tree  阿蘇 高岳東峰たかだけとうほう(1,588m)、高岳たかだけ(1,592.3m)、中岳なかだけ(1,506m)、南岳みなみだけ(1,496m)
場所熊本県阿蘇郡南阿蘇村大字一関~高森町大字色見 大鍋の中を歩く
大鍋の中を歩く
 
噴煙を上げる中岳火口
噴煙を上げる中岳火口
登山日/天気2022年11月5日(土) 晴れ
メンバーS君、よしだっち
ルート図 阿蘇山上広場→月見小屋→高岳東峰→高岳→中岳→南岳→山上広場
 
 (阿蘇山上広場 発)
 
 →1293m峰:43分
 →南岳分岐:1時間33分
 →中岳分岐:24分
 →月見小屋:37分
 →高岳東峰:18分
 →高岳  :22分   登り時間:4時間06分
 
 →中岳  :18分
 →南岳  :21分
 →1293m峰:1時間2分
 →山上広場:26分   下り時間:2時間09分

 
  歩行計 :6時間04分
 開始~終了:7時間09分


6月に仙酔峡ベースに高岳、中岳を登ったが、また再訪したいと思っていて、早くも実現した。
今度は逆側(山上広場)から登って、前回の残課題 天狗の舞台(高岳東峰)と、ちょっと寄り道 南岳も入れての山行となった。

昨日は福岡で早朝から城跡探訪をし、ららぽーとに寄って等身大ガンダムを見て、阿蘇に移動、杵島岳に登った。
麓(カルデラ内)で泊まって、2日目の本日が本番だ! (^o^)/

-・-・-

前日、ドミトリー相部屋の安宿に宿泊。
7時半の起床予定が、7時前に目が覚め、7時半まで布団の中でゲームをした。 (^^;)
途中、2度ほど目が覚めたが、10時間半くらいは寝たか、体調は万全だ。 (^^)

で、歯磨き、着替えをして、8時頃には出発した。

コンビニに寄り、9時前には阿蘇山上広場に到着! ちょっと寒い! 気温6度。
トイレを済ませ、準備を済ませ、

山上広場
9時丁度、スタート!
通行止め
通行止め!
迂回ルート
砂千里ヶ浜を迂回するルートが載ってる!

通行止め、迂回は認識済みだったが、
迂回ルートのアップダウンは甘く見ていて、
未確認だった! これが後程...
料金所
料金所横から迂回開始!
阿蘇山
...
烏帽子岳
振り返って、烏帽子岳。
杵島岳
ちょっと右、昨日登った杵島岳
ミヤマキリシマ
ミヤマキリシマ狂い咲き!
でも萎れかけ。
急登
右手の稜線を見上げ、
比高60mの急登を登る。

迂回路だし、序盤だし、
あまり体力は使いたくない。 (^^;)
噴煙
中岳火口の噴煙。
稜線
稜線に取り付いて、
烏帽子岳
振り返って、烏帽子岳(左)、杵島岳(右)。
1293m
すぐ先で1293m峰。
谷筋
そこから中岳(左)、南岳(右)を望む。

右端の谷筋を登って、稜線を左へ...
左の中岳の横を掠めて、
奥に頭だけを出してる高岳を目指す!

右端の谷筋は今日イチの難所だ!
比高250m中、160mは超急登...
中岳
左を向いて中岳の噴煙。
阿蘇山上広場
振り返って、阿蘇山上広場(スタート地点)方面。
稜線
上記からちょっとだけ稜線を南に進み、
ここを左へ...
急降
急降しながら、見下ろす。
ケルン
途中に巨大ケルン。
砂千里ヶ浜
砂千里ヶ浜。

ここが通れれば、
緩やかに高度を稼げたのですが...
降灰量調査
避難小屋かな?
降灰量調査
違った。
これの管理施設だった。中には入れない。 (^^;)

降灰量調査の観測機のよう...
岩
こんなのがゴロゴロあるが、
日の当たる方は緑で、
反対側(火口側)は枯れてる...

