̄д ̄;)

で、当日分の試合だけ見て、結局4時前に就寝。 z Z Z ...

-・-・-

昨年は梅雨の降雨前に行けて、泥道も無く、快適に歩けたが、
今年はちょっと遅かったか、前日と3日くらい前に降った雨のせいで、ちょっと歩き難い山行となった。
来年はどうしようかな~! (^_^)

-・-・-

最近、特に登りでの足の筋肉疲労が目立った。
なので、今回、テント泊装備と雪山以外で、初めてストックを使ってみた。
本編でも触れたが、バランスを取る為で無く、腕の力で足を補助する為だ。

結果、かなりの効果があったが、山行中の軽い肩痛と翌日以降の肩こりもあった。
今までは、テント泊装備で効果は実証済みだったが、何か意地で使って無かった。
しかし、これは今後必須かな! (´_`;)

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三俣山と硫黄山間の峠について、
手持ちの書籍、国土地理院地図に従って、過去ずっと「諏蛾守越」と表記してきましたが、
現地では、「すがもり」とか「スガモリ」となっているので、
今回からは、それに従って「すがもり越」としました。
あしからず...







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 参考資料:山と溪谷社「九重・大崩・屋久島」