三嶺は、12年振り、2度目だ。
前回は、ダケモミの丘から、前の人につられてハイペースで登り、途中でバテて、もう動けず、
山頂手前の岩場で昼食にした苦い経験がある。(その後、山頂までは行った。)
今回は、昨日の山行等の疲労と、年齢的なものもあるので、林道を最大限に利用させてもらう事にしたが...
-・-・-
先程、8時半過ぎに剣山から下山。すぐに移動、9時過ぎに名頃登山口(駐車場)に到着!
31台停めれる駐車場は既に満車(+2台)、端っこの方に停めさせてもたった。
準備、トイレを済ませ、スタート!
|
 |
登山口にある案内板。
|
 |
ここが登山口のはずですが、
|
 |
←となっています。
|
 |
しかし、私は元々林道を歩く予定。
|
 |
ここが臨時の登山口だが、見送る。
|
 |
「工事中につき 通行止」とあるが、
多分、車両に対してのものだろうと、
見送る...
|
 |
ここにも「通行止」
同じく...
|
 |
右手の沢がいい感じ...
|
 |
左手の山腹を流れ落ちる沢?滝?
|
 |
ここで左にUターン。
前回は、直進して山道に入ったが、
今回は、林道を行ける所まで行く。
後で知ったが、この山道は通行止めらしい。
そもそも、今は道らしきものは見当たらない。
|
 |
ここでも滝。
|
 |
ソフトバンクだけダメみたい。(T_T)
|
 |
ここで2度目のUターン。
|
 |
滝が2本。
|
 |
ここは、谷筋でも無い、
山腹を流れ落ちる滝がいくつもある。
(多分、ちょっとした谷地形。)
|
 |
ん~、白トビしてる。
|
 |
上記白トビしてる部分をズーム!
多分、方向的に三嶺山頂近辺だと...
|
 |
この滝の水が、
|
 |
林道わきを流れ、
隣の滝と合わさって、
林道下を潜って落ちていく。
|
 |
前回、先の1つ目のUターンで入山した時に、
多分ここに出てきたと思う。
|
 |
すぐに、3つ目のUターン。
ここでも、前回直進して山道に入ったが、
やはり見送る。
|
 |
右手の巨大な岩場。
|
 |
ここは、林道から右手奥に向けて、
間伐材を運ぶ道(?)が作られてる。
|
 |
右手に尾根らしきなのが見えてきた。
|
 |
ここで山道と合流。
|
 |
ここまで比高270m、
30分で下山する所を、
1時間19分掛けて登ってきた。
|
 |
そして、ここから山道(右手)に入れるが、
まだまだ林道を突き進む。
|
 |
やっぱり、
通行止は車両だけと思って間違い無かった!
|
 |
時々、左手に剣山からの縦走路が見える。
|
 |
先ほどから、林道が尾根の反対側に回ったので、
各所で、日差しの洗礼を受ける。(^^;)
|
 |
樹間から、剣山(右奥)が見えた。
|
 |
剣山の左下、見の越駅をズーム!
|
 |
ここから左手の谷筋に、
リフトで何かを下ろしてるのかな???
|
 |
何か、砂防ダムと水路が見える。(ズーム!)
|
 |
このトロッコは、その谷筋に人を運ぶ用かな?
|
 |
見下ろすと、むちゃくちゃ急斜面!
|
 |
開けた場所に出た。
|
 |
と思ったら、ちょっと先で林道終点。
|
 |
案内板と、隣に休憩所もある。
|
 |
やっと山道に入るが、いきなりの急登!
|
 |
倒木で道が塞がれ、迂回で無駄に体力を使った。
|
 |
踏み跡も怪しく、
青テープ、ピンクテープだけが頼りだ。
|
 |
...
|
 |
ここは、この倒木の右側を通らないといけないが、
そうとは思えず、
しばらく周りをキョロキョロしてしまった。
|
 |
この辺りもテープだけが頼りだ。
しかし、林道から山道に入って、
むちゃくちゃ辛い! ( ̄д ̄;)
まだ先は長いが大丈夫かな...
|
 |
ここで、尾根道に合流みたいだ。
|
 |
ダケモミの丘だった。
後、1850m。比高400m。
まだまだだ... (´_`;)
|
 |
ダケモミの丘のちょっと先。
前回、林道3つ目のUターン場所から山道に入って、
多分ここに出て来たんじゃないかな...
|
 |
しばらく緩やかな道で、ちょっと安心。
|
 |
沼地???
