sack  東赤石山(ひがしあかいしやま) 1706.0m、西赤石山(にしあかいしやま) 1625.7m
場所愛媛県新居浜市別子山 権現越から東赤石山へ
権現越から東赤石山へ
雲海!
雲海!
登山日/天気2012年5月26日(土) 曇り 時々 晴れ
メンバー私、Hさん、Sさん、Aさん
マップルート図 床鍋登山口→権現岩→東赤石山→西赤石山→日浦登山口
 
 登山口 →東赤石山:4時間27分(小休憩6回、比高965m)
 
 東赤石山→物住頭 :1時間35分
 物住頭 →西赤石山:35分   (縦走計:2時間10分)
 西赤石山⇔兜岩  :往復約25分
 
 西赤石山→下山口 :2時間25分(小休憩2回、比高780m)
 
    歩行計    :9時間27分
    全工程    :10時間46分



赤石山3年目にして初のパーティー(4人)登山。
今年は床鍋から入山、権現山と権現岩の間の稜線に取り付き、長い縦走に...

前日夜9時20分に消灯、朝2時20分に起床、3時10分に広島東ICに集合、
山陽道~しまなみ街道~国道196号~今治小松自動車道~松山自動車道~いよ西条ICで降りる。
(話しに夢中で、福山西ICを行き過ぎてしまうが、福山東IC料金所前でUターン出来たので課金無しで戻る。)
少し国道を走って山間部へ、日浦登山口に自転車を置き床鍋登山口へ...
県道沿いに駐車し歩いて登山口へ、7時20分頃入山!

登山口
県道沿いに広い路肩があるので、そこに駐車し、
350m(比高40m)で鍋床の登山口です。
登山口
そこの案内板。
赤石山
入山してしばらくは植林帯を歩きます。
赤石山
各所にこんな橋が設置してあり、
歩き易くなってます。
赤石山
入山40分程で落葉樹帯となり、明るくなります。
渡渉
岩を伝って渡渉します。
釜
釜の跡の様です。
渡渉
入山1時間10分で、床鍋谷の沢を(橋で)渡渉します。

あれ! 地図ではこれを渡渉しないはず???
先ほど四電の巡視路の分岐があったが、
そちらが正解かな?
渡渉
上記下流方向。
鉄塔
鉄塔の明るい所で休憩です。
権現岩
そこから遥か向こうに権現岩が見えます。(ズーム)
赤石山
岩場の歩き難い所も...
鉄塔
次の鉄塔から東赤石山方面。
ツツジ
標高1350m付近、やっとツツジがちらほらと...
鉄塔
3つ目の鉄塔。
赤石山
権化岩~権現越~東赤石山の稜線。
本当は左の谷筋から権現越へ出る予定でしたが、
権化岩の右の方の稜線に出て、
権現越まで比高90mも下る事になります。
ミツバツツジ
ミツバツツジ(亜種)ですが、
アケボノツツジはまだ見ません。
スミレ
ツボスミレかな?
今年はこれがあちこちに大量に群生してました。
赤石山
稜線に出て左折、そして権現山を振り返ります。
権現山には寄りません。
床鍋谷
床鍋谷。
右の尾根の山肌から谷を跨いで、
左の尾根を登って来ました。
モミジイチゴ
モミジイチゴ。
いつも花が下を向いてるので、
なかなか顔を見せてくれません。
赤石山
東赤石山~物住頭~北の稜線。
スズシロソウ
スズシロソウ。かな?
権化岩
権化岩を上から...
赤石山
権現越~東赤石山の稜線。
手前から2つ目の峰が東赤石山山頂です。
権化岩
権化岩を横から...
権現越
権現越から北側の谷筋。
権現越
権化岩を振り返る。
赤石山
権化越から20分も歩くと赤石山荘分岐。
シャクナゲ
シャクナゲ。
シャクナゲ
これは開花中。
シャクナゲ
開花前。
シャクナゲってこんなになっていたのか...
ツツジ科でツツジの花に似ているけど、
蕾は全然違うんだな~
イシヅチザクラ
イシヅチザクラはほぼ全滅でしたが、
一輪だけ残ってました。
1cmくらいとかなり小振りです。
赤石山
途中左手に岩のテラスがあったので寄ってみる。
Sさん、Hさんも付いてきたが、
Aさんだけこの岩場に来ない!???
どうも極度の高所恐怖症の様です。
赤石山
そこから南の展望。
赤石山
こんな道無き道を登って行く所もあります。
キバナノコマノツメ
キバナノコマノツメ。
アケボノツツジ
アケボノツツジはもう終わりかな...
東赤石山
手前の峰辺りから東赤石山を望む。
雲海
北側の展望。
海の上は霧がかかっていて雲海になってます。
ヽ(*´▽`)/
赤石山
振り返って、権現山、エビラ山、二ツ岳。
アケボノツツジ
山頂近くになって、何とか残っている
アケボノツツジがちらほらと...
東赤石山
山頂間近!
中央奥が山頂三角点です。
ユキワリソウ
ユキワリソウ。
一昨年は一ヶ所だけでしたが、
今年はあちこちで見ます。
東赤石山
山頂(東赤石山)到着!
と言ってもここは三角点で、
奥の樹林帯を抜けると、
一般的に山頂と呼ばれる所があります。
ここまで3時間半の予定が、
予定より遠回りして、権現越からここまでも意外に悪路で、4時間半も...

