雪山ブームのＷさんとLINEをしていて、
Ｗ「雪山は行かれないんですか～？」
よ「雪山までの足が無いです。」（マイカーはノーマルタイヤ）
Ｗ「お迎えに行きますよ－✌」
と言う事で、Ｗさんと雪山に行く事になった。
お互い、スノーシューもワカンも持って無い。
軽アイゼンだけで行けそうな所を探って、結局、比婆山となった。
本格雪山登山は初めてだが、期待半分、不安半分．．． (^^;)
私の軽アイゼン、7年と3か月前に購入し、未使用で温め続けてきたものだが、これが．．．
－・－・－
朝7時にＷさんに迎えに来てもらい、Ｗさんの車で県民の森を目指す。
ちなみに、Ｗさんも私も、車はＭＴ派だ。親近感 (^_^)
9時過ぎに県民の森に到着、トイレ、準備を済ませ、
途中のコンビニで買ったおにぎりを１コ頂いて(朝食はこれだけ)、登山口を目指す。
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センター前の橋を渡って、
あの建物の左奥が登山口です。
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左に行きたくなるが、こちらはスキー場方面。
右上の道が登山道です。
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登山道すぐ右のベンチのある東屋で、
ゲーター、アイゼンを装着！
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いざ、スタート！
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沢沿いの道を行く．．．
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Ｗさん、早い．．． （´＿｀；）
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もう見えない．．．
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ここで、早くもトラブル発生！
アイゼンのベルトが切れた！ （￣□￣；）
7年前のものとは言え、初回使用なんですが．．． (T_T)
とりあえずザクザク歩く感じなので、アイゼン無くても平気だが．．．
この先もアイゼン無しでも大丈夫か見えない！？？？
S社の携帯は電波も入らず、この後30分はＷさんと出会えず．．．
テンション↓↓↓ （￣д￣；）
とりあえず、出雲峠までは行こう。(出雲峠までは緩やかな道。)
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そのアイゼン。(後日撮影)
劣化？ 不良品？
もう片方は、折ったり捻ったり引っ張ったりしても
ビクともしなかったので、不良品だったのかな？
7年も前のものなので、
クレームも付けられないが．．．
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ここは気を付けて渡らねば！
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膝までハマった！
まだ序盤で「うわっ！」って思ったが、
こんなのはまだ序の口．．．
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「←出雲峠 0.9km」「公園センター 1.1km→」
出雲峠までまだ半分近くも．．． （´＿｀；）
開始36分だが、もう1時間くらい経った感覚が。
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．．．
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避難小屋(とトイレ)が見えた。
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出雲峠到着！
道標が埋まってる．．． (^^;)
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ここで判断、とりあえず烏帽子山は目指そう。
ダメそうなら途中で引き返すし、烏帽子山まで着いても、Ｗさんと分かれて私だけ引き返してもいいし．．．
と言う事で、先に進む。=3=3=3
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ちょっと急登。
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更に急登！
この区間、
普段は尾根、谷を交えてジグザグに上るが、
冬季は尾根を直登する事になる。(^^;)
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急登は続く．．．
何度も膝まで踏み抜いて、
非常に歩き難いし、しんどい！ （￣д￣；）
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木の周りから溶けて行くが、
これを見ると1ｍくらいの積雪かな．．．
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左手の稜線辺りは晴れてる！
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やっと緩やかになってきた。 （´＿｀；） フ～
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開けてきた。山頂間近か？
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烏帽子山 到着！
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そこから、御陵を望む。
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ちょっと左を向く。
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反対側に回って、烏帽子岩の上から。
吾妻山(左)は霧の中。
烏帽子岩の写真を取り忘れた。
なので、コチラを参照！
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ここで判断の分かれ道！
・Ｗさんだけ先へ進み(池の段までor周回)、私は往路を引き返す。
・一緒に御陵まで行き、そこからも一緒にスキー場方面に下山。
の２択で、結局後者を選択する事に．．．
池の段まで行きたかったＷさんが折れてくれた。ありがとうございます。m(_ _)m
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山頂プレートを後に先に進む。
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ここから急に雪深くなる。
腿まで埋まる！ を何回か繰り返す。 (^^;)