ちょっと表面が乾きかけてるが、
踏み込んだらいけない匂いがプンプンする!
|
 |
...
|
 |
大岩。
|
 |
この辺りから急登が始まる。
辛そう... (^^;)
|
 |
...
|
 |
「←水場 60m」
60mかあ、微妙な距離...
疲れてなければ行ってもいいが...
(水場は、山道から外れてピストン。)
|
 |
振り返ると、剣山と次郎笈が望める。
|
 |
急登は続く。
|
 |
見下ろすと、
あの尾根から急に高度を上げた感じになってる。
|
 |
タカネオトギリ。
|
 |
この感じが好きです。
|
この辺りで、40代くらいの女性が座り込んでる。「もう私は、ここが山頂です」との事...
体力的な問題もあったかも知れないが、「タイムリミットなので」と...
この先に絶景が待っているのに、体力的な問題なら励ましてサポートも出来たかもしれないが、
タイムリミットなら仕方がない。下山、お気をつけて...
|
 |
...
|
 |
山頂台地が見えた。
急登はあそこまで、もうひと踏ん張り!
しかし、何度も言うが、辛い... ( ̄д ̄;)
|
 |
ここにもタカネオトギリ。
白トビしてる...
|
 |
左手...
ササの急斜面と、
剣山からの縦走路の終盤が見える。
|
 |
やっと、ここまで来た。
山頂はもう少し先だが、一安心。 (´_`)
|
 |
池が、茶色いな... (^^;)
|
 |
まずはあそこまで...
(山頂では無い。)
|
 |
左手を見下ろす。
左の方に、登ってきた道が見える。
|
 |
ん~、感動!
どこの国の景色だよ?ってさえ思える!
|
 |
3枚前(写真)のピークに乗って振り返る。
右奥に、剣山と次郎笈が望める。
←拡大!
|
 |
オトメシャジン。
|
 |
山頂までもう少しだ!
|
 |
前回、これを見上げながら力尽き、
|
 |
左手のこの岩場でお昼にした。
|
 |
もうすぐ...
|
 |
山頂到着!
|
まずは、倒れ込む様に座り込み、しばらく動けない...
3時間での登山を考えていたが、5時間近くかかってしまった。 (´_`;)
15分程ゆっくりして、やっと周りの風景を見て廻る。
|
ヒュッテ右奥の剣山からの縦走路が、右手前まで続いている。

|
 |
この景色を求めて、辛い工程にも耐えてきた。
好天も相まって、報われた感が半端ない! (^o^)/
←拡大!
|
 |
...
|
 |
剣山をズーム!
|
 |
次郎笈もズーム!
|
 |
西側の稜線もいい感じだ!
|
現在、14時半。お昼にしようかと思ったが、疲れすぎて食欲が無い。
途中、ミニサラダ2袋、カロリー補給系ゼリー1本、カロリー補給系バー(小)2本食べた。
残りのバー2本を片付けて、お昼はOKとした。
おかげで、水分が残り少なかったが、リゾット用とコーヒー用の水が下山用に確保出来た。
|
 |
記念の3枚!
頼んだ方が3枚撮ってくれたので、繋げてみた。
|
 |
北側の展望。
|
 |
雲が面白かったので、1枚!
|
 |
縦走路途中のキャンプ場をズーム!
白髪避難小屋の所かな?
|
 |
46分の滞在、そろそろ下山に掛かります。
帰りは、途中からササ原部分を突っ切って、
三嶺ヒュッテに寄ってみる。
|
 |
ここで、手前の真っ暗な部分から、
腰までのササをかき分けて進む。
足元が全く見えないので、ちょっと気持ち悪い。
( ̄□ ̄;)
|
 |
更に、ガサガサ進む!
|
 |
この辺りは比較的、楽に進める。
|
 |
池が見えてきた。
|
 |
振り返って、右奥が山頂。
|
 |
三嶺ヒュッテに到着!
|
 |
中を拝見。
2階まであって、中々の作りだ。
|
 |
裏手にあるコブまで行ってみる。
|
 |
そこから、剣山、次郎笈方面の展望。
中央左下辺りが、名頃の登山口。
|
 |
振り返って、ヒュッテ越しの山頂方面。
←拡大!
