今回は、大船山と平治岳を縦走?しようと、欲張った計画をたててました。
なので、いつも通り8時着だと両山頂でゆっくり出来ないと思い(19時までに下山予定)、
30分早く出ようとしたが、まさかの寝坊! ( ̄□ ̄;)
結局いつも通りの時間に広島発、コンビニと給油以外は休憩無しでひた走る。いつもより30~40分早く到着!
駐車場も昨年の臨時駐車場でなく、ちょっと近い所に停める事が出来た。(´_`;)
それはさて置いて...
広島を出た時は小雨、途中も降ったり止んだり...
それでも九州方面は大丈夫だろうと願いつつ、九重IC辺りから山路に入るが、霧と小雨は相変わらず...
長者原近くになって山路を抜けると、急に青空が! テンション↑↑↑ ヽ(*´▽`)/
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駐車場から登山口に向かう途中...
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7時半スタート!
昨年より40分は早いスタートです。
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まずタデ原湿原を横切ります。
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スタートから20分...
薄暗い樹林帯に霧が立ち込め幻想的ですが、
実状は湿度が高く、終始汗が...(´_`;)
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例の崩落地を横切ります。
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ここには、ツクシ?ヤブウツギがあります。
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ベンチのある展望地ですが、
今日はこの通り...
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振り返ると、早くもミヤマキリシマが...
昨年よりもちょっと遅い(開花時期が)のかな?
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シロドウダンです。
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アップ!
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霧は相変わらず...
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雨ヶ池越もこの通り...
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ここのハルリンドウは今年も咲いています。
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この石畳が見えだしたら、もうすぐ...
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坊ガツル!
大船山、平治岳は完全に霧の中ですが、
予想に反して坊ガツルがこんな感じだったので、
とりあえずOK!
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テント場をアップ!
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実は前日ギリギリまでテント泊の予定でしたが、週間天気予報はずっといい感じだったのが、
前日になって急に「曇り 40%」に...
2日目は諏蛾守越経由で、久住山、中岳に寄って帰ろうかと思っていましたが、
1日目で十分ミヤマキリシマも堪能出来る事もあり、重い荷物を背負って歩く事を避け、
強行軍(大船山~平治岳)を敢行して、日曜日は家でゆっくりする方を選びました。
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芸術的なミヤマキリシマ!
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渡渉をしながら...
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中岳方面。
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三俣山方面。
こちら側はこんなに青空なのに、
目指す方向は比高数十mから上は全て霧です。
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北千里ヶ浜に向けての急登をアップ!
この区間は死ぬ程の30分なので、
今日は通らないと思う...
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坊ガツルテント場到着!
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とりあえずトイレは済ませ、上記奥に見える炊事場へ...
水を補給して、早々に大船山を目指します。
段原までは1時間半くらいなので、それまでに晴れるかな(霧が)と淡い期待を込めて...
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平治岳方面は霧の隙間から
薄っすらと平治岳の輪郭が見えますが、
大船山方面は完全に霧の中です。
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何か開花中の様ですが、
ウツギかな?
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左、平治岳、右、大船山、
今年は両方行くので、まずは右へ...
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一歩踏み込むと、いきなり夜のような暗さで、
陰気な感じが... すぐ明るくなりますが...
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最初は岩の多い急登が続きます。
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ここもよじ登らねば...
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白い花がいっぱい落ちているので、
見上げてみると、シロドウダン...
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しばらく行くと土石流跡?の道になり、
分岐分岐の繰り返しです。
ここは右へ...
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分岐の度に赤テープを探します。
大概どちらにもテープが見えますが、どちらを採っても問題ないと思います。
後は、通り易そうな道を選んで...
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ベニドウダン。
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アップ!
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疲労で足がなかなか前に出ない中、
所々のミヤマキリシマに癒される。
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崩落してる!
最近かな?
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やっと展望が開ける。
右に坊ガツルの南端、左に小さな湿原が見える。
この湿原と法華院温泉裏の谷から、
坊ガツルへ水が流れ込んでいる様です。
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ここまで来ると、
北千里ヶ浜と諏蛾守越辺りが見えます。
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ここも崩落してる!
