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大町山城跡(おおまちやまじょう)、比高60m |
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![]() | まず尾根上の畝状竪堀(堀切)から紹介して行きます。 比較的平たい尾根を掘っているので、 土橋付きの堀切とも、竪堀とも取れ、 分類し辛い空掘です。 これはちょっと分かり難いですが、 中央が土橋で、左右が掘れています。 |
![]() | 比較的深い竪堀(堀切)。 |
![]() | これも... |
![]() | 土橋と畝状竪堀(堀切)。 |
![]() | これも畝状... |
![]() | 主郭手前の堀切。 左上が主郭。 |
![]() | その主郭を見上げる。 |
![]() | 主郭。 |
![]() | 主郭から南西の展望。 落葉樹が葉を落とす冬でないと見れない景色です。 |
![]() | 大町山城跡全景。(南東側より) |
(まとめ・総評) 古志氏の家臣、福田氏の居城。 福田氏没落後、小早川氏家臣、井上氏が拠った。軍功により毛利氏から賜ったとされる。 まず郭図を見て下さい。 ほぼ単郭の城にしては、11条の対の竪堀(堀切?)は仰々しいものの様にも思える。 400m東にある兵庫城と一体だったのでは?との説もあるが、間に深い谷を挟み、それも疑わしい。 場所は、 県道54号線、長者原入口交差点から東進(南下すると西瀬戸尾道IC)、1km(トンネル手前150m)で左折、 200m先で右折し、蛇行しながら坂を登って行くと400mで虹ヶ丘団地に入る。 虹ヶ丘団地に掛かるとすぐ鋭角に左折し、直線200m先で公園に突き当たる。(駐車場は無いので注意!) この辺りから適当に入山し、西の尾根を目指す。尾根に取り付いたら南下すればすぐに城域。 本日、三原のMさんと3城廻った内の2城目です。 |
参考資料:広島県中世城館遺跡総合調査報告書 |