2022/04/23 WebLog
~ OD缶とCB缶の構造 ~
ガス缶には、OD缶とCB缶があります。
過去に何度か炎が吹き上がる失敗をした事があるので、
その際に勉強した事と、更に追加で調べた事を紹介します。
ここではガス缶の構造と注意事項をまとめました。
 OD缶 |
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 CB缶 |
CB缶の構造は下記の通りで、
高圧により液化したガスが入っています。
吸入口より気化ガスが出ていくと、圧力が下がった分だけ、
液化ガスが気化して、内部の圧力は(ほぼ)一定に保たれます。
そして、吸入口に液化ガスが入らない様に、
吸入口を上向きに保つ為の溝がついています。
溝
なので、下記の様に斜めにすると、液化ガスが噴き出し、
バーナー(コンロ)から大きな炎が吹き上がるので注意が必要です。
OD缶の構造は下記の通り。
気化ガス、液化ガスについては、CB缶と同じです。
これも、斜めにすると、CB缶と同じ事が起こるので注意!
メーカーとかのサイトには「テント内では使用しないで」とあるが、
天候によっては、仕方が無い時があるのも事実でしょう。
そんな時は、こんなOD缶スタンドが必須ではないでしょうか。
(この時は、低温、強風、霧でした。)
OD缶スタンド
後、テント内では一酸化炭素中毒にも注意!
(一酸化炭素は無臭。)
p.s.
イラスト用のツールも無いが、イラストを描くスキルも無い!
なので、イラストを描く時は、Photoshopでフリーハンドで描くか、Excelで図形を駆使して描く。
今回のイラストは、Excelで描いて、それをベースに、Photoshopで斜めの図を作成した。
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