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更に高度を上げました。
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坊ガツルのバックで霧に隠れる三俣山が悔やまれます。先ほどまでこちらはあんなに青空だったのに...
逆に大船山側は、追う様に霧が晴れて行ってます。
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地を這う様にミヤマキリシマ。
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ミヤマキリシマ舐めの某(先ほどの)湿原。
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これは会いたかったツクシドウダンでは...
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アップ!
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稜線近くになって来ました。
しかし、まだ大船山山頂は霧の中...
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北大船山側はGood!
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段原到着!
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昨年秋、坊ガツルから1時間17分だったのに、今日は1時間40分もかかってしまった!
これがお腹の肉を溜め込んだ報いか... (´_`;)
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北大船山方面!
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大船山方面は相変わらず霧の中...
大船山から、段原、北大船山周辺のミヤマキリシマを遠望したかったのですが、ここで心が折れ掛ける...
『ここで昼食にしようか.. いやいや山頂で昼食にして、食後のコーヒーで一服するはず...』
などと葛藤し、ここまで来たのでピークハントだけでもしてくるかと気を奮い立たせ、進む!
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ここにもツクシドウダン。
平治岳の方で見なかったと思ったら、
こちらいらっしゃったのですね!
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アップ!
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途中、左手に米窪。
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マイズルソウ。
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枯れかけのイワカガミ。
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途中、振り返っても、
段原、北大船山は霧の中。
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山頂(大船山)到着!
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やはり、北大船山は霧の中。
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坊ガツル方面まで霧の中。
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さっそく昼食の準備をと、ザックの中から色々取り出していると、どこからか歓声が...
『んっ!』と思い、立ち上がって周りを見てみると、霧が晴れてきてるっぽい。
カメラを持ってそそくさと展望地へ...
それが、以下の写真です。
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北大船山と米窪。
前回の秋景色とはまた違った趣が...
↓秋バージョン!
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段原から北大船山のミヤマキリシマ。
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右奥のピークのミヤマキリシマ。
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霧の晴れ間から久住高原。
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その少し左。
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御池方面。
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下山?(縦走?)前の記念の1枚!
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さて、平治岳に向けて出発!
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途中、また米窪の内側を覗く。
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段原を通過。
ここでミヤマキリシマを眺めながらの
昼食もいいかも...
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北大船山はすぐそこ。
段原からは4分ほどです。
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北大船山に到着して、坊ガツルを見下ろします。
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反対を向いて...
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上記から少し右を向いて...
右端が段原、その奥の大船山は霧の中。
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北大船山から更に先に進みます。
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この辺りのミヤマキリシマもいい感じです。
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昨年秋に来た時は、
このミヤマキリシマ越しに
三俣山が見えると思ったのに...
残念! (´_`;)
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北大船山と大船山を振り返る。
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更に進んで、もう一度振り返る。
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そして大船山山頂をズーム!
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これは花が密集していて見事!
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ツボスミレ。
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大戸越に向けて下り始めると、
しばらくして平治岳が見えて来ますが、
今は霧で裾野しか見えません。
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坊ガツル方面!
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大戸越をズーム!
まだまだ先、あと比高150mはあります。
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崩落地。
前回、右の迂回路に気付かずに突入した所です。
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しかし、
迂回路も崩落地に負けず劣らずガレの急降です。
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大戸越到着!
相変わらずの賑わいです。
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小休憩後、まずは南峰を目指します。
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左を向くと三俣山が顔を出しています。
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こんな所にヒメハギが...
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大戸越を見下ろす。
そろそろ足があまり言う事を聞きません。
立ち止まる回数がかなり増えてます。
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ミヤマキリシマ越しの坊ガツル。
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大戸越が大分遠くになりました。
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ヘリが...
見回りかな?
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大船山方面。大船山は見えませんが...
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ズーム!