日当たりのせい?灰のせい?火山ガスのせい?
急登
ここは一旦下って、
あの谷筋(右)を急登する。 ( ̄д ̄;)
阿蘇山
...
急登
急登開始!
砂千里方面
途中、振り返って砂千里方面。

10時半過ぎ、この辺りの気温は11.5度。
登
キツイっ! ( ̄д ̄;)
阿蘇山
キツイ→立ち止まる→振り返る→絶景→シャッター
を何度も繰り返す。 (^^;)
阿蘇山
やっと急登も終わり、
岩場
この岩場から、
岩場
やっぱり振り返る... (^^;)
阿蘇山
急登は終わったが、
あの稜線まではもうひと踏ん張りだ!
阿蘇山
...
阿蘇山
...
阿蘇山
...
阿蘇山
...
カップ麺
カップ麺から湯気が出てる風! (^^;)
開始しばらくして、ふと思ったので、S君に聞いてみた。
「S君、水買った?」「あっ、忘れた!」( ̄□ ̄;)

上記カップ麺はS君がコンビニで買ったもの。そして、無用の長物に...
しかし、この写真で少しは役に立ったかな???

岩場
振り返って、
中央左に急登を終えた所の岩場が見える。
稜線
ここでやっと稜線に取り付く。 (´_`;) フ~

右に行けば数分で南岳だが、
今は余力が無いので、帰りに寄る事に...
縦走
しばらく、左手に終始これを見ながらの縦走。
高岳
左の中岳のすぐ右に取り付いて、
右奥の高岳を目指す。
火口
しつこい様だが... (^^;)
阿蘇山
快適な稜線歩き。 (^^)
火口
第6火口をズーム!
ヘリ
本日は終始このヘリが飛んでる。
パトロールかな?
稜線
ここで高岳と中岳を繋ぐ稜線に取り付いた。

普通は、稜線と支尾根などを区別するが、
ここは地形が複雑なので、
あれもこれも稜線と言ってます。
カルデラ
正面に広大なカルデラが広がる!
中岳
左、すぐそこが中岳だが、帰りに寄る事に...
高岳
高岳(中央左)を目指す。
阿蘇山
左後方。
火口東駅
上記中央をズーム!

火口東駅の所が整地されてる。
6月は、こんな廃墟だったのに...
カルデラ
...
杵島岳
振り返って、杵島岳をズーム!
昨日歩いたお鉢が確認出来る。 (^^)

手前に先程すれ違った、25人パーティーが見える。
月見小屋分岐
月見小屋分岐、月見小屋目指して右へ...

月見小屋→高岳東峰→高岳と巡ります。
大鍋
ここは大鍋と言い、
広く浅い すり鉢状になってるが、
これも火口跡なのだろうか?

ここを突っ切て奥(中央)の東峰を目指す。
大鍋
大鍋の中を歩く...
月見小屋
月見小屋だ。
月見小屋
その中。
樹林帯
登り返しに入って、本日初の樹林帯かな...
天狗の舞台
天狗の舞台(高岳東峰)を見上げる所まで来た。

既に12時半、
時刻のせいか、大鍋の地形のせいか、気温16度。
リンドウ
リンドウ。
リンドウ
またリンドウ。
阿蘇山
天狗の舞台右手に取り付いた。
根子岳
そこから根子岳。
この景色が見たかった! (^_^)

根子岳の右奥は祖母山。
阿蘇山
ちょっと左を向く。

奥に くじゅう連山。
天狗の舞台
天狗の舞台(高岳東峰)。
ここでちょっと余談。

実は、高岳東峰の位置が不明瞭だ。
資料によって食い違うが、天狗の舞台=高岳東峰とするものと、先ほどの根子岳が見える所を高岳東峰とするものがある。
後者は峰とは言い難いので、ここでは、天狗の舞台=高岳東峰とする説を採用しています。
両者は、ほんの50mくらいしか離れてないが...