アケボノツツジ
山頂近くには幾分アケボノツツジが残っています。
雲海
やはり海側は雲海です。
ヽ(*´▽`)/
左端は東赤石山山頂、右端はエビラ山、二ツ岳のパノラマ。
赤石山
東赤石山
三角点前で記念の1枚!
東赤石山
一旦、権現山、エビラ山、二ツ岳を振り返って、
山頂方面へ...
アケボノツツジ
山頂のアケボノツツジはこれだけ残ってます。
東赤石山
これから向かう縦走路...
のはずが...
石鎚山
上記左奥の石鎚山(中央奥)をアップ!
赤石山
東赤石山と八巻山の鞍部。
ここまで予定外の体力を使ったので、岩陵歩きをパスして赤石山荘経由で西赤石へ...
しかし、元気なHさんだけ私の勧めで八巻山へ...

シロモジ
シロモジ。
八巻山
稜線下の平行道から八巻山を見上げる。
おやっ!
赤石山
Hさんが下って来る。(ズーム)
石室越で合流のはずだが...
赤石山
ここで左は瀬場谷、直進して赤石山荘へ...
赤石山荘
Hさんと合流直後、赤石山荘に到着!
赤石山
赤石山荘から稜線(石室越)までは400m程ですが、
岩場で比高100mはあるのでそこそこ堪えます。
石室越
石室越。
右上から稜線の道が合流して来ます。
オオカメノキ
オオカメノキ。
アケボノツツジ
今日イチのアケボノツツジでしょうか。
西赤石山
目指す西赤石山が見えて来ました。
シロモジ
シロモジ。
前赤石
いつもの前赤石の巻き道。
前赤石
皆、難無く通過ですが、
Aさんだけ手とお尻を最大限に活用し、
這うように、いや這って通過です。
キバナノコマノツメ
この辺りはキバナノコマノツメが多い様です。
ツツジ
ツツジの道。
ツツジ
アップ!
物住頭
物住頭到着!
倒れ込む様に休憩です。
物住頭
前赤石を振り返る。
物住頭
昨日の雨のせいか、止まると(動いていてもだが)
虫がたかって来るので、早々に移動開始。

西赤石山はもうすぐそこ!
ツガザクラ
物住頭を過ぎると、ツガザクラが多く見られる。
ツガザクラ
ここは大群生。
イワキンバイ
イワキンバイ。
アカモノ
アカモノがあちこちに群生してますが、
やっと花を見つけました。
西赤石山
西赤石山到着!
午後3時前ですが、人っ子一人いません。
(時期を外したせいか? 時間が遅いせいか?)
海面に薄く霧がかかり、海の島がそのまま霧の島に... 幻想的です。
西赤石山
西赤石山
上記左の方をアップ!
兜岩
期待薄ですが、とりあえず今年も兜岩へ...
全く咲いていない! ( ̄□ ̄;)

↓昨年はこんな感じ。
アケボノツツジ
兜岩
山頂近辺をアップ!
数株咲いているだけです。
兜岩
振り返ると霧の海。(山頂からも見えたが...)
これから何の感動も残さず、比高130mの急登を山頂まで登り返します。

西赤石山
山頂から西側をアップ!
右奥が石鎚山、その左が瓶ヶ森、西黒森。
西赤石山
下山前に記念の1枚!
オオカメノキ
オオカメノキとツツジがいい感じです。
ミツバツツジ
アケボノツツジは終わってますが、
ミツバツツジはまだまだです。
アカモノ
アカモノ。
ツガザクラ
ツガザクラの保護地にて...
ツガザクラ
アップ!
そこからの展望。奥に「しまなみ」が見えます。
赤石山
赤石山
ツガザクラ群生。

保護地の柵の中より、
外の方が多く見られます。
銅山越
銅山越。
稜線歩きはここまでです。
グミ
グミの花ですが、何グミかな?
銅山跡
銅山跡の沢沿いに下ります。
銅山跡
...
銅山跡
...
ヒメウツギ
いつも下山直前に迎えてくれるヒメウツギ。
赤石山
日浦登山口にて、
赤石山系の案内板。
赤石山
同じく、
別子銅山跡の案内板。

これから床鍋まで、
自転車で車を取りに行って来ま~す。
手持ちの資料や国土地理院の地図では、床鍋から権現越まで一本道のはずでしたが、
気が付けば渡るはずの無い沢を渡り、東の尾根に逸れて行く...
それでもいつか谷筋に戻り、権現越に着くと信じて(期待して)ましたが、結局比高90mも余分に登る事に...

東赤石山までの稜線は低木帯も樹林帯も藪漕ぎが多く、テンション↓↓↓、
それでも山頂近くになると岩場が増えて、逆にテンション↑↑↑でした。

東赤石山までで余計な体力を使ったので、東赤石山から石室越までは疲れる岩稜歩きを避け、
稜線下の赤石山荘通過ルートを採ってみましたが、予想よりは幾分きつかったかな...
体力のあるHさんには岩稜ルート(石室越まで)を勧めたのですが、何故か八巻山から赤石山荘に下りてきました。
リタイヤかと思いましたが、本人はそのつもりが無く、何かへ理屈を言ってた様な...

東赤石山付近の岩場でAさんの極度の高所恐怖症が発覚!
前赤石の巻き道でその実力を十分に発揮して、皆を楽しませて(笑わせて?)くれました。

少しは残っているかと思った兜岩からのアケボノツツジは全く無く、残念! ( ̄д ̄;)
下山はツガザクラとアカモノを楽しみながら、銅山の見慣れた風景を横目にひたすら歩く。
ダイヤモンド水の所から一人一足先に下山して、18時過ぎに自転車で床鍋まで車を取りに...
日浦登山口まで帰ってくると、みんな一休み。お疲れ様でした。 (´_`;)








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 参考資料: 山と溪谷社「伯耆大山・石鎚山・剣山」