右のピークの更に奥が北大船山です。
中央が先程の崩落地です。
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右手(東側)はかなりガスって来ました。
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こちら(坊ガツル方面)はまだ大丈夫です。
まさかこれが坊ガツル(遠望)の
見納めになろうとは...
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南峰到着!
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適当な岩によじ登り、本峰を望む!
今年もなかなかですが、
昨年の写真と見比べると同じ模様をしてます。
↓昨年の同アングル!
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左を向く。
あの岩場を南峰の山頂と言っていいのかな?
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キンポウゲの仲間の様ですが...
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本峰に移動しながら角度を変えて...
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南峰~本峰間は道が狭い。
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右上が本峰山頂です。
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ここら辺りはかなりいい感じです。
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西側はなだらかでミヤマキリシマも目立ちますが、
東側は切り立っていて、植生も違う様です。
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山頂はすぐそこ!
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14時過ぎ、平治岳本峰到着!
ジャスト12時に着いた昨年に比べて、
人もまばらです。
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山頂から西の肩を見下ろす。
いっ いつの間にこんなに霧が...( ̄□ ̄;)
とりあえず肩先の岩場を目指します。
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3分下って振り返る。
もう山頂が見えない...
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昨年来た時に2時間近くもまったりとした岩場に着く!
目の前に坊ガツルと三俣山の景色がドーンと広がっていたのですが...
今は眼前のミヤマキリシマ以外はまっ白...( ̄д ̄;)
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こんな感じです。
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その内晴れるだろうと高を括り、岩場に座り込んで待つ事に...
しかし、追い討ちをかける様に雨が... ザックにレインカバーを掛けて、カッパを着て、更に待つ...
20分以上待ったが回復の見込みが無い様なので、諦めて腰を上げる。
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山頂に戻りながら...
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これも...
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青味がかったやつ。
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人っ子一人居ない...
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一人居た!
コンディションのせいか、時間帯(15時)のせいか、
ジャストシーズンの土曜日にこんな感じとは...
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これは赤っぽいやつ。
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本峰から南峰の間で...
コントラストがいい感じです。
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粘土質(火山灰?)の土壌に雨が染み込まず、
かなり悪いコンディションです。
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南峰から下りに入ります。
このコンディションの中、急降を強いられます。
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昨年数輪しか咲いてなかった白いミヤマキリシマ。
白トビしてる... ( ̄□ ̄;)
雨のせいで急いで撮って、
確認もしなかったので...
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下山専用路のここ(大戸越)に出て来ました。
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上記から50分で坊ガツルに到着!
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大戸越~坊ガツル間もかなりの悪路でしたが、
こんな時は、逆にストックが無い方が両手を最大限に使えて良かった様です。
ちょっと前から雨が止んでいた様です。
もう後はほぼ樹林帯ですし、小雨くらいなら大丈夫だろうと、坊ガツルで雨具を片付けます。
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こんなザックカバーでした。
「Free outer」と言う中国製ブランドですが、
「自游」と書いてあるのかな?
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平治岳は今頃になって晴れかけてます。
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坊ガツルまで下りてくると、下山した様な気分になりますが、まだここから2時間くらいは掛かります。
気を取り直して、最後の消化工程に入ります。
が、すぐに小雨が...
しばらくは雨具無しで頑張ったのですが、本降りになって来たので、再度カッパとザックカバーを装着!
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雨ヶ池越まで戻って来ました。
ここまで比高130mを1時間掛けて登りますが、
疲れているせいか? 消化気分のせいか?
前回同様、厳しい区間の印象があります。
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相変わらずの悪路は続きます。
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霧に霞むタデ原湿原。
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「平治号! 今日も無事帰って来たよ!」
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今回は終止霧が付きまとっていましたが、最後の平治岳本峰以外はほぼ満足の行く工程でした。
本峰にあと30分早く着けていればと悔やまれますが、これを毎年の恒例にすれば、
いつかは全工程最高のコンディションに巡り合う日も来るかも...
ミヤマキリシマは山頂付近では蕾も多く、まだまだ来週も十分楽しめるでしょう。
もしかしたら、再来週までもいけるかも???
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