高岳方面
そこから高岳方面。
天狗の舞台
ちょっと戻ってここを右折、
天狗の舞台下(南側)を通って先に進む。
天狗の舞台
天狗の舞台の下。
天狗の舞台
天狗の舞台を見上げる。
阿蘇山
...
天狗の舞台
天狗の舞台を振り返る。
阿蘇山
ここでちょっと登りがある。

もう終盤で結構キツいが、
短いので、一気に駆け上がる。 (^^;)
阿蘇山
その登りの道は、ちょっと狭い。
高岳
登り切った! 左奥が高岳。
阿蘇山
右手を見下ろす。
結構、切り立ってる!

中央奥に、くじゅう連山が見える! (^^)
天狗の舞台
天狗の舞台を振り返って、後にする...

確かに、舞台って感じの峰だ!
急登尾根
仙酔峡から上がって来る急登尾根が見える。
分岐
仙酔峡から登って来たら、ここに合流する。
阿蘇山
...
高岳
最後の登り...
高岳
高岳山頂到着!

13時過ぎ、ちょっと風が強いせいか寒い。
気温6.8度。
山頂碑の西側、カルデラや外輪山の見える所に陣取って、昼食。

一応カップ麺(そば)は持ってきたが、疲労で今イチ食欲がない。フリーズドライの味噌汁(牛蒡入り)のみとした。

食後のコーヒー2杯分の水は残ってたが、S君は要らないとか...
なので、S君にはもう一つ持ってきた味噌汁(豆腐入り)を進呈した。

500ml持ってきた水が、味噌汁2杯とコーヒー1杯で、丁度無くなった。 (^^;)

で、コーヒーを片手に周りの風景を見て廻る...

大鍋
この右下から眼下の大鍋を通って、
中央の月見小屋(白いやつ)に寄って、
奥(左)の天狗の舞台に登って、
左のフレーム外を戻るように歩いて、
ここ(高岳)までやって来た。

思えば、根子岳展望と天狗の舞台に乗る為、
随分遠回りをしたものだ...
天狗の舞台
天狗の舞台をズーム!
西側方面
西側方面の展望。
中岳方面
中岳方面。
記念写真
毎度のやつ!

S君、上着内からカップ麺を取り出す。
のを失敗。落とした! (^^;)
記念写真
もう一丁!

S君、今度は成功! (^_^)
高岳
55分の滞在、
さあ、中岳、南岳経由で下山します。
高岳
ここを右に急降して、
あの標柱の所から左に緩やかに移動する。
月見小屋分岐
周回して、月見小屋分岐まで戻って来た。
中岳
中岳へ続く道。
阿蘇山
右手を見下ろす。
仙酔峡
上記、仙酔峡(右端)をズーム!

6月に工事中だった建物は、
撤去の為の工事だったみたい。
中岳
中岳到着!
中岳
この展望だけ見て、
稜線
すぐに次に進む。

あの突き当りまで行って、
右(砂千里ヶ浜方面)に下る。
火口
往路でも見た景色だが、
何度でもシャッターを押したくなる。
南岳
突き当たって、右折だが、
その前に正面の南岳に寄る。
南岳
2分で山頂!

この時気が付かなかったが、
根子岳がしっかり見えてる。(^_^)
南岳
そこから、中岳(左)~高岳(右)の稜線。
阿蘇山
さあ、下ります。
陰影
尾根と谷の陰影がいい感じ! (^^)
阿蘇山
あの左端から、
急降
急降が始まる!
阿蘇山
半分くらい下ったが、
鞍部からは手前の丘陵を越え、
中央奥の峰(尾根?)を越えなければならない。

通行止めでなければ、
その右の灰色の砂千里ヶ浜を
緩やかに下るだけなのだが... (^^;)
阿蘇山
緩やかな所まで下りて来た。

この後、何度か砂千里ヶ浜とニアミスし、
「ここを通れば楽だぞ~」と、
悪魔の囁きに心が揺れる...
砂千里ヶ浜
第6火口の壁面に噴石がいっぱい!
砂千里ヶ浜
ちょっと気になる...

