前日夜9時に消灯、朝3時前に起床、3時には出発(広島)、
山陽道~しまなみ街道~国道196号~今治小松自動車道~松山自動車道~新居浜ICで降り、山間部に突入。
6時15分頃、下山口の日浦登山口駐車場に着くと今年は余裕で駐車、自転車で瀬場登山口へ、6時40分に入山!
去年は筏津から入ったので、今回は瀬場から入山です。
|
|
瀬場登山口。
誰かテント泊をしてます。
|
|
入山直後、一帯に多数の石垣や削平地があります。
写真は石垣の道です。
この辺りは、
豊後と呼ばれる平家落人の集落跡の様です。
|
|
赤テープに従って右折した直後、
筏津からの登山道に突き当たります。
|
どこかのサイトに、この辺りで枯れ枝の柵?があり、迷いかけた。
みたいな事が書いてあったが、前記の赤テープを見落として直進したのでは?
にしても、このT字路は瀬場への下山者には分かり難い...
|
|
右手木の間から、
かなりの落差の滝が見え隠れします。
|
|
色合いからしてヤマツツジでしょうか。
|
|
ヤマブキ。
|
|
木橋で渡渉しながら...
|
|
その直後、瀬場谷分岐。
昨年は左に採ったので、今日は右です。
|
|
滝がいい感じです。
|
|
これも...
|
|
ここは沢の左端を通って、奥で右に渡渉します。
|
|
ここの渡渉地点で休憩、沢で憩います。
|
|
ヒノキの植林帯を抜けると、
明るい落葉樹帯となり、岩道になります。
|
|
ミツバツツジがポツポツと見られ始めます。
この辺りのツツジはもう終わりの様です。
(厳密にはミツバツツジ以外の亜種です。)
|
|
岩道は歩幅が大きくなるので疲れます。
後の為に体力を温存したいのですが...
|
よく見ると周りはミツバツツジだらけです。もう少し時期が早ければツツジロード!
そうすると、稜線付近のツツジの方は期待出来ないのですが...
|
|
霧が出てきました。
今日は展望の期待は出来ないかも...
|
|
やっとまともなアケボノツツジに会いました。
ここまでに見たものはほとんど散ってました。
|
|
ヒカゲツツジ。
|
|
カエデ類の様ですが...
|
|
スミレをポツポツ見始めましたが、
この後、もういいって程見ます。
|
|
ミツバツツジも、
やっとまともなものに出会い始めました。
|
|
シロモジ。
|
|
山頂直下の巻き道のT字路に突き当たる。
山頂目指しして一旦左へ...
|
|
そのT字路付近のアケボノツツジ。
|
|
そしてイシヅチザクラ。
|
|
アップ!
|
|
ここで右折して巻き道から直登に入ります。
この辺りから雨がポツポツと...
|
|
アケボノツツジが増えてきました。
|
|
稜線近く、霧で見えにくいですが、
これはもう群生と言ってもいいかも...
|
|
稜線(赤石越)に到着!
|
|
ここにもちょっと群生。
|
|
樹林帯の中にもアケボノツツジが...
|
|
山頂間近!
|
|
山頂到着!
|
|
山頂近辺にもアケボノツツジが沢山...
でも展望は無し。(T_T)
|
|
アケボノツツジとイシヅチザクラ。
|
|
開き切る直前のものがいい形です。
|
|
蕾もかわいい。
|
|
縦走前に記念の1枚!
|
|
ここにも群生。霧が惜しい...
|
|
濃い色のものがキレイです。
|
|
霧が南北から稜線に向けて登って来ます。
南からの風の方が強く、
稜線付近で北からの霧を押し返します。
|
|
八巻山。
ここで祠にお参りがてら小休憩。
|
|
この辺りは岩ばかりです。
|
|
霧の中のアケボノツツジ。
|
|
雨露をたたえたスミレが綺麗なので1枚...
|
|
白いアケボノツツジ。
|
|
霧の中に浮かぶアケボノツツジの花。
|
|
前赤石の巻き道。
今日は岩場が雨に濡れているので慎重に...
|
|
キバナノコマノツメ。
見たとおり、スミレの仲間です。
前赤石近辺でちらほらと見ました。
|
|
ユキワリソウ。
サクラソウの仲間です。
|
|
モミジイチゴ。
これもあちこちで見ます。
|
|
オオカメノキ。
これもあちこちで...
とにかく、
季節が良いのか?今年は当たり年なのか?
こんなに花が多い登山は初めてです。
|
|
このアケボノツツジも見事な枝ぶりです。
|
|
物住頭到着!
先程からの雨もほとんどやみ、
12時も過ぎているのでここで昼食にします。
|
|
物住頭を出発してすぐ、アケボノツツジの群生。
|
|
ミツバツツジ。
|
|
明らかに今までのミツバツツジと違うけど、
オシベの感じから、多分トサノミツバツツジ...
|
|
赤い蕾が...
何でしょう?
この時はまだ気が付かない。後ほど...
|
|
コヨウラクツツジ。
|
|
西赤石山到着!
相変わらず人の多い山です。
|
|
山頂西端に鮮やかなアケボノツツジ。
キレイなので拡大!
|
霧のせいで兜岩からの展望は諦めてましたが、山頂から下を覗いてみると、???