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分かり難いが結構な急降！
烏帽子山から御陵との鞍部までは、
登山道から外れて直降するので、
多分、低木帯に積もった雪の上を
通ってるはず．．．
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鞍部を通過し、登りが始まった。
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急登！
鞍部～御陵間は、
あまり登りは無いと勝手に思っていたら、
しっかり比高70ｍの上りだった。(^^;)
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緩やかになってきたかな．．．
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奥に見える緑は御陵かな．．．
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御陵 到着！
イザナミノミコトが眠っている陵墓です。
普段は、こんな感じ！
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その説明板。
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比婆山伝説地。
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御陵の横に祠がある。
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ここから先、稜線のどこかから左手に下りる。
情報が少ないが、とりあえず先に進む。
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すると、稜線左手にピンクリボンが．．．
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左に寄って見下ろすと、
ピンクリボンが遠くまで点々と続いてる．．．
よく見ると、真新しいリボンだ！
通常の登山道では無い様なので、
雪山用に設置されたものの様だ。
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１歩毎に膝まで埋まる道を急降する。
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Ｗさんはもうあんな所に．．． (^^;)
この差は、
下りなのでスタミナ的な問題では無いだろうが、
多分、体幹が強いんだろうな～ (^_^)
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又、腿まで踏み抜いた。
どうも、岩の段差があった様だ。
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何度か腿まで踏み抜いたが、スキー場ちょっと手前で完全にハマった！
踏み抜き後、斜面下側に倒れて、つま先が引っかかって足が抜けない！ （￣□￣；）
体の向きを変えようにも、やはりつま先が引っかかって変えられず、
ストックで、しばらく足の周りを掘り返してみたが、相変わらず．．．
2分くらい格闘したか、「Ｗさ～ん、助けて～！」助けを呼んだ。(Ｗさんは、50～60ｍ先行。)
しかし、更に2分くらい格闘したか、Ｗさん到着前に何とか抜け出した。 （´＿｀；） フ～！
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スキー場の最上部に到着！
ホッとする (´o｀) フ～
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スキー場の端っこを下る．．．
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途中、振り返る。
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どん詰まり。右へ超急降！
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レストハウスが見えてきた。
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レストハウス横を通過し、スキー場を後に．．．
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登山口 到着！
アイゼンとゲーターを外し、終～了～
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駐車場横に滝が．．．
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14時過ぎ、バタバタしてたのでお昼も食べてない。
朝のおむすび１コのカロリーで、4時間、雪山と格闘していた。 (^^;)
下山後、急に空腹感が．．． すぐにおむすび１コをお腹に入れた！
センターでトイレを借りて、14時半頃だったか、県民の森を後にした。
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帰路、Ｗさんの要望で、三次のケーキ屋と、しし肉を買いに寄り道．．．
ケーキ屋は、家族へのホワイトデーかな？ 私は店内をうろちょろしただけ．．．
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で、しし肉を求めて、
トレッタみよし(三次ワイナリー隣)へ。
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私も、しし肉をゲット！
シカ肉もあったが、そちらは見送った。(^^;)
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そして、17時前には家まで送ってもらい、Ｗさんとお別れした。
お疲れ様でした～ (^^)/
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結局アイゼンが機能したのは、開始直後の溶けかけの堅い雪だけだった。
後は、ドタバタしたが、アイゼン無しでも全然大丈夫だった。
ただ、ワカンかスノーシューが有れば、踏み抜きは無かったかな．．．
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そして、夜はしし肉を美味しく頂いた。(^o^)
翌日の弁当(お昼)にも入ってた。(^^)
そう言えば、朝迎えに来てもらった時、Ｗさんにベーグルを貰った。
前日の下の子の卒業祝いという事で．．． ありがとうございました。(-人-)
－・－・－
前回(2012.11.10)の比婆山レポは、コチラ！
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ルート図
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