siro  仁井山城跡(にいやまじょう)、比高約80m
場所広島県福山市坪生町仁井
訪問日2009年1月12日(月)
備考坪生庄地頭、陶山氏の居城
郭図の表示


主郭に向う途中、
空堀と向こう側に土塁です。
これも山道沿いに土塁です。
A郭。
B郭の帯の部分です。
A郭とB郭はほとんど段差がありません。
A郭から南西の展望。
B郭北端にある堀切です。
中央が土橋状になっていますが、
当時は溝だったのではないでしょうか。
左からは登って来た道になっています。
北にもう一本堀切。
東下から見上げます。
その2本の堀切です。
現在は山道の為、畝って見えるだけです。
突き当たりが土塁状になっており、
その左奥が主郭(A郭)です。
仁井山城跡全景。(南西側より)
主郭に鯉幟が見えます。
(まとめ・総評)
坪生庄地頭、陶山氏の居城。後、一族の坪生氏が入る。
1587年、廃城となる。

手持ちの郭図では、A郭の北側が土塁となっていましたが、現存しませんでした。

神辺町下竹田と坪生町仁井の境界で、県道76号線から500m東に入った南向きの尾根先が城跡になります。
県道76号と城跡の中ほどに「つぼうゴルフ」があり、そこに車を停めさせていただき、
隣の尾根を巻きかげんに城跡に向いました。
途中、南麓からの山道が合流し、案内表示などもあり、そちらからの道が正解でしょう。
もしかしたら、南麓には案内板でもあったかもしれません。

本日5箇所廻った中の3箇所目です。

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 参考資料: 日本城郭大系(第13巻)広島・岡山