siro  北田城跡(きただじょう)、比高50m
場所広島県広島市安佐北区白木町井原中束
訪問日2008年7月6日(日)
備考井原氏関係の城(資料なし)
郭図の表示
井原地区魅力発見の道づくり委員会お勧め4城位置図


主郭にある案内板。
主郭。
奥は櫓台。
展望はこれくらいしかありません。(南西方向)
櫓台下の石垣跡。
櫓台の上。
櫓台の上から主郭を見下ろす。
主郭(左上)とA郭B郭の間は、
A郭B郭側を土塁状に盛って、
間が堀切の様になっている。
A郭先端から主郭方面。
A郭の一部は凹凸があり、
少し複雑な地形となってます。

このA郭先端辺りは墓や石垣があり、
後世に整備された形跡があります。
A郭中央辺りの段差に石垣跡。
A郭にはこんなうねりも...
A郭B郭の間は大規模な竪堀状となっています。
B郭先端から主郭方面。
B郭南西端が土塁状になり、
主郭の端へ繋がっている。
櫓台(左)の下は尾根を断ち切る深い堀切。
今は林道となっています。
その堀切が西側(右側)に向けて、
竪堀となって下っています。
その堀切の反対側は北向けて、
竪堀となって下っています。
逆にその竪堀を見上げる。
右上が主郭になります。
北田城跡全景。(西側より)
中央の丘陵地がそうです。
(まとめ・総評)
井原氏関係の城跡。(資料はない。)
Y字型の郭配置で、Y字の二又の間は大規模な竪堀状になっていて、
手前の先端部分は櫓台を設け、その先を深い堀切(現在は林道)としている。

県道37号線(白木町)を向原に向けて北上、県道68号線とのT字路から100m弱、右に「北田城跡」の標識がある。
そこを右折、神ノ倉山登山口を目指し道なりに行く。登山口を過ぎ、そのまま林道を登って行くと、
左手に城跡(櫓台)が見える。道端に車を停め、主郭目指して登る。(林道からの比高は10mくらい。)

櫓台の両サイドから主郭に登れるが、実際の登城路はY字の二又の部分で、A郭に虎口があったと思われます。
A郭のうねりや段差は虎口の防御施設ではないでしょうか。

この日、井原地区の3城を廻った3城目です。

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 参考資料: ひろしま昔探検ネット