|
 |
さて、ここから本当の下山かな...
|
 |
超急降する。
|
 |
急降が終わって、樹林帯に入ると、
ちょっと落ち着く。 (´_`)
|
 |
...
|
 |
ダケモミの丘。ちょっと休憩!
|
 |
ここからは、
往路で通らなかった尾根道(山道)を通る。
|
 |
...
|
 |
左下にちょっとした平地が見えるが、
あちらがコースの様だ。
このコース尾根が複雑な形をしていて、
テープを探して辿らないと、
コース採りが難しい。
|
 |
シカだ!
シカって、警戒なのか?好奇心なのか?
よくこっちを見つめるよな~
|
 |
あの開けたところが見えたら、すぐ先で、
|
 |
右手の林道に下りる。
|
 |
そしてすぐ先に林道山道の合流点。
ここでもちょっと休憩。
|
ここに親子(母娘)が二人、のんびり休憩してる...
先ほど追い抜いた親子(父息子)と家族かなと思ってたら、やはりそうだった。
(息子はかなりお疲れモードで、父親に急かされて、ちょっと可哀そうだった。)
私の休憩終わりと同時に、その家族が合流、私の後ろをついて来る恰好となった。
やはりこの先も、尾根が複雑な形をしていて、テープを探して辿らないと、コース採りが難しく、
時々立ち止まってテープを探していると、後続が追いついて来る。を繰り返し...
|
 |
ここで左手にテープが...
|
 |
左折する様に林道に導かれたので、
そのまま尾根を逸れて、林道歩きとなる。
|
多分、尾根沿いにもテープがあって、そちらが正解みたいでした。(親子たちはそちらへ...)
この林道が、直接左下の林道に繋がっていると思ったら、右へ左へくねくねし、
時にはアップダウンもいくつかあり、その内、こちらの道を採ったことを後悔させられる。 ( ̄д ̄;)
|
 |
林道歩き25分で、往路で通った林道が見えてきた。
あそこに下りて、右手に採りたいが、
ここの林道は、左へ向かってる。
ここを直降したいが、藪なのでちょっと...
|
 |
上記の林道へやっと下りてきた。 (´_`;) フ~
少し歩くと先ほどの親子が、100m程先にいる。
お互いのペースを考えると、
私は大分遠回りをした様だ! (^^;)
|
 |
程なく、駐車場まで戻ってきた。
|
 |
帰路、
この地区の名物「かかし」があちこちに...
|
実は、ダケモミの丘で、水分を切らしていた。
帰路、最初の自販機でジュースを購入、更に大分戻ってコンビニでジュースとお菓子を購入!
予定通り行けば、夕方までに丸亀まで戻り、丸亀城の本丸から夕景、夜景を見るはずだったが、
予定を大幅にオーバー、下山時、既に日の入り40分前。丸亀城は諦めた。(T_T)
(名頃→丸亀は、2時間以上。)
で、次の予定、丸亀城近くのお店で、讃岐うどんを食べようと思っていたが、
新型コロナのせいか、8時過ぎ、店は閉まっていた。(T_T)
更に次の予定、お風呂に入って帰ろう!
上記うどん屋から僅か5分の所、開いていた。やっと汗を流せる。(^_^)
風呂から上がって、併設の食堂が開いてればと思ったが、やっぱりやってない...
最後の手段、近くのコンビニに寄って、サーモン寿司を買い、車中(コンビニ駐車場)での夕食となった。(T_T)
食後、もう一度コンビニに入り、「大人なガリガリ君いちご」と100円コーヒーを買って帰途に就く。
新型コロナの影響で、高速の休日割引が無いので、深夜割引の0時以降退出を目指して、ゆっくり走る。
途中の某PAで1度休憩、翌0時半頃には帰宅した。
-・-・-
しかし、今回の三嶺は予想以上にバテバテだったな~
ここを、5時間かけて登る人って、他に居ないんじゃないかな?
2日連続での山行がこんなに辛いくらいに体力落ちてたなんて...
もう、テント泊で、翌日の行動なんて出来そうにないな~
それとも、ちゃんと体力作りをすれば、翌日に体力回復とかするのかな?
-・-・-
2009.8.22の三嶺はコチラ!
|