S君は、灰が溜まる前は
山だったかもと言うけど...
眉に唾つけとこ! (^^;)
砂千里ヶ浜
...
阿蘇山
ん~、あれ(左)を越えるのか~!
右に行きたいが、やっぱり左に行く事に...
阿蘇山
登る...
稜線
最後の登りなので、ガシガシ登って稜線に出た。
息が切れた! 足がだるい! ( ̄д ̄;)
阿蘇山
上記突き当り、1293m峰より、
中岳(左)~南岳(右)の稜線。
稜線の向こうに高岳(中央)も見える。

これで、お別れ...
阿蘇山
ここから右に下る。
奥に山上広場が見える。
阿蘇山
...
舗装路
料金所横の舗装路に出て来た。
舗装路
もう少し...
山上広場
終~了~!
16時過ぎ、ちょっと寒い。気温10度。

そのまま帰途に就く。
いつものくじゅう遠征の時の、温泉、夕食(イオン)を当てにして、くじゅう経由で帰る事に...

途中、カルデラ内のSSで給油をし、外輪山に取り付き、

阿蘇五岳
城山展望所に寄って、阿蘇を振り返る。
夕日
夕日もキレイ!

城山展望所に寄ったついでに、
ソフトクリームを買って糖分補給! (^_^)
くじゅうまで登って、牧ノ戸峠を通過。

昨年秋のくじゅう登山で、S君と夜間山行(下山)をして辿り着いた登山口を通過。二人で懐かしんだ... (^^;)

長者原でトイレ休憩。
寒いと思ったら、気温4度。未明頃には0度くらいになるのかな?

温泉
18時半、いつもの「湯の森くす」に到着!
ゆっくり汗を流した。 (´o`)
その後、中津のイオンで夕食。鶏天定食を頂いた。ボリューム満点だったので、食いしん坊のS君にちょっとお裾分け!
食後、いつもの如く、ドデカイラーメンとジュースを購入。(オランジーナを買いたいが、最近売ってない。)
ここで、閉店時間(21時)5分前、丁度いい時間になった。

小倉東ICから高速に乗り、めかりPAでトイレ休憩。
22時を過ぎていたせいか、関門海峡大橋も対岸の観覧車もライトアップされていなかった。
(6月の21時過ぎの関門海峡大橋観覧車はライトアップ!)

後はノンストップで...
廿日市ICで降り、翌1時過ぎ、S君を自宅近くのコンビニで降ろした。お疲れ様~! (^^)/

そのまま直帰、1時45分だったか帰宅した。
家族はもう皆寝てた。 (^^;)

-・-・-

S君の予定と天気予報を見据え、何度もリスケしながらやっと実現出来た阿蘇登山。
結果、2日とも(前日は杵島岳)快晴で、最高の遠征となった。 (^o^)/

このコース、ほぼ樹林帯が無く、終始好展望で、言う事無し!
ただ難を言えば、南岳に向けての今回最難関の急登の前に、迂回路の急登でスタミナを消費、復路でも最後に急登で辟易!
火口付近の工事の為なのか、火山灰が定着してないせいか、いつ通行止め解除になるのかな?
また同コースで登りたいので、次回は解除されている事を祈って... (-人-)

-・-・-

山行途中、「ゴ~~~~~~」って地鳴りの様な音が...
飛行機かな? とも思ったが、しばらく鳴って急に止まる。そして山行中、3~4回はあったかな?
なので、火口からの地鳴りと判断したが、どうだろう?
通常の事なのかな...

-・-・-







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