兜岩から戻って来た方に聞いてみると、「時々霧も晴れてキレイですよ。」との事。
行って見よう!
|
|
兜岩から山頂方面を見上げる。
すばらしい!
しかし写真では実物の感動の半分も伝わらない。
なので、せめて拡大!
|
|
右手をアップ!
|
|
左手をアップ!
|
|
更に左端の鮮やかなやつをアップ!
|
|
霧が晴れてきました。
写真では確認出来ませんが、
新居浜市街地が薄っすら見えます。
|
|
笹ヶ峰はもうちょっとです。
|
|
山頂付近をアップ!
右奥に人が2人立っているのが見えます。
どうもあそこもビューポイントの様です。
今から山頂へ戻ります。
|
|
兜岩麓にヒカゲツツジ。
|
|
重い足取りで何とか山頂まで戻って一休み、
今から別子銅山経由で下山です。
写真は銅山方面への縦走路。
|
|
縦走路に出て山頂を振り返る。
|
|
先ほど兜岩から見えたビューポイントから...
|
|
ここも振り返るといい感じです。
|
|
霧が大分晴れてきました。
|
|
別子ダムのダム湖が見えます。
|
|
やっと大きなイシヅチザクラと出会えました。
今日はほとんどが目線より低いものばかりでした。
|
|
まだ全部蕾のミツバツツジもあります。
|
|
ここら辺りは晴れてきましたが、
東赤石山方面はまだ霧の中です。
|
|
ふと足元にアカモノ。
先ほどの赤い蕾はこれだったのか...
|
|
ガレ尾根の先の峰(東山)を越えると、
ロープが張ってあり、立入禁止の区域があります。
ここにツガザクラが保護されているのであろうと、
ロープの周りを歩くと...あった!
去年会えなかったツガザクラにやっと会えました。
|
|
蕾や開花中のものがほとんどです。
去年は今回より12日ほど早い時期だったので
まだ咲いてなかったのかな?
|
|
満足して歩き始めると、
登山道沿いにもけっこう普通に咲いていました。
保護区から繁殖したのでしょうか?
|
|
銅山越です。
左折して谷筋を下ります。
|
|
銅山越から25分、
先ほどアカモノの花をみてからここまで、
かなりの数の群生を見ましたが、一向に花を見ず、
ここでやっと開花したものを発見!
|
|
別子銅山の石畳が、
登山道から逸れて藪の中に突入してます。
|
|
「江戸時代の六角形の杭木」
平たい六角形になっています。
|
|
段々の石積みと左奥に高い石垣が見えます。
|
|
この岩盤は、
精錬をして銅を取り出した後の酸化鉄で、
ここに精錬所があった証との事。
|
|
ダイヤモンド水。
1リットルお持ち帰り。
|
|
上記直後に木の間越しにこの滝が見えます。
|
|
ヒメウツギ。
このヒメウツギ越しに、
もう登山口の駐車場が見えます。
|
|
赤石山全景。(北側から)
多分、中央の霧で隠れた部分が東赤石山で、
稜線を辿って右端の高峰が西赤石山です。
あれ程、霧と雨に悩まされたのに、
下界ではこんなに晴れています。
|
愛媛県の新居浜市街から南を望むと東西に延びる稜線が赤石山山系、その主峰が東赤石山である。
西赤石山を中心とするアケボノツツジ、この地を南限とされる別子銅山峰付近のツガザクラなどが有名。
東赤石山までは、今年は瀬場(昨年は筏津)から入山、瀬場谷分岐から東ルート(昨年は西ルート)を選択、
稜線近くの巻き道までは、後半の岩道が腿を大きく上げざるを得ず、西ルートに比べ幾分疲れた様な...
縦走は、相変わらず迷いやすく、霧で100m先の視界も効かず、迷いかけたり、戻ったり、行ったりきたり、
おまけに雨で岩場は慎重にならざるを得ず、歩行時間を3時間もかけてしましました。(昨年よりも45分増)
兜岩へは比高130mの急降、下りはいいが登りはもうヘトヘト...(^^;)
日浦登山口に向けての下山も、ヘトヘトの足取りですが、山頂直後と銅山越え直後以外は目だった急降も無く、
途中、幾分強めの雨に見舞われながらも、樹林帯に守られ、何とか無事に下山しました。
昨年も今年も花の開花は遅いと言われてましたが、
アケボノツツジは、昨年(5月9日)は1,250m付近で満開、稜線付近は数えるほどの株しかなく、
花付きもまばらでしたが、今年は登山中は散り始めで、稜線付近では満開、株も数えきれない程でした。
スミレも昨年は2輪見ただけでしたが、今年は何百何千見たか見当も付かない程です。
イチヅチザクラも多く見ましたが、背の低いもの(腰以下)が多く、花も小ぶり(1~1.5cm)でした。
念願のツガザクラも見れましたが、少し次期が早く、完全に開花したものは極く少数でした。
アカモノはどこにでも群生していて数え切れない程でしたが、これもちょっと次期が早く、
開花したものは2箇所(6輪くらい)しかありませんでした。
|